1月22日の日本テレビ「ZIP!」の1000円バイヤーのコーナーで、藤あや子さんが来館されました。
藤あや子さんは、子どもの頃に毎日「きいちのぬりえ」をされていたそうです。藤あや子さんは八ヶ岳にギャラリーを持つほど絵がお好きだそうですが、その原点は、なんと「きいちのぬりえ」だったのです。
館内では、すべて藤あや子さんがきいちのぬりえについて、解説なさってくださいました。
入館料500円、315円で袋入りぬりえを購入され、ぬりえをして、さらにその上にデコレーションをして、鮮やかなぬりえを完成されました。デコぬりえ®の縁取りに使ったレーースは、藤色(ラベンダー)でした。やっぱり?!
ぬりえの際には、150色の色鉛筆を持参されて、慣れた手つきで濃淡をつけて、色を塗っていらっしゃいました。その塗り方、テクニックを見て、本当にぬりえがお好きだったのだと分かりました。
今まで、何度もテレビ取材がありましたが、リアルタイムでぬりえをされた女性の方は、取材にいらしことがなく、今回藤あや子さんが初めてでした。リアルタイムでぬっていて、しかも大好きだったという方に来館していただき、その感激をお話していただいて、ぬりえ美術館としても、嬉しかったです。
それは、ここに来館されるきいちのぬりえ好きの方の感想、感激をすべて表現してくださったからです。
藤あや子さん、本当にご来館ありがとうございました。
藤あや子さんのブログは、こちらから。
1年の最後に来館し、ぬりえを塗っていただきまして大変ありがとうございました。男性はなかなkピンクを使うのが難しいようですが、クリスマスの楽しさがこのピンクに表現されています。(館)
年末より開催をしておりましたぬりえコンテストの応募は本日までです。優秀作品の展示は2月2日(土)からを予定しております。お楽しみに!
昨年から始めた「海外ぬりえ研究室」ですが、何度も調査をしているアメリカをご紹介していませんでした。今月は、アメリカのぬりえ本をご紹介したいと思います。
アメリカでは、2005年、2009年にニューヨーク、2008年にサンフランシスコで調査をしています。
ニューヨークの本屋さん、サンフランシスコの本屋さんには、数多くのぬりえ本が販売されています。美術館ではニューヨークよりサンフランシスコに面白い、いいぬりえ本を数多く発見することができました。
アメリカの幼稚園では、1970年代にNatural Association for The Young Education という協会が子どもたちのアートワークについて、「自由な表現」と「プロセス」を重視せよ、という法案を通したことにより、5才以下の子どもたちは、
○自分のできる範囲でする。○創造性豊かな表現力 が重要視されるようになり、これらを実践するためには、自分で描いて、塗るということがより実施されるようになり、ぬりえが以前よりされなくなっているとニューヨークのYMCA内にあるナースリー・スクールのサリー園長は最近のぬりえ事情について話してくれました。
しかし本屋さんには、様々なぬりえ本が販売され、子ども達はぬりえは楽しいと、塗っています。
「Deluxe]というぬりえ本は、欧米での一般的なぬりえ本です。性別に関係なく、どちらがぬってもいいというぬりえ本になっています。線がはっきりしていて、大変塗りやすそうです。
「New York for Kids」はニューヨークの有名スポットのぬりえです。ニューヨークにやって来たお土産として、いいのではないでしょうか。
「Famous Women of The Cibil War」は、「南北戦争の有名な女性たち」を取り上げた歴史を学べるぬりえ本です。アメリカには、このような歴史を取り扱ったぬりえ本を他にも見つけることができます。塗るという行為をしながら、歴史的なことが頭に入るではないでしょうか。
2005年当時日本の歌手の”パフィー”がアメリカで人気となっていました。これはぬりえではなくステッカーブックですが、”パフィー”のアニメの本がでていましたので、ご紹介しておきます。(館)
新年明けましておめでとうございます。
今年は三が日大変いい天気で、今年はかいいことがありそうな明るい年明けでした。
どなた様にとっても、幸せな年でありますよう、お祈りしています。
昨年10周年を迎えまして、今年は11年目に入りました。次の10年に向けての最初の年となります。そこで、毎月館内に入った入り口部分に「エントランス展示コーナー」がありますが、その展示の1月では、"毎日がワクワクしていた日々」をテーマに、きいちのぬりえを選んで展示しています。
子ども時代を思い出してください。一日がアッという間に過ぎて、毎日が楽しくて仕方なかったと思いませんか。大人になると、いろいろ考えることが多くて、一日が重くなってしまううようなことも増えてきて、いつの間にかワクワク感というものを忘れがちになっているのではないかと思います。
そこで、子どもの頃に戻って、まずワクワクした気分を思い出して、今年一年をワクワクした気分で過ごすことができるように、ワクワク気分のぬりえを展示してみました。
「一年の計は元旦にあり」と言いますが、お正月ですから、今年の計画を立てる場合に、初心に戻ってみるということも、一つの方法ではないかと思います。子どものころ何をしたかったのかとか、何が好きだったか、その時点にもどってみて、何かを始めてみる、計画してみるということもあるのではないかと思います。 自分の好きなことなら、継続してできるものです。好きなことなら、心も温かくなって、気分よく続けることができるものです。どうかそんなことも頭において、今年をどのように過ごそうかと考えてみてはいかがでしょうか。
さて、ぬりえ美術館の今年の1年は、12日(土)に締め切りになりますが、第三回東京新聞ぬりえコンテストを開催しています。東京新聞ならびにぬりえ美術館のHPをご覧になり、ご応募してください。このコンテストの優秀作品は2月の1ヶ月間、ぬりえ美術館に展示されます。
