地味な背景にも係わらず、カルメンのドレスは大変凝ったデコレーションになっています。髪の赤いバラもカルメンらしさが出ています。
Posted: Nurie : 14年01月25日 | ぬりえサロンギャラリー
女の子の背景がとっても凝っていますね。きいちのサインは床の間の掛け軸になっています。床の間の壁には穴が・・・畳や畳の縁まで描かれています。芸が細かい。楽しいぬりえ作品でした。(館)
なんてかわいいのでしょう! ジャケットはマカロン柄で、動物たちはふっくらと丸みのある姿で、色彩もパステル。♪~♪~が聞こえてきそうです。(館)
今年の大人のぬりえサロンは、昨年どうよう「デコぬりえ®」を制作していきます。どうぞ「デコぬりえ®」の進化を楽しみにご覧ください。
1月は、ひでをという作家の「かるめん」をデコってみました。この作品は、年代的には昭和10年代と思われます。ひでをは戦後にもぬりえを描いていますが、個性的な画風で多くの他の作家が「きいち」のぬりえを真似している中で、ひでをは全くきいちとは違うぬりえであるのが、特長といえます。
カルメンというテーマが大変面白いと思いましたので、皆様の作品をご覧ください。
yun先生の作品
カルメンのイメージといえば、”赤と黒”が挙げられます。ドレスの裾のレースは赤と黒を4段にたっぷりと使って、大変豪華な仕上がりです。裾に対して、上半身は色を中心にして、すきっりとした作品になっています。
田中さんの作品
カルメンにぴったりの赤に黒のレースがついた裾模様が素敵です。髪につけたバラの髪飾りもいいアクセントになってります。ラメで表現した背中のフリンジもいいですね。
佐藤さんの作品
田中さんと同じ赤と黒のレースを使いながらも、2種類の別のレース使っていますので、印象が全然違って見えます。台紙の上下につけた、金のリボンが絵を引き立てています。
古川さんの作品
赤と黒のレースに、ピンクをいれて優しい雰囲気がプラスされています。もうすぐバレンタインだからでしょうか、ハートのデコレーションが沢山つけられていて、カルメンの情熱を表しているようです。
富塚さんの作品
地味な背景の中に、赤いドレスと黒のレースが引き立っています。
ひさよさんの作品
ひでをの絵を生かして、裾のレースを細かくデコレーションしています。背中のフリンジもぴったりのものがあって、素敵です。
西村さんの作品
初めてのデコぬりえ®でデコレーションするのは難しかったかもしれませんが、ピンク系で纏めていて、やさしいカルメンになっています。髪飾りの赤が素敵です。
斉藤さんの作品
一番情熱的なカルメンに仕上がりました。お口には緑のバラの花をくわえています。ここまでデコレーションできるという作品です。
館長の作品
赤いドレスに黒のレースをベースに、髪飾りやドレスの背中部分にバラの茎と葉のイメージでデコレーションしています。台紙には、ハートで作った四葉と蝶々が飛んで、カルメンの情熱の世界を表現してみました。
テーマが変わると、参加者の作品のイメージが広がって、大変デコぬりえ®の幅が広がり、楽しいです。
どうぞ、来月もお楽しみ。
開館最初の日にご来館くださいまして、ありがとうございました。
今回の少女や人形の服、おんぶひもなど柄が細かいのですが、色の使い方が良くなっています。今年もまた沢山ぬりえを塗りにいらしてください。
日本テレビ「元気のアプリ」で、紹介されます。
番組名:日本テレビ「元気のアプリ」、放送日:2014年1月14日(火)22:54~23:00、この間の2分30秒(CM含む)。 *関東ローカルでの放送です。
ビーズで細かく飾られたテクニックをご注目ください。帽子、靴、バッグ、タイツが美しく飾られています。ピンクで纏められて、お正月の華やかさが一杯です。
Posted: Nurie : 14年01月05日 | ぬりえサロンギャラリー
お顔やヘアスタイルをすっかり自分風に変るえてしまっているところに注目。タイツや羽子板、靴などもオリジナリティーあふれています。
Posted: Nurie : 14年01月05日 | ぬりえサロンギャラリー
お正月の雰囲気たっぷりのyun先生の作品。凧、羽子板、羽などのデコレーションがぴったりです。羽をつかったこの作品もyun先生のアイデアです。豪華ですね。
