やっと初夏らしく、また天候も安定してきましたね。5月のぬりえサロンでは、「やなぎ」のタイトルのぬりえをデコレーションいたしました。初参加の方4名を含め、10名の方にデコぬりえ®をしていただきました。
参加者が沢山いらっしゃると、本当に各々のデコの違いがでてきて、それは面白い作品となりました。それでは、ご覧ください。
yun先生の作品
「やなぎ」のタイトルから、風になびく.オーロラドレスをイメージして、ビラピラのドレスにされたそうです。そのため.柳にも.お空の.お星さまがついているそうです。
今回は、少女の裏に台をつけて浮き出すようにしています。腕にはフワフワのピンクのバッグでしょうか、提げています。柳には小さいン緑色のお花も付いています。可愛い!!
ひさよさんの作品
ドレスのレースのつけ方が初めてみるデザインでした。ひさよさんのオリジナルデザインです。こうして新しいテクニックが開発されていきます。ピンクと黄緑の組み合わせも個性的ですね。
斉藤さんの作品
黒の格子柄のブラウスにしたところが素敵です。頭につけてリボンも大きいですが、エレガントです。
石田さんの作品
このドレスの豪華さをご覧ください。又柳に相応しいデコのパーツを良く探されました。イメージに合ったパーツが見つかるとデコぬりえ®が半分完成したようなものですね。
吉野さんの作品
初参加の方の作品です。お花畑か果樹園にいるようです。思い切ってデコレーションを楽しんでくださっています。
古川さんの作品
久しぶりの参加です。優しさがあふれたデコぬりえ®になっています。ドレスのレースの上のパーツはご自分でご持参されたものです。風になびく柳が一番感じられます。
富塚さんの作品
頭につけたリボンを使いたかったそうで、ドレスも合わせて水玉柄になっています。今回のドレスのスカート部分のレース使いは、富塚オリジナルで初めての使い方です。とても素敵なドレス姿になりました。柳の陰影もよく出ています。
吾田さんの作品
初参加の方の作品です。今まで参加された男性は、ピンクを使えなかった方が多かったのですが、背景がピンク系のコラージュで驚きました。柳にも大変アイデアに富んでいます。タイトルやきいちのマークも立体的に作っています。こういう工夫をした方は初めてです。
五十嵐さんの作品
ドレスのレースの豪華な扱いをご覧ください。一段一段差し込んで完成させています。髪飾りのリボンも豪華です。
田中さんの作品
赤いレースのスケ具合が素敵です。柳につけた金色の飾りも華やかです。
十人十色の違いが、参加者数が多くなるとさらに分かります。「やなぎ」のタイトルを忘れたかのような絵になっているものもありますが、まずはデコレーションを楽しんでいただきたいと思っています。
3月2日(土)
埼玉、所沢からきました。荒川にきいち美術館があるのを知り4年前にも訪問させてもらいました。私の心の思い出の中の一つ幼な心をつかんだとても魅力的なぬり絵は生涯忘れられません。
3月20日(祝)
親から小さい頃はごいたにかかれている絵がキイチさんの絵で、大きくなった今でも覚えています。まつげや洋服、今っぽくてカワイイです。おじいちゃんもぬりえ好きで教えてもらいました。今日は、来れてよかった。ハートマーク。今度はぬりえに来たいです。M
3月24日(日)
とてもなつかしいと感じました。ニコニコマーク
とてもなつかしかったです。子供の頃、「きせかえ」でよく近所の友達と遊びました。
可愛い菓子箱に一杯入れて・・・友達と交換したり・・・
子供の頃に戻った想いです。「ありがとうございます」 H.Y
3月30日(土)
私、昭和22年生。娘昭和50年生。孫平成14、17年生。とてもなつかしく孫は喜んでぬりえをしていました!!楽しい時間を過ごすことができました! K.S
3月31日(日)くもり
名古屋から来ました。鈴木せっちゃん。九東です。なつかしく感じ、参考になりました。東京は寒いですね。
札幌から来ました。親子3代で、楽しみにして来ました。テレビで見て、孫が行きたいといい、見て、なつかしく、楽しかったです。
4月6日(土)くもり ⇒ 雨 夜は嵐になるみたいです。
茨城県龍ヶ崎市から、5才の娘を連れてきました。テレビで見て、ずーっと行きたいと言っていたので、やっと叶いました。小さい頃から、ぬりえが大好きなので、きいちさんの絵はとてもいやされます。居心地のよい空間で、とても素敵な時間を過ごさせていただきました。ありがとうございます。
byまい(ママ)、こころ(娘)
4月13日(土)
中原淳一も良いですが、きいちも良いです。 dozo
4月14日(日)
私もこんなレトロな絵が描けるようになりたい!!
