東京都荒川区町屋 土日曜のみ開館
開館時間:(3月~10月)12:00~18:00 (11月~2月)11:00~17:00

ぬりえ美術館

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1月の美術館便り

新年明けましておめでとうございます。
今年は三が日大変いい天気で、今年はかいいことがありそうな明るい年明けでした。
どなた様にとっても、幸せな年でありますよう、お祈りしています。


昨年10周年を迎えまして、今年は11年目に入りました。次の10年に向けての最初の年となります。そこで、毎月館内に入った入り口部分に「エントランス展示コーナー」がありますが、その展示の1月では、"毎日がワクワクしていた日々」をテーマに、きいちのぬりえを選んで展示しています。
子ども時代を思い出してください。一日がアッという間に過ぎて、毎日が楽しくて仕方なかったと思いませんか。大人になると、いろいろ考えることが多くて、一日が重くなってしまううようなことも増えてきて、いつの間にかワクワク感というものを忘れがちになっているのではないかと思います。
そこで、子どもの頃に戻って、まずワクワクした気分を思い出して、今年一年をワクワクした気分で過ごすことができるように、ワクワク気分のぬりえを展示してみました。


「一年の計は元旦にあり」と言いますが、お正月ですから、今年の計画を立てる場合に、初心に戻ってみるということも、一つの方法ではないかと思います。子どものころ何をしたかったのかとか、何が好きだったか、その時点にもどってみて、何かを始めてみる、計画してみるということもあるのではないかと思います。 自分の好きなことなら、継続してできるものです。好きなことなら、心も温かくなって、気分よく続けることができるものです。どうかそんなことも頭において、今年をどのように過ごそうかと考えてみてはいかがでしょうか。


さて、ぬりえ美術館の今年の1年は、12日(土)に締め切りになりますが、第三回東京新聞ぬりえコンテストを開催しています。東京新聞ならびにぬりえ美術館のHPをご覧になり、ご応募してください。このコンテストの優秀作品は2月の1ヶ月間、ぬりえ美術館に展示されます。
3月から5月までの開催の春の企画展では、「少女の憧れワールド」と題しまして、昭和20~30年代の少女はどんなものに憧れていたのか、ご紹介していきます。
8月から10月まで開催の秋の企画展では、戦前から昭和30年代までの「きいちのぬりえの変遷」と題しまして、同じように見えるぬりえの中にも変化が見えますので、その変遷の様子をご紹介して参ります。


今年もきいちのぬりえで、皆様のこころをワクワクさせたいと思っています。
今年もぬりえ美術館をよろしくお願いいたします。(館)

Posted: Nurie : 13年01月04日 | 美術館だより

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