« T・N☆さんの「おふりそでではねつき」 | メイン | 7月のサロン活動のご案内 »

7月の美術館ニュース

夏の時期、気持ちよく過ごしたいですね。エコを意識して、クーラーの設定温度をすこしゆるめにしたり、打ち水をしてみたり、水盤に水草をいれてみたりなどなど、ご自身のアイデアで昨年と変えてみるのもいいかも知れませんね。

ぬりえのこころ -今月の一枚-
館内に入ってスグ目に留まるぬりえは、その時々の季節のものや  テーマを設けて月毎に展示しています。このコーナーでは、月替わりのエントランスのぬりえから1枚を選んでご紹介します。


タイトル:メダカスクイ
作  者:ヒデオ
年  代:昭和10年代

今年のエントランスは昭和10年代のぬりえを展示しています。
7月のエントランスは、昔の生活や働く少女がテーマの展示でございます。

夏になって、水が恋しい季節です。子どもにとってはなお更でしょう。
今月のぬりえは、めだかすくいをしている少女たちのぬりえです。小さいメダカを網ではなく、竹かごで獲ろうとしているようです。これは絵ですから、竹かごの目は粗いようですが、実際にはもっと目の細かいもので獲ったことでしょう。メダカはすばしっこいので、水の中をあっちにいったり、こっちにいったりしで、楽しい水遊びに1日だっと思います。
メダカといいますと、私は童謡の「めだかの学校」をすぐに思い出します。「めだかの学校」は、1950年(昭和25年)に作詞:茶木滋、作曲:中田喜直によって作られ、1951年(昭和26年)3月、NHKのラジオ番組「幼児の時間」のコーナー「歌のおけいこ」で発表され、1951年4月、NHKのラジオ番組「うたのおばさん」で安西愛子が歌い、安西の歌唱によるレコードも発売されたそうです。1954年(昭和29年)には文部省芸術選奨文部大臣賞を受賞するほどの人気の歌になったそうです。
メダカも自然の中で見つけることはむずかしくなりましたが、荒川区自然公園では、今頃の時期になりますとオオムラサキとカブトムシが放し飼いにされ、餌を食べる姿や、ゲージ内を羽ばたく姿を自由に観察できます。オオムラサキの美しい姿を見学なさってはいかがでしょうか?(館)
■場所: 区立荒川自然公園(荒川区荒川8-25-3) 
■お問い合わせ先 : 荒川自然公園 電話番号03(3803)4042

荒川自然公園「ホタル鑑賞の夕べ」
7月17日(金)、18日(土)の二日間、荒川自然公園で「ホタル鑑賞の夕べ」というイベントが開かれ、
「荒川区ホタルを育てる会」によって放流されたホタルを観賞することができます。
荒川自然公園は、約五万七千平方メートルの広さを誇る荒川区立の区内最大の公園。下水道局三河処理場上の人口地盤に設けられました。公園は白鳥の池を中心とする緑と水辺の景観にあふれた南側と、プールや野球場のある北側の2つのエリアに分かれ、のんびりと散策することができます。
ホタルの鑑賞会は南側エリアの水辺の広場にて開催されます。料金は無料で、定員は各日1000人。
参加は抽選のため、事前予約が必要です。
応募は往復はがきに希望日、代表者(18歳以上)の住所・氏名・電話番号・これまでの参加回数・参加
者全員の氏名・年齢(返信面に代表者の住所・年齢)を明記し、
〒116-0001荒川区町屋2-11ー16 第四峡田小学校内荒川区ホタルを育てる会事務局へ。
(6月21日(日)~7月1日(水)の消印有効。1枚のはがきで5人まで。重複の申し込み、記載漏れは無効)
詳しくはこちらもどうぞ
 http://www.enjoytokyo.jp/OD004Detail.html?EVENT_ID=252405(レッツエンジョイ東京)

区民が選んだ荒川のおすすめ土産
今月は、荒川のおすすめのおみやげを紹介します。
ひとつめは、竹隆庵岡埜町屋店(町屋2-17-2)の「ゆうゆう都電・都電小町」。都電のかたちをした和菓子で、子どもたちにも大人気だそうです。町屋店限定販売。都電でぬりえ美術館にお越しの際は、ぜひどうぞ。
もうひとつは、博多屋(荒川7-50-9)の今川焼。北海道産の小豆を使った自家製のあんこが自慢の今川焼は、普通の今川焼よりひとまわり大きいので得をした気分になります。
荒川へお越しの際は、こんなおみやげをいかがですか。
荒川区のホームページでも紹介されています。
 http://www.tokyo-arakawa.com/osusume_no1/index.html(荒川のおすすめ品 区民が選んだおみやげ編)


今月のエントランス
「山の少女」 作者:フジヲ

大量の薪を背中に背負いながら山道を下る少女。薪を拾った帰りでしょう、空になった弁当を片手に犬を気遣いながら歩いています。重い荷物を背負いながらもどこか楽しそうな彼女の表情は愛らしく、足取りも軽やかです。
このぬりえには日本人の持つ生来の勤勉さや仕事を楽しむという気質が見え隠れしています。

ぬりえ美術館 『メディア情報」
●6月27日(土)毎日放送をキーステーションにTBS系列「知っとこ!」にて、紹介されました。

【展示室のご案内】
6~7月は、夏模様のぬりえを展示しております。ぬりえの体験コーナーもありますので、お楽しみください。

投稿者:Nurie |投稿日:09/07/05 (日)

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
/1013

コメント

コメントしてください



(アドレスは非公開です)


今後の投稿のためにアドレスなどを保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)