東京都荒川区町屋 土日曜のみ開館
開館時間:(3月~10月)12:00~18:00 (11月~2月)11:00~17:00

ぬりえ美術館

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1月の大人のぬりえサロン

今年の大人のぬりえサロンは、昨年どうよう「デコぬりえ®」を制作していきます。どうぞ「デコぬりえ®」の進化を楽しみにご覧ください。

1月は、ひでをという作家の「かるめん」をデコってみました。この作品は、年代的には昭和10年代と思われます。ひでをは戦後にもぬりえを描いていますが、個性的な画風で多くの他の作家が「きいち」のぬりえを真似している中で、ひでをは全くきいちとは違うぬりえであるのが、特長といえます。
カルメンというテーマが大変面白いと思いましたので、皆様の作品をご覧ください。

yun先生の作品

カルメンのイメージといえば、”赤と黒”が挙げられます。ドレスの裾のレースは赤と黒を4段にたっぷりと使って、大変豪華な仕上がりです。裾に対して、上半身は色を中心にして、すきっりとした作品になっています。


田中さんの作品

カルメンにぴったりの赤に黒のレースがついた裾模様が素敵です。髪につけたバラの髪飾りもいいアクセントになってります。ラメで表現した背中のフリンジもいいですね。


佐藤さんの作品

田中さんと同じ赤と黒のレースを使いながらも、2種類の別のレース使っていますので、印象が全然違って見えます。台紙の上下につけた、金のリボンが絵を引き立てています。

古川さんの作品

赤と黒のレースに、ピンクをいれて優しい雰囲気がプラスされています。もうすぐバレンタインだからでしょうか、ハートのデコレーションが沢山つけられていて、カルメンの情熱を表しているようです。


富塚さんの作品

地味な背景の中に、赤いドレスと黒のレースが引き立っています。


ひさよさんの作品

ひでをの絵を生かして、裾のレースを細かくデコレーションしています。背中のフリンジもぴったりのものがあって、素敵です。


西村さんの作品

初めてのデコぬりえ®でデコレーションするのは難しかったかもしれませんが、ピンク系で纏めていて、やさしいカルメンになっています。髪飾りの赤が素敵です。


斉藤さんの作品

一番情熱的なカルメンに仕上がりました。お口には緑のバラの花をくわえています。ここまでデコレーションできるという作品です。


館長の作品

赤いドレスに黒のレースをベースに、髪飾りやドレスの背中部分にバラの茎と葉のイメージでデコレーションしています。台紙には、ハートで作った四葉と蝶々が飛んで、カルメンの情熱の世界を表現してみました。


テーマが変わると、参加者の作品のイメージが広がって、大変デコぬりえ®の幅が広がり、楽しいです。
どうぞ、来月もお楽しみ。

Posted: Nurie : 14年01月19日 | 大人のぬりえサロン

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