コロナの感染防止のために、何回か休館をした2021年も、本日で営業終了です。来年は開館20周年を迎える年となります。どうか穏やかで、楽しい時間を持てる年となりますよう願っています。
どうぞ良いお年をお迎えください。新年は8日(土)より開館をいたします。
今年も残り少なくなりました。年末は12月26日(日)まで開館いたします。新年は1月8日(土)から開館いたします。今年の冬は寒さが厳しいようですので、風邪などひかれない様充分に気を付けて、良いお年をお迎えください。
12月11日(土)の東京新聞夕刊に、第12回ぬりえコンテストの優秀作品13点を掲載いたしました。
ぬりえ美術館のホームページにも優秀作品ならびに次点作品が紹介されていますので、是非ご覧ください。
「第12回ぬりえコンテスト」の入選結果発表です!!
⇒発表ページはこちら
10月末に締め切りしました第12回ぬりえコンテストは、104名の方々から応募をいただきました。毎回このコンテストを楽しみにしてくださっている方、初めて新聞で見つけられたという方、又コロナ禍のなか、気分が落ち込んでいたりした方など多くの方より家に居る時間の長いなか、楽しい企画であったというご意見をいただきました。
素晴らしい作品ばかりです。どうぞご覧ください。そしてこれからもぬりえを楽しんでいただければと願っています。
また東京新聞にも近々優秀作品13点が掲載される予定です。お楽しみに!
きいち千夜一夜 No.35
2021年も引き続き「きいち千夜一夜」と題しましてきいちについてご紹介をしてまいります。
わたしのきいち あとがき No.2
上村久留美
「きいち」からのメッセージが、彼自身のナマの声で届いたことはだたの一度もありませんが、いつも駄菓子屋の隅に置かれたぬりえやきせかえから、私たちは必要な情報をすべて受け取っていたのです。
この本の特徴は、彼の素晴らしい作品に加え、その魅力的な人生にも遭遇できることです。近年、若者の間では、フリーター的な生き方が流行っています。また才能やキャリアがあれば、どんどん転職したり、会社を移ったり、それはそれでフレキシブルな生き方たとも思います。
でも、「私にはこれしかない」といいう生き方であっても、少しも悲観する必要はありません。はたから見れば不器用に思えるかもしれませんが、一つのもとだけを見つめ続ける人生もまた素敵だと、喜一さんの歩みを通して感じてもらえたらと思います。
その意味では、読んで、触って、遊んで、そして感動して・・・様々なニーズに応えるエンターテイメントな本に仕上がったのではないかと自負しています。
大好きな喜一さんの本をつくるということで、私はすっかり子供がえりをしてしまい、小学館の方には本当にお世話をかけました。中でも、膨大な量のぬりえを根気よく撮影してくださった写真部のみなさん、昔の資料集めに忙しいなか奔走してくださった太田隆二さん、榎木融理子さん、本当にありがとうございました。
☆参考図書 わたしのきいち 小学館
作 者:きいち
年 代:20年代
クリスマスツリーにプレゼント、ロウソクをつけて美味しい食事をしたあとなのでしょう。
ロウソクが溶けて短くなっています。ロウソクは皆に灯りを届けながら、自分たちもクリスマスを楽しんでいたのですね。
マスコミ情報
☆11月10日発行の新潟日報ならびに11月11月号の女性セブンにて、ぬりえ美術館ならびにきいちのぬりえが取り上げられています。緊急事態宣言中の自粛の中、ぬりえに関心が集まったようです。
展示室のご案内
☆秋の企画展「秋は夕暮れ」を展示しています。蔦谷喜一が晩年に描いた童女画の絹本を展示しています。
☆館内のぬりえコーナーは、コロナ感染防止のためにしばらくはお休みをしています。ご了承のほど宜しくお願いいたします。
2021年も残りあとわずか。新種のコロナ株のためにまだまだ気をぬけませんが、来年はもう少し自由な時間が増えて、人とのコミュニケーションが取れるようになることを願っています。
ぬりえのこころ -今月の一枚-
館内に入ってスグ目に留まるぬりえは、その時々の季節のものやテーマを設けて月毎に展示しています。こ
のコーナーでは、月替わりのエントランスのぬりえから1枚を選んでご紹介します。
タイトル:あたしサンタクロースよ
作 者:きいち
年 代:昭和30年代
12月のエントランスは、「クリスマスは華やかに」と題しまして、クリスマスがテーマのぬりえを展示しています。
最近はハロウィンが人気となっていますが、やはりクリスマスは特別なイベントではないでしょうか。
ジングルベルの歌は余り聞かれなくなりましたが、クリスマスの華やかさは様々なところに影響を与えていると思います。
ファッション、音楽、食べ物、飾りつけ等など、いくらでもクリスマスを演出することができます。カラーも赤に緑、ブルーにシルバーなどで暖かくもクールにもクリスマスを演出することができます。
クリスマスにはケーキを家族で食べるという方が多いと思います。まずクリスマスケーキと言えばイチゴのショートケーキが定番ですが、最近は有名メーカーのデコレーションケーキが人気であったり、クリスマスの4週間前から始まるアドベントの時に食べるというシュトーレンというケーキやイタリアのパネトーネというケーキなどが人気となっているそうです。日本では世界中の美味しい物が食べられますから幸せですね。
去年に続き今年のクリスマスも家で家族と一緒に過ごすという方が多い事と思います。
美味しいケーキを温かい飲み物で、楽しいクリスマスをお過ごしください。(館)