インドネシアのぬりえをご紹介いたします。
インドネシアには2008年に行きました。インドネシアには3回程訪れていますが、遡ること20余年程前に行った頃は、ジャカルタ唯一のデパートがまだ日本のスーパーマーケット程度の品揃えでした。
ところが2008年のジャカルタの街には、エルメスやグッチなど海外のブランドのお店が軒を連ねているほど発展をしており、ビックリさせられました。
ぬりえの購入のために書店を訪れると沢山のぬりえが販売され、その周りには子ども達が楽しそうに選んでいました。
今回はインドネシアらしいぬりえということで、インドネシアの島々の民族衣装と建築の違いを取り上げているぬりえ本をご紹介いたします。
27の地区に区分されたインドネシアの島々が3冊の本に別けられて、紹介されています。今回選んだ絵は、Aceh(アチェ)州とSumatera Barat(西スマトラ)州です。Aceh(アチェ)と聞いて、2004年のスマトラ地震を思い出された方もいらっしゃると思いますが、スマトラ沖地震におけるマグニチュード9.1という1900年以降チリ地震についで2番目に大きな地震が起きた場所ですね。
このエリアの女性はチュニック丈のブラウスにベストをつけたパンツ姿です。
男性は、更紗のターバンを頭に巻いています。
Sumatera Barat(西スマトラ)の女性はスカート姿でチュニック丈のブラウスに肩からスカーフのようなものがかけられています男性も同様です。
建物はどこも高床式ですが、屋根の形や飾りなどがそれぞれの特徴を出しています。
インドネシアの子ども達にとっても、それぞれのエリアの特徴をぬりえなどを見ながら覚えていくものと思われます。
インドネシアでも日本のキャラクターは大変人気で、違法なのですが、スーパーマーケットでは、きいちの少女がプリントされたTシャツが販売されていました。(館)