東京都荒川区町屋 土日曜のみ開館
開館時間:(3月~10月)12:00~18:00 (11月~2月)11:00~17:00

ぬりえ美術館

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2019年1月27日の記事

sakikoさんの「あたしのはごいたきれいでしょ」

とても明るい色彩の若々しい着物姿が、美しいです。(館)

Posted: Nurie : 19年01月27日 | ぬりえギャラリー

無記名さんの「あたしのはごいたきれいでしょ」

着物の柄のメリハリが効いて、とても素敵な着物になっています。(館)

Posted: Nurie : 19年01月27日 | ぬりえギャラリー

akemiさんの「おおきなちょうちん」

少ない色数ですが、印象にのこりぬりえになっています。(館)

Posted: Nurie : 19年01月27日 | ぬりえギャラリー

kyokoさんの「あめあめふれふれ」

明るいオレンジ色のレインコートと何色も使った雨傘が素敵です。ブーツも色合いがお洒落。(館)

Posted: Nurie : 19年01月27日 | ぬりえギャラリー

2019年1月20日の記事

来館者の声をご紹介いたします(3)

昨年6月からの来館者様の声をご紹介いたします。


6月3日(日)

・平成生まれ。その平成もそろそろおわる。昭和からある遊びを巡って、ここにきました。なつかしさはありませんが、どこかで見たような不思議な時間でした。


6月10日(日)
・一人生活になりある所の老人ホームに日頃うかがい老人相手にひとことも話もせずにいてホームでぬり絵をして職員よりプロとおだてられてぬり絵をして、ホームで何枚も色づけをしています。今日かわりをもとめて来ました。なつかしいです。


6月23日(土)
・小さい頃にあこがれた絵を拝見出来嬉しく思います。きせかえも楽しみました。
・昔春日部でつたやきいち先生の原画展をみて懐かしく子供の頃を思い出し、本日又きいち先生の絵に出合えて、嬉しいです。73才の私ですが、子供の頃に戻ってぬり絵を描いて楽しみます。わたしのきいちを買い求め、今夜のきいち先生の世界にひたり、私も幸せになれます。
有難う。


6月30日(土)
・温度33度Cの中、ひょっこり入りました。
お母様とのめぐり合い、お嫁さんのマサさんの良さ、きせかえ人形をしました。
そば屋つる屋さんの絵も見ました。ロゴマーク、サインマークも見ました。
そば屋でつるつると日本画も食べてみたい。冷た~くなった部屋の中です。入って良かったです。 よしー。

Posted: Nurie : 19年01月20日 | 来館者の声

来館者の声をご紹介いたします(2)

昨年5月からの来館者様の声をご紹介いたします。


5月4日(祝)
・母子で来ました。とてもなつかしいです。2014年に見つけて(知って)ずっと来たかったので、今日はとてもうれしいです。ありがとうございます。
・子供の頃にあこがれたぬり絵の作者きいちさんの美術館に初めて来れて感激しました。ありがとうございます。
・ついに来館することが出来ました!!
昭和39年生まれの私は小さい頃近所のおもちゃ屋さんでよく喜一先生のぬりえを買ってもらったものでした。今日来て、きせかえ人形の事なんかも思い出し、心がじーんとしております。
あの頃は、和装よりも洋風のぬりえが好きでした。見たこともない素敵なドレスの絵に色をぬったものでした。大切にぬりました。
大きくなり、美大に進学し(武蔵野美術大学)その後パッケージのデザイナーとして生きています。喜一先生も、元は日本画家志望だった事や画学校クロッキー研究所に学ばれた事を本日知り、ぬりえの画の構造がしっかりしているのに納得しました。又、ロゴ(サイン)の謎(?)遍歴も、ずっと(小さい頃から)不思議に思っていましたが、T(ティー)だったのかと、本日納得しました。又会社によって使い沸けていたのね・・・。と。
あ~ホントに来て良かった!!! とっても心が暖かくなって、人生を振り返るような一日でした。ありがとうございました。喜一先生、バンザイ!!