Posted: Nurie : 14年01月05日 | ぬりえサロンギャラリー
『海外ぬりえ』 研究室 No.27 今月は、 英国編です。
今月はイギリスのぬりえをご紹介いたします。頂いた時期がクリスマス時期前であったことから、クリスマスのサンタさんのぬりえをはじめ、魔法使いのおばあさんや英国の休日の過ごし方のぬりえなど、ホリデー絡みのぬりえ本となりました。
どの本にも共通して言えるのは、アクティビティーブックといいますが、単にぬりえをするだけでなく、単語を覚えたり、パズルをしたり、色わけをした番号の通りに色をぬってみる等の様々なことを学ぶことができる本でした。
イギリス人の休日の過ごし方をテーマにしたぬりえ本です。
車で海や山にお出かけしたり、ロンドン市内を見学したり、つりをしたり、様々な楽しい過ごし方が取り上げられています。最後のページには、回答がつけられていますので、アクティビティーの正解を確かめることができます。
子どもたちは、クリスマスにサンタさんがお家にやってきて、靴下の中に自分の欲しいプレゼントが届くことを願っています。サンタさんが来てくれるかなあと願う子どもたちの様子からサンタさんが家にきて、帰るまでが絵本のように綴られています。
魔法使いのおばあさんが猫や犬のお友だちと一緒にドラゴンと戦って最後には蛙や鳥などまでお友だちにして、幸せになって空を飛んでいくという、②と同じように絵本のようになったぬりえ本です。絵の上に短い文章がついています。
このぬりえ本には、様々の素敵な絵のシリーズが販売されているようです。
イラストが現代的(今風)でありながら大変可愛らしいもので、おしゃれなぬりえ本であると思いました。
いつかイギリスのぬりえも調査してみたいと思っています。(館)
『晴れ着でトランプ 』
年 代 : 昭和30年代
作 者 : きいち
お正月の楽しみは、晴れ着を着ることでした。そんな晴れ着で遊ぶトランプ遊び。華やかなお正月風景ですね。
ぬりえ美術館展示情報
● ぬりえコンテストの優秀作品を展示しています。
【展示室のご案内】
・ぬりえコンテストの優秀作品と常設展示をしています。
・館内には、「ぬりえ体験コーナー」もありますので、ぬりえを塗って楽しんでください。
明けましておめでとうございます。今年も皆様のご健勝とご多幸を、お祈りしています。
今年はきいちの生誕100年の年になります。きいちの可愛さをこれからも末永くお伝えしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
ぬりえのこころ -今月の一枚-
館内に入ってスグ目に留まるぬりえは、その時々の季節のものや テーマを設けて月毎に展示しています。こ
のコーナーでは、月替わりのエントランスのぬりえから1枚を選んでご紹介します。
タイトル:うめのはな
作 者:きいち
年 代:昭和30年代
1月のエントランスは、新年の寿ぎをテーマにしたぬりえを展示しています。
豪華な晴れ着、新日本髪にはたっぷりの簪をつけ、手にはハンドバッグとうめのはなをもって、「はい、ポーズ」という絵でしょうか。
昔は晴れ着とかよそ行き、普段着と着るものがはっきりと分かれていました。いつも、いつもいい服や着物は着せて貰えませんでした。
その晴れ着やよそ行きは、お正月やお誕生日などの日に買ってもらい、特別の日にだけ着たものです。大事に着て、それらが古くなると普段着として日常生活に下ろして着ることができました。
「うめのはな」のような豪華な着物、なんて素敵なのでしょう。昭和20~30年代にこのような豪華な着物を着ることができる少女がどれほどいたでしょうか。なかなか着ることができないので、ぬりえを買ってこの少女に自分を投影して、こんな色の着物が着たいな、と思って多くの少女がぬりえをしていたと思います。
きいちのぬりえは毎月、毎月新しいぬりえが販売されていました。1月はお正月、2月は豆まき、3月はお雛様、4月は桜等、季節観があふれてぬりえが毎月描かれ、現在に残されています。
私はジェルネイルを毎月塗ってもらっていますが、その小さい爪の中にも季節観を考えて描いてもらっています。爪の中にまで季節観を考えるのは、やはり四季がある日本に生まれた日本人だからかしらと思います。今年も季節が感じられるぬりえをご紹介していきます。(館)