東京都荒川区町屋 土日曜のみ開館
開館時間:(3月~10月)12:00~18:00 (11月~2月)11:00~17:00

ぬりえ美術館

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2014年11月29日の記事

11月の大人のぬりえサロン 「あたしはサンタクロースよ」

11月は、クリスマスシーズンにそなえて「あたしはサンタクロースよ」をデコぬりえ®いたしました。今月は先生を含めて10作品ができました。クリスマスといえば、赤と緑というイメージですが、様ざまなクリスマスカラーが揃い、一足早いクリスマスムードを楽しんでいただきました。


yun先生の作品

ピンク~オレンジ系のサンタさんです。帽子や服の袖口にはピンクの羽毛を貼っています。背景には雪の結晶やプレゼントボックス、星などがキラキラと輝いています。


佐藤さんの作品

背景のネイビーブルーに良くあった臙脂系のサンタさんです。臙脂の帽子や袖口、スカートの縁取りが暖かそう。網タイツの靴下がお洒落です。


松林さんの作品

緑と青の服に赤いブーツ。そして何と言っても帽子の飾りが華やかで可愛いです。スパンコールの飾りも面白いです。

Monezumiさんの作品

赤と緑のクリスマスカラーに赤と黒の縁取りがついて、イギリス風クリスマスのイメージです。背景のABCもお洒落な雰囲気をプラスしています。


ひさよさんの作品

ピンクのサンタさん。エンジェルの飾りですごく素敵です。星や赤いリボンの扱いも大変上手ですね。


鈴木さんの作品

初めてのデコぬりえ®です。背景のやさしい木の葉にあった緑系のサンタさんです。スカートやブーツのレースが可愛いですね。


平沢さんの作品

初めてデコぬりえ®に挑戦です。緑の服に縁取りの白が雪のようで新鮮です。帽子についた羽毛が大きなアクセントになっています。


二瓶さんの作品

金と銀のサンタさんのプレゼント袋が大変素敵に輝いています。赤と緑の服に白いポンポンの縁取りがフワフワとして可愛らしいです。


古地さんの作品

赤と緑のサンタさんです。緑の手袋、ブーツ、赤いタイツがキラキラして素敵です。お花のリボンも背景によくあっています。


館長の作品

クリスマスカラーの赤と緑を意識して、アクセントに黄色、オレンジをプラスしてみました。ブーツも赤と緑のツートン、タイツも緑の柊を描いています。夜空には星が流れています。


きいちの少女は四角い大きな顔ですが、何とも可愛い表情をしています。そんな少女がサンタさんなんですから、あの当時の女の子たちは夢のように感じて、塗ったことでしょう。


早くも来月は来年の干支のひつじを意識したデコぬりえ®をいたします。どうぞお楽しみに。

Posted: Nurie : 14年11月29日 | 大人のぬりえサロン

2014年11月24日の記事

りなちゃん7才の「にほんがみ」

着物を塗るのはむずかしいと思いますが、綺麗に塗りわけていますね。かんざしもとても華やかできれいです。(館)

Posted: Nurie : 14年11月24日 | ぬりえギャラリー

まり子さんお「元気なこどもはさむくない」

ピンクのマフラーがあたたかそうで、これなら寒く無いですね。(館)

Posted: Nurie : 14年11月24日 | ぬりえギャラリー

かねごんさんの「なかよしね?」

ぬりえからマンガになっています。(館)

Posted: Nurie : 14年11月24日 | ぬりえギャラリー

野遊さんの「ふねをうかべて」

赤の使い方が上手ですね。(館)

Posted: Nurie : 14年11月24日 | ぬりえギャラリー

Yoshikoさんの「あたたかいえりまき」

黄色は黄八丈の着物みたいですね。赤い椿の羽織がぴったりです。(館)

Posted: Nurie : 14年11月24日 | ぬりえギャラリー

Ariさんの「おんせん」

赤いマニキュア、赤いピアス、とっても今風ですね!(館)

Posted: Nurie : 14年11月24日 | ぬりえギャラリー

2014年11月22日の記事

第五回ぬりえコンテスト展示のご案内

第五回ぬりえコンテストの優秀作品を、12月6日(土)より来年2月末まで展示いたします。
素敵な乙姫様が沢山集まりました。

又HPでも12月より、優秀作品ならびに次点作品をご紹介していきます。どうぞお楽しみに。

Posted: Nurie : 14年11月22日 | トピックス

哀悼

昭和30年代の人気俳優として、きいちも高倉健さんをぬりえに描いておりました。


高倉健さん、ありがとう。
心よりご冥福をお祈りいたします。

Posted: Nurie : 14年11月22日 | 館長室から

2014年11月 9日の記事

11月の美術館ニュース(2)

『海外ぬりえ』 研究室 No.37   今月は、中国です。
今月は中国のぬりえ本をご紹介いたします。前回は2013年2月に中国で子どもたちに大人気の羊のアニメのぬりえ本などをご紹介しています。


