東京都荒川区町屋 土日祝日のみ開館
開館時間:(3月~10月)12:00~18:00 (11月~2月)11:00~17:00

ぬりえ美術館

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4月の美術館ニュース(1)

今年は春の訪れが少し遅いようですね。桜便りがやっと聞かれるようになりました。
日本人にとって、桜の花は格別にこころを躍らせる花ですね。まだほんの1分咲きの桜の下で お花見をしている人もいたりします。はやく、満開の桜を楽しみたいですね。

ぬりえのこころ -今月の一枚-
館内に入ってスグ目に留まるぬりえは、その時々の季節のものや  テーマを設けて月毎に展示しています。このコーナーでは、月替わりのエントランスのぬりえから1枚を選んでご紹介します。


タイトル:りょこう
作  者:きいち
年  代:昭和30年代
4月のエントランスは、春のおでかけのぬりえを展示しています。
 
今年は春になるのが少し遅いようですが、春という言葉を聞いただけでも、こころ浮き浮きしてきます。春のエネルギーがそうさせるのでしょうか。
春になったら、何をなさりたいでしょうか。やはり一番に挙げられるのは、お花見だと思いますが、そのお花見を地元だけでなく、どこか有名な桜の名所で見たいと
お出かけされる方も多いのではないでしょうか。

ぬりえの少女も、遠足ではなく、家族と一緒にどこかに旅行するのでしょう、素敵な洋服に帽子、そしてトランクを持っています。
裏面の「えんそく」にも書かれていますが、昭和20~30年代は普段着とよそゆき着があり、普段とは違うことをする旅行やえんそくにはよそゆき着、いわゆる良い服を着てでかけたものでした。時には新しい服を買ってもらって、出かけたものでした。

このぬりえは現代のぬりえと同じように、線だけで描かれています。以前は髪の毛は黒く描かれていましたが、髪さえ白い部分を残したままになっています。このように線だけのぬりえになるのは、昭和40年代近くになってからのものです。きいちの特徴である太い足も、細くなっていますね。この頃にはバービー人形やリカちゃん人形などのほっそりとしてお人形が誕生してきた影響で、足も細くなっていったと思われます。またきいちの少女の特徴である、丸い、大きな目がアイラインを引いたような "切れ長の目"になっています。

昭和20年から30年代まで20年にわたり、きいちはぬりえを描いていますので、時代の変化や少女の要望にあわせて、ぬりえの少女も変ってきていることが、このぬりえから見て取れます。(館

Posted: Nurie : 12年06月09日 | 美術館ニュース|

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