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8月の美術館ニュース

 今年も暑い夏がやってきます。熱中症にならないように、室内にいてもお水を取るなど気をつけてお過ごしください。
館内に入ってスグ目に留まるぬりえは、その時々に合った季節のものやテーマを儲けて月毎に展示しています。 このコーナーでは、月替わりのぬりえから1枚を選んでご紹介します。

タイトル:あたしににあう
作  者:きいち
年  代:昭和30年代

 今年も各地で花火大会が賑やかに開催されることでしょう。東京でも 隅田川の花火大会(7月28日)を筆頭に、8月に開催されるものは、江東花火大会(8月1日)、いたばし花火たいかい、江戸川区花火大会(8月4日)、東京湾大華火祭り(8月11日)、神宮外苑花火大会(8月16日)と続き、それぞれの地区が特長を凝らして開催されます。
 そんなお祭りに、若者たちが浴衣を着るようになりました。私の知人の男子大学生も花火大会には浴衣をきて見物にでかけると言っております。浴衣であれば、気軽に、しかもカジュアルな感じで着物を着ることができるので、初心者の若い方にも、いいのでしょう。
 花火に、納涼にと、浴衣姿を見るのは、夏の蒸し暑さの中に、清涼な風が吹くようで、見ていても気持ちがすっきりする感じがいたします。
 日本的なものが、海外では大変なブームになっています。車、カメラ、化粧品、和食、酒、マンガ・アニメ等など。各商品が受ける理由は様々あると思いますが、その商品が生まれた根底には日本人の心があると思います。外国の人にはない、日本人の持つ意識、感覚だけれど、その異質なところから生まれたものが、海外では自分たちには無い、魅力的なものとして受け取られているのではないでしょうか。
 着物は日本の代表的な民族衣装として定着していると思いますが、これからは季節により日本人が着物を変え、夏には浴衣というカジュアルな着物があるということを知ってもらえると、海外でも浴衣が広まっていき、着物をより簡単に楽しんでもらえるのではないかと、花火大会に集まる若者の着物姿を見ながら思いました。(館)


第2回JOMO全国ぬりえコンテスト
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今年もJOMO夏休み全国ぬりえコンテストの作品募集が始まりました。応募期間は、7月20日(金)~8月31日(金)。応募用紙はJOMOステーションにて配布されます。子どもから大人まで応募可能です。皆様ふるってのご参加お待ちしております。
詳細は、ホームページ
http://www.j-energy.co.jp/nurie/
●お問い合わせ先
フリーダイヤル0120-150-106(土日除く)


国際ぬりえシンポジウムのご報告

初めてとなる今回のシンポジウムは、一日目はシンポジウムとして「文化」「科学」「芸術」の側面から、各界の専門家の方々による講演とディスカッション、二日目は一般の皆様に広く開放し、ぬりえの魅力をお伝えする市民公開講座でした。
ぬりえはとても大きなパワーを秘めています。それは私たちの心をゆさぶる強大なパワーです。
脳の活性化や心のケアなどの面から大変重要なことで、かつ、必要なことであるということを、今回のシンポジウムで確認することができました。
ぬりえを日本発の文化として日本ならびに世界に紹介していくことの重要性と必要性を
あらためて認識した国際ぬりえシンポジウムでした。

ぬりえ美術館掲載情報
『個人美術館に行こう』
いつでも好きな作家に出会える、そんな親しみの持てる美術館が81館紹介されています。ぬりえ美術館もその中の一つとして掲載されています。


今月のエントランス~夏の風物~「おえんにちできんぎょかってきた」
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この夏、素晴らしい思い出をつくれたら素敵ですね。

展示室のご案内10月28日(日)まで「コマーシャルにつかわれたきいち」展として、
ポスターや商品、絹絵などの日本画も展示いたしております。

投稿者:staff |投稿日:07/08/16 (木)

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