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パリ5区Ecole Matennelle の幼稚園見学


幼稚園のお隣は国立植物園の緑が広がり、園内には、16世紀からの建物の中に恐竜や鯨の標本などが展示されている自然史博物館がある。環境には恵まれた場所にある。
創立120年の由緒ある幼稚園。
月謝は無料(フランスは、公立校は幼稚園から中学校まで義務教育の月謝は無料)
園児は188人。


園長先生は様々な画材の使い分けをぬりえをしながら子供たちに教えた。絵はアメリカインディアンの少女。
1.線にそってはみ出さないようにクレヨンで塗る。緑色の服。
2.髪の色は茶色(クレヨン)
3.顔 口紅を塗るように、輪郭にそって塗る。(クレヨン)
4.インディアンの髪についている羽 をぬる。(クレヨン)
そこで右から塗る子には、左から右に塗るように注意。クレヨンの持ち方が違う子どもにも
正しい持ち方を教えている。
5.スカートの柄は、先の細いフェルトペンで描く。
6.地面を塗るときには、広い範囲なのでクレヨンを少し横に寝かせて紙に塗っていく。
フランスでは、幼稚園の教育プログラムの中に入っているため、ぬりえをどのように教えるか、ぬりえをつかってどのようなことができるのか教材などが研究されていて、素晴らしい。そして、この幼稚園のレベルも大変高い。

   
年中のクラスの絵
・日間くらいかけて仕上げるもので、縁取りをして、中をぬり、
仕上げるという。これは水彩をつかっている。大変高度な絵のテクニックだと思うが、色鮮やかにまるでピカソやミロの絵のように上手に描いている。
・子どもたちは体の部位の絵を線で表しがちであるので、自分の腕を紙の上において、縁取りをして、その中をぬらせることにより、腕には厚みがあることを学ばせるために、描いた絵。
   
様々な教材を使って絵を学ばせている。
模写やパズルのように分断された絵

投稿者:Nurie |投稿日:08/10/06 (月)

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コメント

凄いことになってますね??(^0^)♪
頑張ってきてください!

投稿者 yun : 2008年10月10日 01:14

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