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オープニングセレモニー 11月11日(日)


今回の会場の国際交流センター
15時からの開催のために13時から、小雨降るなかをダンスをする子ども達。コーラスをする人びとなどが三々五々集まってきます。


この日のために、独日協会のメンバーは着物をきて、コーラスを披露。準備を見ていてびっくりしたのは、ドイツ人が着物を着せてあげている姿であった。写真はドイツ人がドイツ人に着付けをしているものですが、日本人にドイツ人が着付けている姿は、さすが独日協会であると関心してしまいました。


セレモニーは、コーラスから開始。「紅葉」「村祭り」の2曲を披露。紋付袴で指揮をされ、またコーラスの先生をされているのは、カールスルーエの音楽大学で声楽を教えているという有田先生ですので、本格的なコーラスでした。


次に国際交流センターのカプラーさんからの開会の挨拶。高いテーブルによりかかってのラフな形での挨拶が決まっていました。


会場には、ドイツの方と結婚された方、またそのかたがたのおじいさんやおばあさん、カールスルーエに住む日本の方、日本ファンのドイツの方など、100人以上のかたがたが集い、日本のぬりえ展の開催を待ち、日本的な式典を楽しまれていました。


今回は国際交流センターと独日協会、ぬりえ美術館3者による共催であるので、カールスルーエの独日協会の会長の松島さんが挨拶。開催に至る経緯、ぬりえ美術館の紹介をし、ドイツのぬりえを会場でプレゼントしてくだいました。


その後、日本語教室の子どもたちの「かごめかごめ」や「はないちもんめ」に子どもたちの大きな声と笑い声がこだました。子供たちも浴衣やじんべい、祭りの法被など、着物姿である。海外で日本の伝統を受け継いでいくのは大変なことであると思うが、日本の伝統を意識して守っている姿は素晴らしいと思いました。

今日のセレモニーのメインは、筆者の講演「ぬりえ文化 その歴史的背景」でした。スライドごとに
ドイツ語の通訳をいれていただき、日本語とドイツ語で講演をさせていただきました。多くの方にご清聴していただきました。
講演後には、「ぬりえの歴史を初めて知りました」ときいちで遊んだ日本のかたがたから声がかかりました。わざわざ私のところまで質問をされにきたドイツ人夫妻は、「建物が映っていましたが、これは公共てきなものか、プライベートのものか」と質問されました。「個人でしているものです」と答えると「このような活動を個人にされていることに、尊敬をします」と感激されていました。


セレモニーを祝って、有馬先生と同じく音楽大学で声楽を学んでいる女性と二人の合唱で、日本の春夏秋冬の歌を4曲、素晴らしい声で歌ってセレモニーを飾りました。


最後に独日協会の松島さんが、参加者を持て成すためにお寿司が振舞われましたが、その海苔巻きの寿司を作ってくれた方を労い皆様に紹介されました。

セレモニー終了後は、お寿司とシャンペン、オレンジジュース、ケーキなどを全員で楽しみ、ぬりえもゆっくり見学していただきました。
お腹が一杯になると、きいちのぬりえを塗ってコンテスト用のボックスにいれている子ども達や家に持ち帰りゆっくり塗るのだと喜んでぬりえを手にしていました。

投稿者:Nurie |投稿日:07/11/12 (月)

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コメント

Dear Mrs. Kaneko,

my wife and me (she is a singer in the DJG-chorus) were very pleased to
meet you yesterday and to learn from you about the Nurie-Art. It was
very interesting for us to understand this aspect of the cultural
relationship between Japan and Europe. Thank you very much for coming to
Karlsruhe!

投稿者 LeBong : 2007年11月15日 22:57

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