東京都荒川区町屋 土日曜のみ開館
開館時間:(3月~10月)12:00~18:00 (11月~2月)11:00~17:00

ぬりえ美術館

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2021年10月31日の記事

11月からの開館時間のお知らせ

明日から11月。11月から2月までは冬時間となります。時間は11時~5時まで。最終入館時間は4時半となりますので、宜しくお願いいたします。

Posted: Nurie : 21年10月31日 | トピックス

第12回ぬりえコンテストは締め切りました。

沢山のご応募を頂きまして、大変ありがとうございました。10月30日(土)に締め切りさせていただきました。

優秀作品の発表は、12月を予定しております。どうぞ宜しくお願いいたします。

Posted: Nurie : 21年10月31日 | トピックス

2021年10月28日の記事

ぬりえコンテストの締め切りのご案内

締め切り日は、10月30日(土)必着です。

まだ送付をされていない方は、お急ぎ送付してください。ご応募お待ちしています。

Posted: Nurie : 21年10月28日 | トピックス

2021年10月23日の記事

2021年ぬりえコンテストのご案内

コンテストの締め切りは10月30日(土)です。土・日の週末を使って、是非コンテストぬりえを楽しんで来週の30日までに応募ください。お待ちしています。

Posted: Nurie : 21年10月23日 | トピックス

2021年10月10日の記事

第12回ぬりえコンテストを開催いたします。

【第12回】ぬりえコンテスト作品募集


 今年の課題ぬりえは、きいちの「はなたば」です。 

ダウンロードページよりダウンロードしてください。

ご応募頂いた作品の中から、ぬりえ美術館館長の厳正な選考の上、優秀作品を13点選び、ぬりえ美術館ホームページにて公開し、賞品としてぬりえ美術館オリジナルグッズもプレゼントします。

Posted: Ziromin : 21年10月10日 | トピックス

第12回ぬりえコンテスト作品募集のお知らせ

今年も「第12回ぬりえコンテスト」を開催いたします。

 今年の課題ぬりえは、きいちの「はなたば」です。

課題ぬりえダウンロード

ご応募頂いた作品の中から、ぬりえ美術館館長の厳正な選考の上、優秀作品を13点選び、ぬりえ美術館ホームページにて公開し、賞品としてぬりえ美術館オリジナルグッズもプレゼントします。

右の課題ぬりえ用紙をダウンロードして、ふるってご応募ください。ぬりえの人物の絵のだけでなく、背景や服なども自由にアレンジして頂いて結構です。あなたのイメージで自由に描いてください。
 

※今回、優秀作品の発表はホームページのみでの発表となり、美術館での展示はありません。
 

【応募方法】

上記の課題ぬりえ応募用紙(pdf)をダウンロードしてください。

応募用紙をプリントして枠線で用紙を切り抜いて、あなたの自由なイメージの世界のぬりえを描いてください。

ダウンロード→《第12回ぬりえコンテスト課題ぬりえ
(クリックして開いたページを保存してください。)

【ご注意】
整理の都合上、必ずぬりえの裏面にはお名前を書いてください。また、別紙に

①こどもの頃のぬりえの思い出
②この「ぬりえコンテスト」についての感想
③住所 ④氏名(ふりがなをお願いします) ⑤年齢 ⑥電話番号
などを明記して頂き、下記あて先までお送りください。

※応募にあたって
・作品は返却致しかねます。
・氏名には必ずふりがなをお願いいたします。
・優秀作品は12月頃からホームページで公開を予定しております。
 今回、優秀作品はホームページのみでの発表となり、美術館での展示はありません。
・ぬりえの台紙はB5サイズまで拡大コピーして応募も可能です。
・頂いた個人情報は、この企画開催のためのみに使用させて頂きます。
・優秀作品の発表は、賞品の発送をもってかえさせて頂きます。


【応募先】
 〒100-0011 千代田区内幸町2-1-4 日比谷中日ビル3F
  株式会社 東京アドレップ ぬりえコンテスト係


【応募締切】
 2021年 10月30日(土曜) 必着です。

Posted: Ziromin : 21年10月10日 | お知らせ

2021年10月 5日の記事

10月10日より第12回ぬりえコンテストをご案内致します。

10月7日(木)より掲載とお知らせいたしましたが、10月10日(日)からのご案内となります。

東京新聞ならびにぬりえ美術館HPでご案内いたしますので、是非ご覧ください。

Posted: Nurie : 21年10月05日 | トピックス

2021年10月 3日の記事

第12回ぬりえコンテストのお知らせ

今年もぬりえコンテストを開催いたします。10月7日よりご案内をいたしますので、今年も沢山のご応募を宜しくお願いいたします。

Posted: Nurie : 21年10月03日 | トピックス

2021年10月 2日の記事

10月の美術館ニュース (2)

