東京都荒川区町屋 土日曜のみ開館
開館時間:(3月~10月)12:00~18:00 (11月~2月)11:00~17:00

ぬりえ美術館

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2016年9月17日の記事

9月の美術館ニュース(2)

『海外ぬりえ研究室』No.59 今月はフィンダンド編です。
今月はフィンランドのぬりえをご紹介いたします。以前には2012年9月と2014年7月にご紹介しています。


      
今回ご紹介する1冊目はやはり「ムーミン」のぬりえ本です。フィンランドといえばムーミンというくらい、ムーミンは人気がありますね。
フィンランドの首都ヘルシンキの街の本屋さんや空港にも沢山ムーミンの本や関連商品が溢れていましたが、最近日本でもムーミンのグッズが雑貨屋さんで目にするようになりました。私は女の子のリトルミーが好きで、いくつかグッズを持っています。


今回のムーミンのぬりえは160ページもある小型のぬりえ本です。タイトルは「ムーミン船」とありますが、中味は船に関係ないものが多く、たまたま表紙がこの絵だったという印象です。しかしどれもこれもムーミン谷の仲間たちの可愛い絵が一杯です。
子どもばかりでなく、大人にとってもムーミンは楽しめるぬりえだと思います。


2冊目の本は、昔のワークブックの復刻版です。
      

昔このワークブックで学んだ子どもたちが成長して親になり、自分の子どもたちにも自分が使ってきたワークブックをさせたいと望まれて復刻された本だそうです。
元々このワークブックを作られた人は、フィンランドでは著名な教育者であったそうで、
なかなか楽しいワークブックになっています。


参考に出した絵は、熊の子どもが着替えをしていますが、下にでているアイテムが絵の中にあるかどうかの間違い探しです。
2つ目の絵は、一番左の絵と同じ絵を探し出すというものになっています。
簡単なようですが、似た様な絵の中から正解を探し出すには、落ちついて、丁寧に見ていく必要があります。


フィンランドは、国際学力比較調査(PISA)で1位の国ですが、様々な理由、背景があっての1位ということだと思いますが、ずっと昔からこのワークブックのような形で「考える」ということに力を入れていたことがこの1位という結果につながっているのでしょう。


海外では、日本にないものを発見することができ、とても参考になります。
来月の海外ぬりえ研究室もどうぞお楽しみに。


今月のエントランス

「たまいれ」
年代:昭和30年代
作者:きいち

運動会の玉入れ競争は、単純であるにも係わらずとてもテンションが上がる競技ですね。勝敗もはっきりしていて、負けると悔しい思いをしたものです。運動会では、どんな競技が好きでしたか。


ぬりえ美術館グッズ情報

ぬりえ美術館のオリジナルグッズに「きいち暦」があります。
31枚のぬりえがついた日めくりタイプのカレンダーです。5、10日にはカラーの絵が入り、白黒のページはぬりえができるようになっています。人気のオリジナルグッズです。価格:1295円(税込)


展示室のご案内
★秋の企画展「ぬりえはファッションのテキストブック」を開催し、素敵なファッションのぬりえの展示しています。
★館内にはぬりえ体験コーナーがあり、自由にぬりえを塗って楽しんでいただけます。

Posted: Nurie : 16年09月17日 | 美術館ニュース

9月の美術館ニュース(1)

残暑は厳しいですが、気分はもう秋です。秋といえば、オリンピックイヤーの今年ならばスポーツに決まりですね。オリンピックによって、関心の高まったスポーツなどもあります。今年の秋は、どんなスポーツに取り組んでみましょうか。
 
ぬりえのこころ -今月の一枚- 
館内に入ってスグ目に留まるぬりえは、その時々の季節のものや  テーマを設けて月毎に展示しています。このコーナーでは、月替わりのエントランスのぬりえから1枚を選んでご紹介します。
 

タイトル:まり
作  者:きいち
年  代:昭和30年代
    

9月のエントランスは、「秋はスポーツ」をテーマにしたぬりえを展示しています。
オリンピックのサッカーで、開催国のブラジルが初めて金メダルを手にしました。球場全体が動いているのではと思うほど、観客が喜んでいました。
サッカーはボール一つあれば、誰でも、どこでもできるスポーツなので、貧しい国でも取り組めるスポーツと言われています。そのためサッカーは世界中どこの国でも人気のスポーツです。


それに引き換え野球をしている国は少ないため、オリンピックのゲームに取り上げられませんでした。2020年の東京オリンピックでは再び種目になりましたので、楽しみですね。

日本では、まりというと「まりつき」になって、蹴るという方向には進みませんでしたね。
しかも少女のする遊びに分類されています。サッカー同様にまりが一つあれば、いくらでも遊べたものです。一人でもお友達と二人でも、まりつきを楽しめました。足の下をくぐらせたり、この絵の少女のように、スカートを履いていれば、まりをスカートの下にいれたりして遊んだものです。
昭和30年代の子どもにとって、まりはつくものであって、バレーボールやバスケットボールのように投げ入れたり、投げ落としたりというようなことは、想像できませんでした。やっとそういうボールのスポーツがあるのを知るのは、中学生のクラブ活動を知ってからということになります。


リオのオリンピックで日本中が夢中になりました。2020年の東京オリンピックでまた日本チームを応援しましょう。(館)

Posted: Nurie : 16年09月17日 | 美術館ニュース

Takeさんの「ねんねこでおんぶ」

麻の葉模様を面白く塗っています。赤いほっぺが子どもらしくて可愛いです。(館)

Posted: Nurie : 16年09月17日 | ぬりえギャラリー

BRENDAさんの「きれいにゆえました」

淡い色の濃淡がとても優しい印象を与えます。黄色の花がアクセントになっています。(館)

Posted: Nurie : 16年09月17日 | ぬりえギャラリー

無記名さんの「まっかなすいか」

本当にスイカがイメージそのものです。ワンピースもはっきりした色合いで、夏らしいです。(館)

Posted: Nurie : 16年09月17日 | ぬりえギャラリー

無記名さんの「およめさん」

花嫁衣裳には、赤もありますね。わかわかしいイメージでしょうか。黄色が加わり豪華に見えます。(館)

Posted: Nurie : 16年09月17日 | ぬりえギャラリー

ほのかさんの「はしのうえ」

浴衣で真っ赤という色は珍しいですが、ぬりえならあり!ですね。うちわの水色で涼しく見えます。(館)

Posted: Nurie : 16年09月17日 | ぬりえギャラリー

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