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来場者6000人!

ぬりえ美術館にご来場いただきまして、ありがとうございます。7月2日(土)に6000人目のお客をお迎えいたしました。
今回の6000人目のすなが様はグループで来館されました。そのグループの方々は、昭和30年代の雰囲気が好きで、そのような場所を選んで行かれているそうです。
ぬりえ美術館では、ぬりえの中に描かれた昭和30年代のレトロな感じをしっかり、そして、たっぷり味わっていただけたのではないかと思います。

ぬりえ美術館では、
ぬりえの中に昭和30年代が描かれているのはもちろん、
美術館の中に流れる時間は、30年代のようにのんびり、静かです。
ぬりえに描かれた少女は、当時の理想の少女たちであり、今ではなかなか見られなくなった優しくエレガントな表情と仕草をしています。そして何よりも、温かい。

昭和30年代にはあった素敵な温かいこころの交流を感じ取って、引き継いでいって欲しいと願っていますので、30年代の雰囲気を若い方々が好んでいるということは、とっても嬉しいです。

昭和30年代は、昔のことですが、けして古臭いものではありません。あの頃に古臭いと忘れていってしまったものの中に、大切なものがあったのです。30年代が話題になる背景には、今生きていている日本人の原点があったということもあるでしょうが、今の時代にとても必要なもの、大事なものと思えるものがあるので、もう一度見直してみたいと思うのからではないでしょうか。

ぬりえ美術館がそんな大切なものに気付くきっかけになってくれたら、大変嬉しいと思っております。

7月12日からは、銀座・松坂屋において、きいちの展覧会「かわいいがここにある、きいちが描く昭和のぬりえ展」が開催されます。ぜひ、こちらにも足を運んでいただき、今でも十分魅力的な昭和を感じていただきたいと思います。

すなが様そしてご友人の皆様、ありがとうございました。

投稿者:Nurie |投稿日:06/07/09 (日)

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