東久留米市幸町デイサービスセンターから、デコぬりえ®作品の写真が送られてきました。素晴らしい出来栄えの作品ですので、作られた方々の了解を得て、ご紹介いたします。
デコぬりえ®をするきっかけは、NHK Eテレの「団塊スタイル」でぬりえ美術館のデコぬりえ®を見たことだったそうです。デイサービスをご利用する方々も興味を惹かれるだろう思い、皆様と作られたそうです。
作品と共に、作られた方々の写真も送っていただきました。皆様とても楽しいそうですし、嬉しそうなお顔をして、写っています。男性の方もいらっしゃいました。平均年齢は86歳の方だそうですが、チャレンジする若々しい精神をお持ちですね。
作品を飾るために額もご自分たちで、作っています。その額は、なんとお菓子などの入っていた紙箱で作られていました。素晴らしいアイデアですね。
では、作品をご覧ください。
「うめのはな」
着物を知っている方がデコしていますね。かのこ絞りや赤い生地が貼られています。帯や羽織の紐も大変よく出来ています。
「こうばい」
日本髪の飾りの”てがら”簪のピラピラ部分も何を使われたのでしょうか。上手に演出しています。着物の襟部分や帯揚げなど、丁寧に作っています。大きな梅の花も生地が使われていて、素敵です。
「パーマをかけて」
髪の毛は、もしかしたら”かつら”の髪でしょうか?芸術は爆発だ!ではありませんが、本当に素晴らしいアイデアに脱帽です。
デコぬりえ®に挑戦する際、初めは戸惑っていらっしゃたそうですが、少しずつ出来上がっていく作品を愛おしそうに眺められて、「こんなおしゃれが出来なかった時代の少女の憧れよね」と語っていらっしゃるのは、とても良い時間だったのではと写真を送ってくださったご担当者の方の感想でした。
東久留米市幸町デイサービスセンターの鈴木様、写真とお手紙をお送りくださいまして、大変有り難うございました。(館)