新年明けましておめでとうございます。皆様のご多幸をお祈り申し上げます。
ぬりえ美術館は、開館11年目に入りました。毎年海外で"ぬりえ調査"をしていますが、今年はスペインで実施する予定です。子どもたちがどのようにぬりえをしているのか、調査をします。とても楽しみです。
皆様の新年の計画はどのようなものでしょうか。必ず実現できるといいですね。
ぬりえのこころ -今月の一枚-
館内に入ってスグ目に留まるぬりえは、その時々の季節のものや テーマを設けて月毎に展示しています。こ
のコーナーでは、月替わりのエントランスのぬりえから1枚を選んでご紹介します。
タイトル:ぴよぴよひよこさん
作 者:きいち
年 代:昭和30年代
1月のエントランスは、子どものころのわくわく楽しかった生活をテーマにしたぬりえを展示しています。
子どものころは、どうしてあんなに毎日が楽しく、早く過ぎ去っていったのでしょう。何をしてもワクワクしていたような気がします。
今月のエントランスには、遊びのぬりえも紹介していますが、遊び以外にも楽しかった子どものころの生活に関するぬりえを展示しています。
今、犬や猫のペットが人気ですが、私が子ども頃には犬、猫以外にもうさぎを飼ったり、ひよこなどを飼ったりしていました。埼玉の田舎でしたので、とり小屋があり鶏を飼っていました。鶏のえさなどは大人の仕事でしたので、手伝いはしませんでしたが、うさぎを飼いたいと頼んだときには、自分の仕事として、朝学校に行く前に雑草を刈ってきて、えさをあげてから学校に出かけたものです。
ひよこは縁日とか市で、愛玩用として売られていました。ひよこは小さくて、毛がフワフワしていますので、とても可愛いので、つい「買って!」とおねだりして、買ってもらいました。ところがひよこはとても弱いので、すぐに死んでしまうのが、残念でした。それでも、又次の機会には買ってもらってしまうのですが。
色のついたひよこの記憶がありましたので、ネットで検索をしてみたところ、やはりひよこを沢山買ってもらう手段として、カラーひよこがいたことがわかりました。最近では見ない光景ですが、楽しい思い出の一つです。(館)