東京都荒川区町屋 土日曜のみ開館
開館時間:(3月~10月)12:00~18:00 (11月~2月)11:00~17:00

ぬりえ美術館

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2019年12月30日の記事

今年も沢山の皆様にご来館頂きまして、ありがとうございました。

来年もご来館をお待ちしております。

皆様どうぞ良いお年をお迎えください。

Posted: Nurie : 19年12月30日 | トピックス

2019年12月15日の記事

年末年始のご案内

今年も残りわずかとなりました。年内は22日の日曜日まで開館いたします。新年は11日の土曜日から開館いたしますので、宜しくお願いいたします。

何かと気ぜわしい時期になりますが、体調に気を付けてお過ごしください。

Posted: Nurie : 19年12月15日 | トピックス

2019年12月 7日の記事

12月の美術館ニュース(2)

きいち千夜一夜 No.12 きいち生誕105年

今年はきいちの生誕105年に当たります。これにちなみまして、「きいち千夜一夜」と題しまして、きいちについてご紹介していきたいと思います。

きいちの魅力
小さなものたちが動く小空間を眺めたり、想像したりするのが楽しい。物語でいうと「ガリバー旅行記」なんかがいいかな。だから、ぬりえやきせかえの仕事も楽しんでやれたのかもしれない。

 
昭和二十年代の中ごろ、ぬりえブームが起こると、取り立てて絵の勉強をした者でなくとも、器用に子供向きの絵を描きこなせるものはこぞってぬりえ作家になりたがった。発売元への売り込みも多く、メーカー側もうれそうなものならどんどん商品化を進め、最盛期には四十人以上のぬりえ作家がいたといわれる。


絵を描きたいというよりは、短期間で金を稼ぐ方法としてぬりえ作家を志す者もいて、稼ぐだけ稼いだら、ぱっとやめてしまおうと、ひそかに貯蓄プランを練る者もいたようだ。
だが、いくら子供相手の商売とはいえ、そう甘くない。思ったほど子供に受けがよくなかったり、一時的に売れてもすぐに飽きられて、注文がこなくなってつぶれていくケースも少なくなった。

第一線で活躍する喜一の絵を見て、”この程度なら自分にも描けそうだ”と高をくくってこの道に入ってくるものもいたが、実際にやってみると、喜一を超えるその壁がどんなに厚いか気付かされる。中には捨て身になって、どさくさ紛れに喜一の模写で人気に便乗してしまおうといった不届き者もいたが、子供の目はごまかせず、計画は失敗に終るのだ。


「真似だけなら、まあ、仕方ないかと思えるんですけどね、私の名前を使って、まったく別のタッチで描いてた人もいたようで、これにはちょっと困ってしまいました。当時は、私も忙しかったから気付かなかったんですけどね、三十年以上経って個展会場に足を運んでくれた人が、”これ、喜一さんの絵、珍しいタッチのを私は持っているんですよ”とみせてくれた中に、にせものが混じっていると複雑な気持ちになる。めずらしいはずですよ、私が描いたものじゃないんですから。そんなときはなんだか申し訳なくて。にせものを私の絵とずっと信じていたなんて、気の毒じゃないですか」
*参考図書「わたしのきいち」小学館


今月のエントランス

「ぼくはたいしょうだよ」
作者:きいち
年代:昭和30年代
馬の姿勢のなったお姉さんの背に乗る弟。背が高くなって大将のように偉くなった気分なのでしょう。ハイ、どうどう、と言っているのかしら。


ぬりえ美術館情報
☆10月に開催いたしました第10回ぬりえコンテストは沢山のご応募を頂きまして、195点の作品が集まりました。
選考の上、来年1月~2月の期間ぬりえ美術館に優秀作品を展示いたしますので、どうぞお楽しみにお待ち願います。


展示室のご案内
☆11月~2月は、常設展示を開催しています。美しいお姫様の世界、お洒落なドレス、着物などのぬりえを展示しています。
☆館内にはぬりえ体験コーナーがあり、自由にぬりえを塗って楽しんでいただけます。

Posted: Nurie : 19年12月07日 | 美術館ニュース

12月の美術館ニュース(1)

今年も残すところ一ヶ月となりました。今年もいろいろなことがありましたが、ぬりえ美術館にとっては、きいち生誕105年の年でした。これからもきいちのぬりえの普遍的な可愛さをお伝えしていきたいと思っております。

ぬりえのこころ -今月の一枚- 

館内に入ってスグ目に留まるぬりえは、その時々の季節のものや  テーマを設けて月毎に展示しています。このコーナーでは、月替わりのエントランスのぬりえから1枚を選んでご紹介します。