きいち千夜一夜 No.33
2021年も引き続き「きいち千夜一夜」と題しまして、きいちについてご紹介をしてまいります。


健康のことなど二の次で、たっぷり遊んで、好きな仕事をして、思いっきりわがままをすることーーー最近は体の調子もよく、仕事も順調なことから、長生きの秘訣を楽しそうに語る喜一だが、いつか訪れる”死”を意識していないわけではない。


ほとんど他界してしまった友人や兄弟のことを思う時、自分の年齢を思い知らされる。そんな彼がごく最近、個展の打ち上げの際に語った言葉はこうだ。
「昔から、悠久の雲にのってふわふわ飛んでいくみたいな、そんなことを想像するのがとても好きだった。だから、これから精いっぱい絵を描いて、最後は天使たちに迎えられてふわふわした雲に乗っていくようなのがいいと思っているんですよ。そう考えると死ぬことも、また楽しいという感じ。こんな最後が一番自分にふさわしいと思うんです。


死の話をするなんて、縁起でもないという人もいるでしょうが、私は兵隊に行く前、一度は辞世の歌まで詠んでいますしね。家内はすぐに実家に帰ってしまったから、私が色紙に書いた歌なんて、まったく記憶がないってことです。その時は拍子抜けしましたが、まあ、”死”とは当分遭遇しないことだろうといいほうに解釈してます」


いつの日か本当に彼を迎えるために、天使が舞い降りる日はやって来るかもしれない。そして、それはもしかすると彼の描き続ける童女の化身なのかもしれない。

参考図書「わたしのきいち」


今月のエントランス

JP007032-640.jpg「およめさんのごあいさつ」

作者:きいち
年代:昭和30年代

ブーケを持ち、長いベール姿の花嫁さんが来賓の方々にご挨拶をしています。どんなお話が弾んでいるのでしょうか。とても幸せそうにみえます。


 



ぬりえ美術館展示情報
★8月から開催予定の秋の企画展「秋は夕暮れ」は、緊急事態宣言のために
9月まで休館をしておりましたので、10月~12月までの開催といたします。


展示室のご案内
★秋の企画展「秋は夕暮れ」を展示しています。蔦谷喜一が晩年に描いた童女画の絹本を展示いたします。


★館内のぬりえコーナーは、コロナ感染防止のためにしばらくお休みをしています。ご了承のほどお願いいたします。

Posted: Nurie : 21年10月02日 | 美術館ニュース

10月の美術館ニュース (1)

オリンピック、パラリンピックが終わり、季節は確実に秋になってきました。空気、風が気持ち良い季節、マスクは外せませんが外にでて行きたいですね。秋を感じましょう。

 
ぬりえのこころ -今月の一枚-
館内に入ってスグ目に留まるぬりえは、その時々の季節のものやテーマを設けて月毎に展示しています。こ
のコーナーでは、月替わりのエントランスのぬりえから1枚を選んでご紹介します。
 
   

JP007025-640.jpgタイトル:わたぼうしのはなよめさま
作  者:きいち
年  代:昭和30年代


     
10月のエントランスは、「ブライダルシーズンの秋」と題しまして、花嫁さんがテーマのぬりえを展示しています。
 

最近の結婚式は海外の影響をうけて6月のジューンブライドが人気のようですが、昭和の時代は結婚式と言えば、天候の良い「秋」に開催されたものでした。そのため今月は「ブライダルシーズンの秋」といたしました。


左のぬりえは「わたぼうしのはなよめさま」ですが、花嫁さんは文金高島田とよばれる日本髪にしますが、その日本髪には“角隠し”(つのかくし)と呼ばれるものとこの“綿帽子”とよばれる髪の被り物を使用します。そしてこの綿帽子の場合は白無垢の着物にだけ用います。そして結婚式のときだけに着用し、披露宴ではほかの着物やドレスに着替えるのだそうです。

一般的には裾引き黒振袖姿が多く、その後打掛姿が人気となり、またこの白無垢に綿帽子の花嫁姿が見られるようになりました。


和装の花嫁姿に髪を文金高島田にするのではなく、洋髪に着物という花嫁さんもいらっしゃいました。この花嫁姿は現在また人気となっているようで、友人の娘さんがこの姿で結婚写真を残しています。時代の流行というものがありますが、これからも和装の花嫁姿が見られると良いですね。(館)

Posted: Nurie : 21年10月02日 | 美術館ニュース

美術館便り 秋の企画展 10月~12月号 (2)

シンデレラひめ

JP007519-640.jpg
平成14年(2002)にぬりえ美術館開館のお祝いにきいちより
進呈された絹本である。
ぬりえ美術館は「ぬりえ」を展示する美術館であるので、この絹本は色を使わずモノクロで描かれている。






出雲の阿国

JP007539-640.jpg
きいちは、若い頃より歌舞伎を好み、娘が生まれてからは娘を日本舞踊に通わせるなか、自身も“ミイラ取りがミイラになる”となり、日本舞踊の名取にまでなっている。

