11月のデコぬりえ®のタイトルは、「おとりさま」でした。昭和20~30年当時は子どもでもおとりさまに行くのが、楽しみだったのでしょう。お洒落な服を着て、熊手を持っている少女が描かれています。ぬりえ美術館の近くは、浅草の鷲神社ですが、今でも大変な賑わいです。
福を呼び込む熊手ですから、思い切り福にご縁のあるものをデコレーションしていますよ。
yun先生の作品
先生の作品は、鷲神社に行き小さい熊手を買われて、その熊手を持っています。もちろんその熊手に緑や青のラインストーンなんかをつけて、キラキラさせています。
台紙にはお目出度い鯛や青海波などが描かれています。その上に七福神や梅の花、扇など目出度いシールを貼っています。
太田さんの作品
初参加の太田さんの作品です。
洋服の色合い(ピンク~パープル)とリボンとの配色、台紙にデコするものがラインストーンをメインにする等とても纏りがあって、素晴らしい出来栄えです。
千葉さんの作品
赤がお好きな千葉さんは、ジャケット、スカート、リボンなどに赤を使い、熊手にもお目出度い赤い鯛やが沢山使われています。
富塚さんの作品
ジャケットの市松の多色使いが大変上手な富塚さんの作品です。ジャケットに靴に配色がとてもお洒落で、華やかです。お花をメインに背景などのデコレーションを纏めています。
斉藤さんの作品
顔(特に目)やヘアスタイルもオリジナルに描いている斉藤さんの作品です。コートのオレンジの襟、縁取りが冬らしくてお洒落ですね。銀色のタイツも素敵です。
ひさよさんの作品
パープルを使ったシックな少女。髪のリボンが大きくて素敵。台紙の鯛、青海波、梅の花を生かして、デコも大人しい作品です。
館長の作品
今回洋服にレースなどを使えなかった分、背景にお目出度いものをこれでもかというくらいにデコレーションしてみました。熊手には鯛、打ち出の小槌、徳利、富士山などをつけてみました。これで来年は福が沢山くるといいですね。
来月もどうぞお楽しみに。