『海外ぬりえ』 研究室 No.23 今月は、 エジプト編です。
エジプトのぬりえをご紹介いたしますが、エジプトらしいぬりえと一般的なぬりえを選んでご紹介いたします。
エジプトの様々な神様が描かれたぬりえ本です。表紙には太陽神が描かれています。上下、または左右に色見本が描かれていますので、それを見ながらぬりえをすることができます。
太陽神のほか、創造神のKhum(クヌム)、軍神であり狩猟の女神であるNeit(ネイト)など、エジプト神話の神様たちが描かれています。子どもたちは、このぬりえをしながら、自国の伝統的な神様を覚えていくのでしょう。
紀元前5000年~3150年の岩や記念の石柱や石碑に描かれた動物や鳥たちのぬりえ本です。当時動物がどのようない捉えられていたかがわかります。
数字を覚えるためのぬりえ本です。1には一匹の動物、2には二羽の蝶々など、数字と同じ数の動物や鳥、物が描かれています。同じ系列の本に、アルファベットを覚えるぬりえ本も出版されています。
②と③には、色見本はついていません。
大人も子どもも、気軽にぬりえを通じてで、エジプトのことを学ぶことができますね。
「はなよめさま」
年 代 : 昭和30年代
作 者 : きいち
寄贈者: 明石弘子氏
素敵なはなよめさまになることは、当時の少女たちの一番の憧れだったのでしょう。
その憂いを帯びたお顔からは、単に嬉しさや期待だけでなく、少しだけ不安が入り混じった気持ちが伝わってくるような感慨深い1枚ですね。
ぬりえ美術館マスコミ情報
●東京新聞にて第4回ぬりえコンテストが 開催されます。
●中日新聞社発行読者向け情報誌 「Clife(シーライフ)」11月号 (10月中旬発行)で紹介されます。