出雲の阿国は安土桃山時代の女性芸能者で、ややこ踊りを基にしてかぶき踊りを創始したことで知られている。





およめさん

JP007520-640.jpg
ぬりえにも花嫁さんが数多く描かれた。当時の女の子の
憧れが花嫁さんであったからだ。
身近に見る女性で一番華やかで美しいのは花嫁さんであったので、憧れの対象になったのであろう。
絹本にも花嫁さんやお仲人さんの着物の柄を変えて、花嫁さんが描かれている。





エンゼル

JP007536-640.jpg

晩年きいちは、エンゼルが好きになり、エンゼルの絵を描くようになった。






これらの絹本の他に、ぬりえ類は「花嫁さん」、「歌・踊り・楽器」、「浴衣姿」、「夏の遊び」を「テーマにした作品を、展示室中央の什器に展示をしております。


晩年の絹本とぬりえをどうぞごゆっくりご覧ください。

Posted: Nurie : 21年10月02日 | 美術館だより

美術館便り 秋の企画展 10月~12月合併号 (1)

令和3年秋の企画展
「秋は夕暮れ」~夕日の差して山の端いと近うなりたるに~
蔦谷喜一が晩年に描いた童女画の絹本を展示いたします。


緊急事態宣言のため、休館をしていましたので、秋の企画展は2021年10月2日(土)~12月26日(日)となります。


きいちは子どもの頃から得意なことと言えば、絵を描くことだったが、絵描きを目指すきっかけになったのは、上野の美術館で帝展を見たときのことであった。たおやかに舞う女性を描いた
山川秀峰の「素踊」に心を奪われたからである。山川は鏑木清方の弟子で、伊藤深水の兄弟子に当たる人物。細やかな描写に加え、女性の豊かさを清潔な色香が匂いたつような作品に心底見せられてしまった。と同時に、それまでくすぶっていた自分の夢がハッキリと姿を表したような気がした。


彼が目指したものは「美人画」である。あるいは高畠華宵のような売れっ子の挿絵画家である。
そこで喜一は、勉強の場に、文京区春日にあった川端画学校を選んだ。当時川端は絵を学びたいという人を受け入れる一方で、芸大志望者がデッサンを学ぶ美術学校進学への予備校的存在でもあり、基礎を徹底して学ぶには絶好の場だった。
 

川端画学校を3年ほどで卒業すると、今度は有楽町の日劇の前にあるクロッキー研究所に通いはじめる。クロッキー研究所は、裸婦デッサンを中心に訓練する場で、プロとして活躍する人を対象とした学校だった。きいちはここに夜間だけ行って、7~8年通い続けた。


昭和15年、きいちが26歳の時、ぬりえとの出会いがある日突然やってきた。「川端時代の友人で、画学校を途中でやめて家業の製本屋を継いだ男がひょっこりやって来て、“ぬりえの仕事を持って来てやったよ。”」とこれできいちのぬりえが始まった。その当時は、虞美人草の主人公の名前から名付けた「フジヲ」で描いた。


戦後「きいち」の本名でぬりえを描き始めたのは昭和22年である。戦争が終わり、子どもたちにも自由がやってきた。子どもたちが喜ぶ、可愛いぬりえ、美しいぬりえをきいちは毎月発表していった。何十人もいるぬりえ作家の中でも、きいちは格別に可愛い女子の絵と、子どもたちが憧れる素敵なファッションを提供して、子ども達の絶大な人気を得ていくのである。

そんな生活は昭和40年代ころまでつづき、テレビが生活の中心となり、テレビの中でアニメが見られるようになると、いつしか動きの無いぬりえは子ども達に忘れ去られていくのである。


昭和47年、グラフィックデザイナーの長谷川義太郎が同僚のきいちファンとともにきいち宅を訪ねてきた。突然訪ねてきた長谷川たちにきいちは、“今は日本画家として肖像画などを描いている”と言うと、老人の肖像画を見せた。ある会社からの依頼で、社長の肖像画を描いているとうことだった。


これを機に長谷川は、忘れ去られようとしていたきいちの存在を世の中にアピールしようと動き始める。昭和53年の資生堂ザギンザホールでのぬりえ展や、当時若者に人気だった雑誌<ビックリ・ハウス>主催のアート展に、常連アーティストに混じって、きいちも数々の作品を発表した。作品展が各地で開催され、広告にも使われたり、テレビの出演などが続いた。

 
「第二のきいちブームといわれて騒がれて、でも、私としては次なる目標が欲しいと思っていた時に、ヒントを与えてくれたのも、長谷川さんでした。私を表舞台に引っ張りだしてくれた以上、私のほうも自分から自信をもって表にだせる作品を描いていかなくてはならない。それで、少女の姿を絹絵に描く童女百態シリーズに取り組もうと決めたんです」


美人画を勉強し美人画家を目指したきいちだが、ぬりえを20年以上描いていたことから晩年は童女の姿を絹本に描くことにした。それが童女百態シリーズである。
 

今回はぬりえ美術館が所蔵する童女画と美人画の絹本をご覧頂きます。

Posted: Nurie : 21年10月02日 | 美術館だより

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