東京都荒川区町屋 土日曜のみ開館
開館時間:(3月~10月)12:00~18:00 (11月~2月)11:00~17:00

ぬりえ美術館

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2021年6月23日の記事

子供ぬりえコンテストの締め切り迫る

コンテストの締め切りは6月30日(水)です。

今週末にぬりえを楽しんで応募してください。お待ちしています。

Posted: Nurie : 21年06月23日 | トピックス

2021年6月12日の記事

子供ぬりえコンテストのご案内

東京新聞にてご案内の「子供ぬりえコンテスト」ですが、毎日新聞におきましてもご案内をいたしますので、奮ってご応募願います。案内日程は6月17日(木)と24日(木)の予定です。

Posted: Nurie : 21年06月12日 | トピックス

2021年6月 5日の記事

6月の美術館ニュース(2)

きいち千夜一夜No.29 

2021年も引き続き「きいち千夜一夜」と題しまして、きいちについてご紹介をしてまいります。


第二次きいちブームは、平成元年ごろに一応の鎮静をみるが、昭和四十年ごろの第一次ブームが去った時とは違う満足感が喜一の中に残った。ブームは去っても、童女百態シリーズを描き続くるという次なる目標が決定したからだ。従って、その後の喜一の個展はぬりえから、童女展へと移っていく。個展会場を訪れたファンは、懐かしさを超え、八十歳を過ぎて、ますます盛んな喜一の仕事ぶりに感動を覚えるのである。


【新たなる決意】

ずっと美人画家をめざしてきたが、最近美人画は余技だとわかった。これからは童女の絵を中心に描いていこう、八十歳を過ぎて、ようやくその覚悟ができました。

 きいちがせっせと描き続けてきた童女百態シリーズの絵は個展などを通して多くの喜一ファンの手元へ渡っていった。その数は優に百枚はこえると思われるが、それでもまだまだ描きたりないと言う。


どの絵もファンを魅了するには十分であっても、喜一にすれば、どこか納得のいかない点がある。次はなんとか満足のいく作品をと考えているうちに、いつの間には作品の数だけが増えてしまったのだとと苦笑する。


「童女の持つ愛らしさとかやさしさとか、また色彩という面ではかなり満足できるものに仕上がっていると思うんです。しかし問題はデッサンです。どうしてもデッサンがうまくいかない。描いている最中はわからないんですが描き終えてしばらくしてみると、やっぱり欠点が見つかってしまう」
 三頭身の童女の絵にも厳密なデッサンは必要なのだ。


☆参考図書「私のきいち」小学館



今月のエントランス

JP006299-640.jpg
「お買い物」
作者:きいち
年代:昭和30年代

大きな襟のついたお洒落なワンピースを着て、お買い物帰りのキューピーさん。
手には本日買ったものを下げています。
なんだかウキウキと歩いているように見えますね。


ぬりえ美術館展示情報
緊急事態宣言のために休館が続きましたので、7月まで「春の企画展」を延長して展示いたします。
きいちの肉筆である絹本を展示しています。
きいちは美人画を学びましたが、基本的にそれらは絹本で描いています。
今回展示品のうち「弥生」と「エンジェル」の2作品は紙本となっています。


展示室のご案内
★「春の企画展」を延長展示しております。


★館内のぬりえコーナーは、コロナ感染防止のためにしばらくお休みをしています。
ご了承の程お願いいたします。

Posted: Nurie : 21年06月05日 |

6月の美術館ニュース(1)

今年は梅雨が例年より随分早く始まりました。早く始まった分、早く終わって欲しいものです。
梅雨の時期を爽やかに、楽しく過ごしていきたいですね。


ぬりえのこころ -今月の一枚- 

館内に入ってスグ目に留まるぬりえは、その時々の季節のものやテーマを設けて月毎に展示しています。こ
のコーナーでは、月替わりのエントランスのぬりえから1枚を選んでご紹介します。

 
JP006731-640.jpg   
タイトル:ぴーちゃのおくにはうみのむこう
作  者:きいち
年  代:昭和30年代

     
6月のエントランスは、「可愛いキュウピーさん」と題しましてキューピーのぬりえを展示しています。

ぬりえ美術館が所蔵する古いぬりえの中にはキューピーさんを描いたぬりえが沢山あります。特に戦前のぬりえにキューピーが描かれています。

キューピーは1909年にアメリカのイラストレーターのローズ・オニールが描いたと言われています。その後立体的なキューピーのお人形が誕生することになります。
大正期には日本で輸出向けにキューピー人形を生産し、のちに日本のオリジナル的特徴を持ったキューピーも作られるようになります。1925年以降は日本がセルロイドの製品を造るようになり、燃えやすい欠点が指摘されてからはソフトビニール製のキューピーが主流となり、今に続いています。

キューピーは目がパッチリとしていて、可愛いという要素を持っています。また立体の人形になってからも様々な表情やポーズを作ることができるので、特に小さい子ども達には好まれたのでしょう。
浅草の商店街を歩いていますと、入れ墨をいれたキューピー人形も売られていて、ああ、ここは日本の浅草なのだ、と日本の独創性を感じます。


誰もが、小さい時には一度は持っていたことがあるお人形ではないでしょうか。(館)

Posted: Nurie : 21年06月05日 | 美術館ニュース

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