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8月の美術館ニュース

連日暑い日がつづいていますが、夏の日差しを避けて、木陰の涼しげな場所を探してベランダで育てたミントティーを入れて飲んでいます。ミントティーの淡い黄緑色の色合いが、目に爽やかで、飲めば体からクールになります。
皆様はどのように涼しい生活をされていますか?


タイトル:とんぼおい
作  者:きいち
年  代:昭和30年代
寄贈者: 阿部俊子様
8月のエントランスは、海や山の行楽がテーマのぬりえの展示でございます。
先月の初旬に鎌倉散策をしてきました。鎌倉では紫陽花が有名ですが、長谷寺で最後の紫陽花を見ることができました。
梅雨の時期から初夏へ季節が変わる頃でしたが、鶴岡八幡宮の蓮池ではピンクや白の蓮の花の上をとんぼが飛んでいました。
「とんぼおい」。昭和30年代、夏になればまるで風物詩といわんばかりに、子どもたちが取り網をもって遊んでいたものです。男の子ばかりでなく、私も上手ではありませんでしたが、蝶やとんぼ、蝉等を捕まえていました。昭和30年代の初めの頃は「玉虫」のような美しい虫が家の近所で簡単に採ることができましたし、蛍も沢山飛んでいたものです。
蛍は一時見られなくなっていましたが、最近では、自然保護の流れから、河川の浄化をするなど、自治体などが取り組んでまた蛍が住む河川などが増えてきていることは嬉しい話です。
6月末に新潟の十日町で本当に何十年ぶりかで、自然の中の蛍を見ることができました。数はそれほど多くありませんでしたが、優雅にフワリ、フワリと飛ぶ姿に見惚れてしまいました。
ぬりえ美術館の近所には、都立尾久の原公園があり、ここはトンボ公園としても有名です。
都心では珍しくなったシオカラトンボや、その他にも約30種のトンボが生息しているそうです。
どうぞ都立尾久の原公園にも足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。(館)

■新グッズ ご紹介
『きいち暦』 できました
   
   
1日から31日までの日数が印刷されている通年カレンダーです。年度や曜日に関係なく、ずっとお使いいただけます。
卓上としても、また壁にかけてもお使いいただけるデザインになっています。
5日ごとのページは袋ぬりえで売られていた当時のままのカラーできいちの色合いが楽しめますし、白黒の日にはぬりえとしてもお使いいただけるカレンダーです。
毎日、きいちの世界が楽しめます。お部屋にひとついかがでしょうか?

美術館近隣 8月イベント情報
『圓朝まつり』
日時:2010年8月8日(日) 
場所:谷中全生庵(東京都台東区谷中5の4の7)
    東京メトロ千代田線 千駄木駅1番出口 徒歩5分
三遊亭圓朝法要・落語協会会員物故者回向・扇子お焚き上げ供養
芸人屋台出店(飲食店あり)・奉納落語会(有料)・ゴミ隊パフォーマンス
主催:社団法人落語協会

『親子でJAZZコンサート(無料)』
開催期間 2010/08/28 開催地 ムーブ町屋ムーブホール
イベント内容 ※入場整理券を事前に配布します
【時間】午後3時30分開演(開場は午後3時)
【出演】奥田”スインギー英人”&ザ・ブルースカイカルテット
連絡先 ACC(財団法人荒川区地域振興公社) 電話3802-7111 FAX3802-7117

『勾玉づくり』
石を削り磨いて、勾玉を作ります。
日付:1回目 8月4日(水) 2回目 8月8日(日)
会場:荒川ふるさと文化館
時間:午前9時から午後2時まで
参加費:500円 対象:小学4年生から中学生まで(親子参加も可)
定員:各回20名(申込み順)
※8月4日(水)については定員を超えたため、締め切りました。

今月のエントランス

「ぼーと」  昭和30年代 作者:きいち
夏の行楽期も真っ只中。今年の夏休みは山と海どちらへお出かけになられますか?
あるいは、湖や近郊の池へ足を運び、久しぶりにボートで水辺に散歩へ出かけるのはいかがでしょう。
ゆったりとした時間を過ごすうち、暑さも忘れて楽しい思い出がまた一つ増えることでしょう。

【展示室のご案内】
8~10月は企画展となっております。
昭和40年代のぬりえを展示しております。キャラクターぬりえ、ファッションぬりえ等が出てきました。
ぬりえ体験コーナーもございます。
どうぞ、ごゆっくりとお楽しみください。

投稿者:Nurie |投稿日:10/08/03 (火)

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