大好きなきいちさんのぬりえびじゅつかんに母も連れて来てあげたいが、足が悪くて無理そうですが、話をしておしえます。
4月20日(土)
私はS20年生まれの男性で現在67歳になります。私の小学校時代、校門の側に文房具屋さん(深田文具店、因みにキョンキョンはこの深田さんの孫に当たります)があり、そこで「きいち」のぬり絵を買って姉とよく一緒に楽しみました。
大きな目とポッチャリした身体、ちょっぴり太い足のかわいい少女は当時の私の心をとりこにしました。
いつかここに来よう来ようと思っていて、今日ようやく実現しました。
館に入ったとたん、私は55年前にタイムスリップ!きいちワールドにすっかり見せられました。ありがとうございました。 U.W 千葉県印西市
4年ぶりにお邪魔しました。
4年の間に女の子にも恵まれ、4歳児、2歳児をつれて勇気のドライブをしました。やっぱりとてもステキ ハートマーク 初めて、ぬりえ遊びもしました。
さあ、明日から子育て、がんばりまーす! 川原恵里子
4月28日
今日は千葉県流山市から、娘、孫、母と4人で来ました。
私が小学校の頃、よくきいちさんのぬりえをぬって遊んでいました。かわいくて、かわいくて、ずっーとぬりえで遊んでいた頃を思い出します。
あの頃の私にもどった様でなつかしく思い出します。S34年生まれ 登志子
4月29日(祝)
兵庫から来ました。きいちさんの絵は何年たっても愛されるステキな画風ですね。
永見沙紀
5月3日(祝)
じゅり
Good!! Jenifer
5月5日(日)
きれい! ぬりえ大好き!! 荒木美乃里
5月6日(振替休日)
東村山から来ました。3度目です。いつもかわいい絵に心がなごみます。息子と娘と3人で来ました。 川原宏幸、幸一、久美子
下落合から来ました。なぜかかわいいと思うのは私だけじゃなかった。文章がおかしい
楽しかったです。
ロンちゃん!! 犬の絵つき。
皆様また遊びにいらしてください。お待ちしています。(館)
『海外ぬりえ』 研究室 No.18 今月は、ブラジル編です。
今月の海外のぬりえは、ブラジルをご紹介いたします。
海外のぬりえ本は、実際に私が現地に行ったものばかりではなく、友人、知人からの寄贈という場合もあります。今回のブラジルは頂いたものになります。
ぬりえ美術館に収蔵のブラジルのぬりえはタイトルこそ違え構成がほとんど同じです。ぬりえをしながら何かを勉強するアクティビティタイプのぬりえというスタイルです。
4冊のぬりえ本をご紹介しますが、中味はぬりえのページ、パズルをするページ、迷路などのページなどで構成されています。
1.の本は、「ピノキオ」のぬりえ本です。左右のいずれかに色見本がついています。
2.の本はサーカスというタイトルのぬりえ本です。ぬりえページの他にパズルや言葉遊びなどがついています。
3.の本は天使たちの絵を通して、ぬりえやパズルや迷路などで構成されています。シリーズ化されているようで5冊所蔵しています。
4.絵の具の絵のぬりえ本は、絵の具のキャラクターがぬりえになったり、同じ形のシルエットを選ぶものやパズルのページなどで構成されています。
先月の韓国のぬりえ本は大変ページ数も多い豪華なぬりえ本でしたが、こちらはその反対に4ページから6ページ、10ページと薄いぬりえ本となっています。
手軽にぬりえをしながら、様々なことを学ばせることがブラジルでは親達に望まれているのかもしれませんね。
本当に国によって、違いがあることが分かります。是非次回もお楽しみに。(館)
今月のエントランス
『しゃぼんだま』
年 代 : 昭和30年代
作 者 : きいち
しゃぼん玉を膨らます少女、左手に握っているのは牛乳瓶でしょうか?しゃぼん玉の液は、駄菓子屋や縁日の屋台などでも売られていたようですが、家庭にあるせっけんや洗濯用洗剤を薄めて作ることも出来ました。大きくほほを膨らませて、大きなしゃぼん玉を上手に作っていますね。
ぬりえ美術館情報
洗っても絵が消えない「ぬりえの石けん」が発売されました。石けんの上にきいちぬりえの絵がついています。ぬりえ美術館オリジナル商品です。
1個 735円(5種類)です。
【展示室のご案内】
5月の館内展示は春の企画展となります。きいちのぬりえが何故可愛いのか、ご紹介しています。
「ぬりえ体験コーナー」もありますので、ぬりえを塗って楽しんでください。
一番いい季節を迎えました。今年は天候の変化が激しくおかしかったですから、この安定し た季節になると、気持ちまで落ち着いてくるような気がします。何かを始めたり、旅行に でかけたりしてみるのもいいですね。
ぬりえのこころ -今月の一枚-
館内に入ってスグ目に留まるぬりえは、その時々の季節のものや テーマを設けて月毎に展示しています。このコーナーでは、月替わりのエントランスのぬりえから1枚を選んでご紹介します。
5月のエントランスは、子どもの遊びをテーマにしたぬりえを展示しています。
4月のニュースに昭和20~30年当時の子どもの遊びについて書きましたが、お手玉、あやとり、ぬりえ、ままごと等が定番のお遊びでした。
きいちは昭和22年からぬりえを「きいち」の名前でぬりえを描いています。初めはバラで販売していたようですが、版元(今でいうメーカー)さんの一人が袋入りぬりえを考えました。
10枚入りのときもあったようですが、8枚入りが用紙のサイズの取り都合から丁度良いということで8枚入りの時代が永かったようです。その後10円になり、5枚入りとなっていきます。
ぬりえは、毎月2つの版元さんより各4袋合計8袋の新作が販売されていました。それらの新作を求めて、少女達は駄菓子屋さんに通ったわけです。きいちのぬりえだけで、毎月100万袋、ピーク時には160万袋のぬりえが売れたそうです。100万人の少女達がきいちのぬりえに心をときめかせてことになります。
今年1月に日本テレビのZIP!という番組で、ぬりえ美術館が取り上げられました。そのテレビをみた小学生や幼稚園生の大勢の子ども達が、放映後にぬりえ美術館に来館してくれました。今の子ども達にとっても、きいちのぬりえの少女は可愛い!と思って、お母さんにねだって、美術館に来てくれたのです。
きいちの可愛さは、本当に永遠不滅です。(館)