最近の中国の経済的な進歩、進化は大変なものですが、それもここ20年のものです。それ以前は国民にとって厳しい貧しい時代もありました。そのためぬりえをしたことがないという話をいくつも聞いています。
何年か前にフェリス女子大学でぬりえ講座を開催した際に留学していた女子学生が子ども時代にぬりえをしたことがないと言っていました。


また中国の調査をした際にも、子どもが幼稚園などでぬりえをするのを見て、ぬりえとはこういうものかと知ったというお母さんの話を聞いたことがあります。
しかし幼稚園の園長さんなど富裕な家庭に育った人は子どもの頃にぬりえをしましたと言っていましたので、貧富の差が多分にあったと思われます。


さて現在は幼稚園でもぬりえがされますし、本屋さんには沢山のぬりえ本が並んでいます。
今回の本は2冊とも丁寧にぬりえの仕方や線の種類、色の名前などを教えながら、ぬりえを塗っていく手順を教え、さらにはその物の名前や発音まで覚えられるような本になっています。

1.我会画(植物風景)

最初に様ざまな線の形と名前と形の修理と名前を教えるページから始まります。次のページには色の名前とぬりえ方の名前が紹介されています。


次には果物の絵とその果物の名前の漢字と発音が書かれています。その下には、3段階でぬり方が紹介されています。

一色で塗る方法から段々に他の色と一緒に使ってみたり、暈かしてみたりとテクニックが上がっていくようになっています。

2.ト(さんずいに余)色画(動物)

1ページ目に描く動物の名前を漢字と発音で表し、3段階でぬりえをする順番が紹介されています。
2ページ目には、鉛筆やクレヨンなどの画材、線の種類、色の名前が紹介されています。
次のページからぬりえ始まり、92の動物のぬりえがついています。
   

これらの本は低学年向けのぬりえ本と思われますが、一人っ子政策の中国では親たちが子どもの教育に大変熱心です。幼稚園でも単に塗るだけでは親たちが満足をしないといわれると先生方からお聞きしました。
そのために、名前や発音の仕方、どんな順番で塗ったらいいか等学びながらぬりえができる仕組みになっていると思われます。


来月はマレーシアのぬりえ本を紹介いたします。


今月のエントランス

『したまちのこ』年代:昭和30年代 作者:きいち
格子柄の着物をきた少女。黄八丈の着物でしょうか。前掛けをして、お店のお手伝いでもしている様子です。桃割れの髪がかわいいですね。


メディア掲載情報
10/18(土)テレビ東京のアド街ック天国「京成町屋」並びにテレビ朝日 グッドモーニングの「イマ知る・ラボ」で紹介されました。


【展示室のご案内】
●常設展示をしています。

●館内にはぬりえ体験コーナーがありますので、自由にぬりえを塗って楽しんでいただけます。

Posted: Nurie : 14年11月09日 | 美術館ニュース

11月の美術館ニュース(1)

10月に大きな台風が2回も来て、あっという間に寒くなってしまいました。この寒さが
紅葉を綺麗にしてくれるといいのですが。皆さまのご近所の紅葉の具合はいかがですか?

ぬりえのこころ -今月の一枚-

館内に入ってスグ目に留まるぬりえは、その時々の季節のものや  テーマを設けて月毎に展示しています。このコーナーでは、月替わりのエントランスのぬりえから1枚を選んでご紹介します。
 

タイトル:みちゆきのこーときて
作  者:きいち
年  代:昭和30年代


11月のエントランスは、着物姿で美しくをテーマにしたぬりえを展示しています。
道行(みちゆき)を着て、おでかけする少女。お使い物をもっていますから、どなたかのお家を訪問でもするのでしょう。
道行とは、調べてみますと「着物の上に着るもので、洋服にたとえるとコートにあたります。防寒、防雨、防風や、きものや帯を汚さないためなど、実用的な面だけでなく外出時に着物の外観を装うお洒落着にもなっています。 道中着・道行コートは、羽織とは異なりあくまで外出着なので、部屋の中に入るときには脱ぐことがマナーです。」とあります。さらに「礼装、正装の時に着ます。礼装の時は無地の道行を。」となっています。

きいちは着物のことは子どもの頃から母親や姉妹の着物の見立てもしていたようですし、結婚してからもきいちの妻が和裁をしていましたので、大変詳しいのです。それで子ども向けのぬりえですが、「みちゆきのコートをきて」というタイトルで正装での外出には、このようなコートを着てお出かけするものだよと、子ども達に絵を通して教えてあげたのではないでしょうか。
着物がまだまだ人気の時代であったからかもしれません。


最近着物が素敵にみえて、ぜひ自分でも着てみたいと思っています。例えば歌舞伎座に行くなら、どんな着物がいいだろうか。この着物にどんな帯があうだろうか、帯揚げや帯締めはどれだろうかと考え、悩みますが、楽しい悩み事です。
気軽に着物でお出かけできるようになりたいと願っているところです。(館)

Posted: Nurie : 14年11月09日 | 美術館ニュース

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