今月はスコットランドのぬりえをご紹介いたします。
スコットランドと聞いてすぐに頭に浮かぶものといいますとスコッチウィスキーとネス湖のネッシーというと余りに単純すぎますが、そのネッシーが表紙になったスコットランドのぬりえとぬりえをしながら学ぶことができる本です。
残念ながらネッシーは、表紙だけでなかにぬりえはありませんでした。内容はスコットランドの様子がわかる様々な景色やスコットランドのタータンチェック等のぬりえが左ページにあり、右ページにはクロスワードパズルや番号をつづけて絵を浮かび上がらせるもの、スコットランドの動物のクイズなどで構成されています。
日本の場合は、ぬりえ本といいますとぬりえだけで構成されたものがほとんどですが、海外のぬりえは一般にぬりえだけのものと今回の本のタイトルにあるように「ファンブック」(楽しみの本)とか「アクティビティーブック」という名前で、子どもの成長に役立つ作業や工作をさせながら学ぶことができる本がいろいろ販売されています。
欧米の方々は、日本と比較すると不器用といわれています。そのために欧米では様々なキッチン用具がいろいろ開発されているのだとおもいます。
日本やアジアの人たちの器用さは、お箸を使うことが役に立っているのではないかとアジアの国を調査して感じています。
海外では、子どもたちのために、工作などに工夫を凝らした、「アクティビティーブック」が考案されて、楽しみながら手先を養っているものと思われます。
本だけでなく、本にビーズや糸などのキットがついているアクティビティーブックなどもあります。
少女なら、昔私たちがリリアンに夢中になったようにそれらの本とキットを使って、ビーズのブレスレットを作ったり、編み物をしたりするのではないでしょうか。日本でもアクティビティーブックが楽しめるようになるといいですね。(館)