« 石山ナナさんの「チューリップのようなドレス」 | メイン | JAFメイト誌に掲載の電話番号の訂正のお願い »

川崎大師にぬりえ出現!


川崎大師は毎年大勢の初詣の人が訪れます。今年は3番目、287万人もの初詣の方が訪れたそうです。

その川崎大師の本堂の柱に、びっくりすることに、カラーの色も鮮やかに「ぬりえ彩色仏画」と書かれていたのです。お寺様にぬりえが現れたのです。

日本でも3位になるほどの川崎大師様のこと、さすがに世の中の変化、動き(時流)をご存知でした。

写経のように、古くから写仏というものもありますが、なぜ「ぬりえ」なのでしょうか。
川崎大師でも、毎年救世観写仏会をされているそうです。とこらが写仏は筆を使って描くのだそうです。筆、鉛筆さえも使わない現代、筆での写仏はなかなかむ難しいものではあります。
そこで、今はぬりえがブームになっていることに注目をされて、ぬりえの仏画が生まれたのだそうです。
ぬりえであれば、子どもから大人まで幅広くご信徒の方が親しめ、又画材も色鉛筆、絵の具など自由であり、多くの方々に仏様を身近に感じていいただけるというものですネ。

この「ぬりえ彩色仏画」の目的ですが、平成19年に開創880年を迎えるに当たり、記念事業として平成20年11月に薬師殿を開設することになったそうです。その薬師殿には、薬師如来とその眷属である十二神将を奉祀されるそうですが、その十二神将のお姿は、極彩色に彩られており、夫々が干支に配当されその守護神となっているそうです。
このことから、「ぬりえ彩色仏画」を平成19年11月から、干支の順に付録として「川崎大師だより」につけるとともに、ご信徒の方々に1枚、百円で頒布されているそうです。

「ぬりえ彩色仏画」は、お願いを込めて彩色した後、川崎大師にお納めしていただくことになっているそうです。


私が子どもの頃には、お寺にいきますとお釈迦様の絵本などがあったものです。最近そのようなものをみかけなくなりましたが、小さい子どもさんにとっては、仏様、お寺、仏教に馴染むために、ぬりえを通じてするということはとても良いものではないでしょうか。
塗るという時間の中で、その仏様の意味を覚えたり、形を覚えたり、必ずや子ども心にも記憶に残っていくものでなないかと考えます。

川崎大師以外の神社仏閣は、まだぬりえをしていないと思いますが、これが知られることになりますと、追随してくる神社仏閣があるかもしれません。今後に期待したいと思います。

尚、この件を川崎大師にお問い合わせをしてみた際、非常に親切にお電話で応対をしていただき、さらに郵便でも回答書を送っていただきました。
お礼に訪問をしましたところお、忙しいにも関わらず、面会してくださいまして、大変丁寧な応対をしていただきました。大変ありがとうございました。

投稿者:Nurie |投稿日:08/01/21 (月)

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
/662

コメント

コメントしてください



(アドレスは非公開です)


今後の投稿のためにアドレスなどを保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)