12月のエントランスは、「よい子は家でおてつだい」をテーマに様々なお手伝いの様子のぬりえを展示しています。



タイトル:もちつき
作  者:きいち
年  代:昭和30年代


子どもたちもお手伝いをするのが当たり前の時代。
元気に家でお手伝いをする様子がぬりえに描かれています。
暮れの行事の一つの餅つきを、子ども達の姿で描いています。
近所でペッタン、ペッタンと餅つきの音が聞こえてくると、ああもうすぐお正月だなあと子ども心にも感じて嬉しかったものです。

お隣が農家ということもあり、お隣がお餅つきをするときに遊びに行って、そばでお餅が出来上がっていくのを見て、出来上がれば餡子やきなこ、大根おろしなどに入れてもらって、搗きたての美味しいお餅を食べました。


今でもお餅が大好きですが、子どもの頃には焼いたお餅を一回に5、6個食べてしまうので、お正月が終って3学期になると必ず体重が増えていたものです。


冬のお手伝いのぬりえには、「おそなえつくり」や「ゆきかき」も見えます。東京でも沢山雪が降っていた時代ですから、地方の子どもたちは毎日雪かきをしていたかも知れません。


お母さん、お父さん、お爺さん、おばあさんのお手伝い等をいろいろされてきたと思いますが、どのような思い出がありますか。(館)

Posted: Nurie : 19年12月07日 | 美術館ニュース

12月の美術館便り

ぬりえ美術館では今年で第10回目となりますぬりえコンテストを開催いたしました。お蔭様で195点ものご応募をいただきました。厳選なる審査の上、来年1月11日(土)より優秀作品を展示する予定です。 
今月は応募くださった皆様の中から、コンテストに関するご意見、感想をご紹介したいと思います。


神奈川県 田中裕子様 50代
☆きいちのぬりえは一冊を三姉妹(私は次女)で、ぬりたいページをじゃんけんで決めていました。着物の女の子は欲しくて 負けえると泣いていました。かたわらで祖母が「じょじだごどお~」訳「上手だこと」と誉めてくれた声 あたたかい笑顔 雪深い秋田の茅葺きの家の間取り匂いまでなつかしく思い出します。


千葉県 伊藤かな枝様 60代
☆ぬりえは必ず、亡き母が「きいち」のぬりえを購入してくれ、母子で競って色を付ける事が習慣でした。母と私の絆でした。


千葉県 秋元美代子様 60代 
☆この特集は依然にも見たことがありますが、その時は小さいぬり絵を切りとって写真の額に入れました。 「おひめさまのおともはいぬとうさぎ」 「かわいいにほんがみ」 という二枚の絵を保存して飾っています。これには色はぬってません。今回初めてぬってみました。

埼玉県 澤山強様 70代 
☆思い出にも書きましたが、ぬりえは「写経」に似た作業に思えます。なぜなら、他のことを忘れ  て「集中」できるからです。絵にもいろいろありますが、シンプルな絵ほど、多様性を活かした「完成品」に「結晶」させることができ、すばらしいことだと思います。

「認知症」の感謝さんとの対応で「回想法」というのがあるのを聞いています。ぬりえはこのような場面でも、「写経」と同様の「威力」を発揮するのではないかと、素人の身でイメージします。


群馬県 増田知子様 60代
☆きいちのぬりえはこどもの頃のあこがれがぎっしりつまった夢のぬりえでした。子供のおこづかいで買うのでぬるのもていねいにじっくりと時間をかけあれこれ想像しながら色を楽しみ大事に大事に仕上げ大切に保存してました。


東京都 森田真理香様 20代
☆こどもの頃のぬりえの思い出:たくさんあります。
小学生になると、仲の良い友人同士で、お互いの描いた絵にぬりえをし、採点し合う「ぬりえ教室」というものを行い、盛り上がったのを覚えています。「何点にしようか、どんなコメントを書こうか」と添削するのも楽しかったですし、「何点もらえるだろう?」と採点してもらうのもドキドキしました。その後も、きれいに見える色のぬり方を友人に教わるなどするうちに、好きな色をのせるだけで、自分だけの作品が作れるぬりえの魅力に気づきました。
特に、絵を描くことが苦手な私にとっては、とても楽しい自己表現ができました。「この部分は何色にしよう?」と色を選んでいく過程が好きで、母に「色彩感覚が良い」と褒めてもらったことも自信につながりました。


群馬県 長谷川みのり様 20代
☆ドレスに花束、リボン、小さいころのあこがれがつまっていて絵本作家になったような気持ちでした。


東京都 熊田藤作様 90代
☆男女で誰かの家に集まり熱心にぬりえをやり、コンクールをやり出来映えを競い、楽しくぬりえをやりました。子供時代の楽しい「思い出」を呼び起こす機会を作ってくれました。


まだまだ沢山の感想、ご意見をいただきました。きいちのぬりえが皆様方に本当にさまざまなことを思い出すきっかけとなっていること感じ、嬉しく思っております。
1月からは展示とホームページでの掲載が始まりますので、是非ともご覧いただきますようお願いいたします。(館)

Posted: Nurie : 19年12月07日 | 美術館だより

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