3月から5月までの開催の春の企画展では、「少女の憧れワールド」と題しまして、昭和20~30年代の少女はどんなものに憧れていたのか、ご紹介していきます。
8月から10月まで開催の秋の企画展では、戦前から昭和30年代までの「きいちのぬりえの変遷」と題しまして、同じように見えるぬりえの中にも変化が見えますので、その変遷の様子をご紹介して参ります。
今年もきいちのぬりえで、皆様のこころをワクワクさせたいと思っています。
今年もぬりえ美術館をよろしくお願いいたします。(館)
『海外ぬりえ』研究室 No.13 今月は、アメリカ編です。
昨年から始めた「海外ぬりえ研究室」ですが、何度も調査をしているアメリカをご紹介していませんでした。今月は、アメリカのぬりえ本をご紹介したいと思います。
アメリカでは、2005年、2009年にニューヨーク、2008年にサンフランシスコで調査をしています。
ニューヨークの本屋さん、サンフランシスコの本屋さんには、数多くのぬりえ本が販売されています。美術館ではニューヨークよりサンフランシスコに面白い、いいぬりえ本を数多く発見することができました。
アメリカの幼稚園では、1970年代にNatural Association for The Young Education という協会が子どもたちのアートワークについて、「自由な表現」と「プロセス」を重視せよ、という法案を通したことにより、5才以下の子どもたちは、
○自分のできる範囲でする。○創造性豊かな表現力 が重要視されるようになり、これらを実践するためには、自分で描いて、塗るということがより実施されるようになり、ぬりえが以前よりされなくなっているとニューヨークのYMCA内にあるナースリー・スクールのサリー園長は最近のぬりえ事情について話してくれました。
しかし本屋さんには、様々なぬりえ本が販売され、子ども達はぬりえは楽しいと、塗っています。
「Deluxe]というぬりえ本は、欧米での一般的なぬりえ本です。性別に関係なく、どちらがぬってもいいというぬりえ本になっています。線がはっきりしていて、大変塗りやすそうです。
「New York for Kids」はニューヨークの有名スポットのぬりえです。ニューヨークにやって来たお土産として、いいのではないでしょうか。
「Famous Women of The Cibil War」は、「南北戦争の有名な女性たち」を取り上げた歴史を学べるぬりえ本です。アメリカには、このような歴史を取り扱ったぬりえ本を他にも見つけることができます。塗るという行為をしながら、歴史的なことが頭に入るではないでしょうか。
2005年当時日本の歌手の”パフィー”がアメリカで人気となっていました。これはぬりえではなくステッカーブックですが、”パフィー”のアニメの本がでていましたので、ご紹介しておきます。(館)
今月のエントランス
タイトル : 『ひだまり』
年 代 : 昭和30年代
作 者 : きいち
陽だまりで休む少女。髪型や佇まいはどこか大人な雰囲気です。遊びに夢中な少女だけでなく大人にとっても、温かな陽だまりの中では一瞬時が止まるような気がします。とても趣のある一枚です。
ぬりえ美術館メディア情報
●12月20日~1月12日まで第三回東京新聞ぬりえコンテストを開催しました!!
作品は2月からぬりえ美術館にて展示します。個性あふれる作品をぜひご覧ください。
【展示室のご案内】
1月の館内展示は常設展となります。
きいちのぬりえを中心に展示しています。
「ぬりえ体験コーナー」もありますので、ぬりえを塗って楽しんでください。
新年明けましておめでとうございます。皆様のご多幸をお祈り申し上げます。
ぬりえ美術館は、開館11年目に入りました。毎年海外で"ぬりえ調査"をしていますが、今年はスペインで実施する予定です。子どもたちがどのようにぬりえをしているのか、調査をします。とても楽しみです。
皆様の新年の計画はどのようなものでしょうか。必ず実現できるといいですね。
ぬりえのこころ -今月の一枚-
館内に入ってスグ目に留まるぬりえは、その時々の季節のものや テーマを設けて月毎に展示しています。こ
のコーナーでは、月替わりのエントランスのぬりえから1枚を選んでご紹介します。
タイトル:ぴよぴよひよこさん
作 者:きいち
年 代:昭和30年代
1月のエントランスは、子どものころのわくわく楽しかった生活をテーマにしたぬりえを展示しています。
子どものころは、どうしてあんなに毎日が楽しく、早く過ぎ去っていったのでしょう。何をしてもワクワクしていたような気がします。
今月のエントランスには、遊びのぬりえも紹介していますが、遊び以外にも楽しかった子どものころの生活に関するぬりえを展示しています。
今、犬や猫のペットが人気ですが、私が子ども頃には犬、猫以外にもうさぎを飼ったり、ひよこなどを飼ったりしていました。埼玉の田舎でしたので、とり小屋があり鶏を飼っていました。鶏のえさなどは大人の仕事でしたので、手伝いはしませんでしたが、うさぎを飼いたいと頼んだときには、自分の仕事として、朝学校に行く前に雑草を刈ってきて、えさをあげてから学校に出かけたものです。
ひよこは縁日とか市で、愛玩用として売られていました。ひよこは小さくて、毛がフワフワしていますので、とても可愛いので、つい「買って!」とおねだりして、買ってもらいました。ところがひよこはとても弱いので、すぐに死んでしまうのが、残念でした。それでも、又次の機会には買ってもらってしまうのですが。
色のついたひよこの記憶がありましたので、ネットで検索をしてみたところ、やはりひよこを沢山買ってもらう手段として、カラーひよこがいたことがわかりました。最近では見ない光景ですが、楽しい思い出の一つです。(館)