5月5日(祝)
・一度来館したく思ってました。私ももう74才、子供の頃、良く親に買ってもらい、妹とぬりえをしました。そのぬりえが私が住む(西新井)近くにあり、びっくり。今日、来館出来た事、うれしく思います。


5月6日(日)
・ふるかひまり 4さい
・以前テレビで見たのをきっかけに、来館したいと思っていました。
今神奈川県にある大学で、音楽を勉強しており、ぬり絵と音楽、共に一つの芸術である事に勝手に親近感を抱いてしまいました。
ぬり絵について色々聞いてみたいな、と思いました。また来館したいです!! ありがとうございました。


5月12日(土)
・念願の”きいち”のぬり絵美術館にたどりつきました。なれない地下鉄をのりつぎ、TAXIに助けられて、とても幸せな気分です。やっと会えました!1感激!! ”亡母の十三回忌”に上京。母の日を前に母が導いてくれたようです。
母の優しさを思い出しました。 ありがとうございました。(北国より)
・とてもかわいらしいです。当時の様子も感じます。 常田メロン

5月26日(土)
・女の子らしい絵にようやく会いに凝れました。ずっと来たかったので、今日は来れて幸せでした。私が生まれる前からの絵ですが、とてもなつかしくいやされました。 浅田智代子

Posted: Nurie : 19年01月20日 | 来館者の声

来館者の声をご紹介いたします

昨年の2月から来館者様の声をご紹介していませんでした。3月からの声をお伝えいたします。

3月10日(土)
・とてもむかしのぬりえだったので、びっくりしました。外国のぬりえの本もすごかったです。
・川崎から2回目の結婚で町屋に来ました。ついこの間の女子会で、きいちのぬりえの話をしてもりあがってしまったところです。母は、保育士だったので、ぬりえをかってもらえず、おばあちゃんの家でかくれてしていました。上びらきのぬりえには、女の子のあこがれが、つまっていたようにおもえます。桜とともに感謝。カコ


3月24日(土)
・主人と寄ってみました。あ~なうかしい! 子供の頃よくぬりえをしていました。今度は、孫といっしょにぬってみようと思います。 由美子
・子供の頃をおもいだしました。 麻美
・軽い気持ちでぬり始めたら、顔の色が難しくて思ったように塗れませんでした。色えんぴつで色をだすのは難しいと思いました。T.N.


3月25日(日)
・ぬり絵ボランティアをしてろますが、参加者がぬり絵の経験がない方ばかりでボランティアの私達も経験がなく手さぐりで進めております。参考になればと思い、横浜からおとずれました。F.M.


31 Mar.,2018
Though I can't really understand Japanese, I had fun here because I can paint a picture
here when colouring is a habit many years ago. At that time, I was still a child. the meseum is quiet and peaceful. You can slow down yourself and enjoy a pleasant afternoon.  ビビアン from Hong Kong


4月8日(日)
・友達と来ました。尾久の原公園のしだれ桜はちってましたが、ぬりえ美術館に入れて良かったです。昔をなつかかしみました。


4月14日(土)
・華宵や夢二が好きで、その延長線上でレトロな絵に興味を持つようになったところ、こちらの存在を知り来てみました。私は平成の生まれですから、もう塗り絵というとアンパンマンとか既存の人気キャラばかりでオリジナルの女の子の塗り絵にふれたことはありませんでした。
きいちの絵は贅沢な手仕事で模様も凝っていて可愛らしくて、リアルタイムで触れることができた方々がとてもうらやましいです。私も昭和に生まれたかった~!当時の子供たちが憧れたのもうなずけます。


4月29日(日)
・始めてきたのですが、とてもすばらしい作品が、飾られていて、とても、すてきだと思いました。ぬりえが好きだったころのことを思い出して、なつかしく、思いました。見にきて、とても、よかったと思います。
・やっと入れました。なつかしいです!!


