東京都荒川区町屋 土日祝日のみ開館
開館時間:(3月~10月)12:00~18:00 (11月~2月)11:00~17:00

ぬりえ美術館

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2月の美術館便り

先月から今月にかけてとても嬉しいことがありました。
1月23日の北海道新聞の夕刊に、「きいちのぬりえ 夢と憧れ」「かれんな表情 尽きぬ魅力」というタイトルで、きいちの没後10年のこの年の初めにきいちのぬりえとぬりえ美術館が大きく取り上げられました。

 
北海道の新聞に取り上げられたことは、もう一つ別の意味でも大変嬉しいことでした。なぜなら記事でも取り上げられましたが、きいちのぬりえが一番売れた地区が北海道であったからです。ぬりえ美術館が開館して13年目に入りましたが、その知名度はまだまだ充分とはいえません。マスコミに時々取り上げていただきますが、それでも首都圏が中心ですので、なかなか全国区という訳にはまりません。


きいちのぬりえはコンスタントに毎月100万セット、ピーク時には160万部とも220万部とも言われるほどの人気でした。毎月100万セットということは、毎月100万人もの少女たちがぬりえをしていたということができると思います。その少女たちに、今現在もきいちのぬりえは存在していますよ、とお知らせしたいのですが、その意味でも全国区ではありませんでした。

ところが今回きいちのぬりえが一番売れた北海道で、きいちのぬりえとぬりえ美術館についてご紹介していただけたことは、北海道に住んでいらしゃるあの頃の少女の方々にとって、とても懐かしくびっくりするような記事ではなかったのではないかと想像いたします。
さらに紙面の中には、一枚「はなびらをとおして」というぬりえが入っていました。きっとその紙面のぬりえに色をつけて、お孫さんらとご一緒にぬりえを久しぶりに楽しんで、少女の頃の昔話に花が咲いたのではないかと思います。


この新聞の掲載後すぐに札幌の男性からお電話をいただきました。骨董市で購入した美空ひばりのぬりえを持っているので、良かったら寄贈をしますというお電話でした。新聞に掲載されたときの問合せとしましては、場所や時間の確認がほとんどです。寄贈についてのご連絡は大変嬉しいことでした。
美空ひばりさんは、国民的な歌手であり非常に人気の高い方でしたので美空ひばりグッズというものも大変人気が高く、なかなか入手が困難であります。届きましたぬりえ作品を拝見したところ、サイズが縦35センチX横25センチと非常に大きく、ひばりさんの顔の部分は写真が使われているという大変珍しいものでした。 写真や時代からひばりさんの少女の頃のぬりえと思われます。
いつかこれらのぬりえとぬりえ美術館所蔵のひばりさんのぬりえなどで「美空ひばり特集」のような展示を企画してみたいと思います。


美空ひばりのぬりえにつづき、2月には恵庭市の方からきいちのきせかえが1冊寄贈されました。やはり北海道新聞を読んだ方からでした。送ってくださった女性の方は、昭和40年代前半の幼稚園時代から小学校の低学年の頃に、小間物屋さんできいちのぬりえを日課のように買っては塗られていたそうです。お店で新しいぬりえの袋をみつけると、次はこれを買ってもらおう、これをぬりたいと考えるだけでも楽しくなったと思いでをお手紙に書いてくださいました。 その送ってくださったきせかえは、後年古本市でみつけたものだそうです。


今回の新聞記事が皆さまの記憶を刺激して、このような反響が続いたのだと大変嬉しく思っています。
北海道の方のご親切に心より感謝申し上げます。そして、いつか上京の折には、ぬりえ美術館にお立ち寄りいただくことを願っています。


連日羅臼の降雪状況などがテレビでも報じられておりまして、今年の北海道の寒さは非常に厳しいと聞いております。どうぞつづがなくお過ごしになれますようお祈りしています。

Posted: Nurie : 15年02月08日 | 美術館だより|

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