4月30日(月)
・昭和35年生まれの私は、いっぱいお世話様になりました。きいちさんのぬりえ。来たかった場所にやっと来れました。今、着物に関わる仕事をしていますが、私の持つ和装の華やかなイメージはきいち先生のぬりえが原体験だと思います。 ゆきえ 札幌

Posted: Nurie : 19年01月20日 | 来館者の声

2019年1月13日の記事

美術館便り 1月~2月合併号(2)

東京都
佐藤 順子様 60代
《作者からのコメント》
・小遣いをもらうと駄菓子屋に行き、先ずぬり絵に飛びつきました。色鉛筆で綺麗に塗れると嬉しくて、妹や母も一緒に競っていました。情緒ある少女の絵に「きいち」って優しい人だろうなと、想像したものでした。季節行事に心弾ませていました。
前回応募して、ぬり絵の楽しさを思い出し、コンテストを待っていました。「七五三」には神社で、紅葉の背景が浮かび絵画のように写真のようにと盛り込んで夢中になってしまいました。色々アイデアがありましたが、和のイメージで古風になりました。

《館長からのコメント》
・古典的な柄も入って、豪華な七五三の着物に仕上がりました。少女を引き立てる、背景の紅葉、神社の階段やお宮と手が込んでいて、大変素敵でした。


神奈川県
山本 祥代様 60代
《作者からのコメント》
・父母、兄弟が留守の時、一人楽しくぬり絵をしていました。昔ながらの「きいち」のぬり絵、原点に帰りとても良いです。

《館長からのコメント》
・新聞の切り抜きに塗ってくださっていますので、大変小さい絵なのですが、着物と背景と全体としてとても纏まって可愛い作品です。


東京都
岩井 タツ子様 60代
《作者からのコメント》
・幼い頃より、ぬり絵は、私の生活の一部でした。特に雨の日は、一日中ぬり絵をして空想の世界を楽しんだ思い出があります。下絵は昔風の絵ですが、情緒があって絵心をいつも注がれます。

《館長からのコメント》
・京都の七五三のお祝いでしょうか。丁寧に塗り込んだ部分に塗っていない白紙の部分が神社の白砂のようですっきりと仕上がっています。


東京都
富塚 節子様 70代
《作者からのコメント》
・この企画できいちのぬりえの奥の深さをいつも感じます。様々な題材を楽しめるというだけでなく、昭和の生活空間を感じながら今の自分の考えや表現の仕方を再発見することが多々あります。いろいろな世代の方の感じ方を知るのも楽しみです。
今回は色鮮やかな着物を着て「見て、見て」と言っているのでしょうか。

《館長からのコメント》
・着物の色、柄が個性的です。帯揚げが二色絞りというのもなかなか細かいところまで凝っています。神社に続く石畳がなんとも落ちついていて、そこに落ちる銀杏の黄色の葉といい安定感があります。


東京都
井上 とし子様 70代
《作者からのコメント》
・戦後生まれ百姓家だから現金は自由にならず、ぬりえとは縁がない。少女まんが家の真似して絵が好きになり自分で描いて塗るという事今でも続いている。
きいちさんのぬり絵は駄菓子店でいつも横目でチラリ、塗りやすい絵と思っていた。昭和時代を思い出す。年寄りだから発想はむずかしい。ベーシックな塗りになっています。

《館長からのコメント》
・発想が難しいなんて、とんでもない。大変斬新なぬりえになっています。新聞の切り抜きの小さい絵ですが、大きな絵に負けていません。


神奈川県
寺門 民夫様 70代
《作者からのコメント》
・昭和30年代、小学生だった頃。自分の好きな洋服を着れなかったので、ぬりえに自分の好きな色を塗って、将来こういう色の洋服を着るんだと夢見ながらぬりえをしたものです。自分の好きな色を塗り終えると必ずキレイに仕上がり100%満足したのを覚えています。
ぬりえコンテストを初めて知りました。同じ題材(線描)を基にしたコンテストは、これ以外他に有りません。とてもユニークな試みではないでしょうか。

《館長からのコメント》
・秋の神社の境内に立つ少女。コスモスのような着物を着た少女が色合いとともに浮き立っているようで構図的にも素晴らしく、楽しいぬりえです。


神奈川県
並木 茂様 80代
《作者からのコメント》
・三才の時小児マヒになり、なにも出きなかったです。まわりの人が手をうごかかすぬりえやりなといってくれたので、ぬりえやったことおもい出しました。こだわらないで、自分なりにぬりえが出来ること、前向きにぬりえが出来ること、楽しそうに思う。

《館長からのコメント》
・七五三の少女がお祝いに嬉しくて、発光しているようなイメージになっています。とても手が不自由であることを感じさせません。来年も是非ぬりえコンテストにご参加ください。


今回も素晴らしい、個性溢れる作品が集合いたしました。元の絵は同じですが、これだけ違った絵になっていきますので、作者の方の想像力、創造力に驚かされます。ぬりえは誰にも取り組み易いものですが、その奥は大変深いものがあると思います。絵の中だけに留まらず、絵の外に出て行くらい飛んで描いて欲しいと思いますし、どんどん描き込んで絵の世界を奥深く探っていただきたいと思います。元の絵は同じでも、作者の独自の絵になっていくと思います。その楽しさをこれからも多くの皆さまに理解していただければと願っております。


今年も秋ころぬりえコンテストを開催する予定ですので、これからもぬりえコンテストに参加くださいますよう、宜しくお願いいたします。(館)

Posted: Nurie : 19年01月13日 | 美術館だより

美術館便り 1月2月合併号(1)

明けましておめでとうございます。元号が変わる新しい年でもありますので、平和で穏やかな生活ができる年になることを願っています。

さて、昨年10月に実施いたしました第9回ぬりえコンテストの優秀作品を1月12日(土)より展示をしています。お蔭様で第9回は200通以上(昨年の倍)の応募がございまして、選定をするにあたり、応募数の多さに嬉しい悲鳴を上げておりました。これも皆さま方のご支援の賜物と厚く感謝申し上げます。

厳選な審査の上、優秀作品15点をぬりえ美術館に展示すると共に、優秀作品ならびに次点作品、特別賞の作品をホームページに掲載しておりますので、併せてご覧いただければ幸いでございます。今後もぬりえコンテストを続けてまいりますので、どうぞ沢山のご応募お待ちしています。
また今年の二月は蔦谷喜一の生誕105年にあたります。これからも皆さまに愛され、心に残る「きいちのぬりえ」とぬりえ美術館にご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

以下に今回の優秀作品の方のコメントと館長のコメントをご紹介いたします。


埼玉県
濃野 知世様 20代
《作者からのコメント》
・晩秋らしい色使いを意識して、夕焼けのオレンジ色やぶどう色でまとめました。ちょっと奇抜な色あわせでもぬりえなら自由に着せることができるので楽しかったです。

《館長からのコメント》
・着物の表現に日本の伝統的な”暈し”や”絞り”に帯の金糸などが生かされた豪華な七五三の着物に仕上がりました。千歳飴の袋もキチンと描かれています。赤い欄干が七五三のイメージにぴったりです。

千葉県
滝口 由紀香様 40代
《作者からのコメント》
・大人の塗り絵に興味があって、自分で塗った塗り絵をポストカードとして知り合いに出したいので、事始めに練習させていただきました。

《館長からのコメント》
・新聞の中のぬりえに塗ってくださいましたが、着物部分は塗りはシンプルでしたが、November、7、5、3歳等など、周りのアイデアが大変お面白く、アイデアの勝利でした。


東京都
かさはら あやこ様 50代
《作者からのコメント》
記入なし

《館長からのコメント》
・ぬりえ仲間の方たちとぬりえを楽しんでいらっしゃるかさはら様。見るだけで元気に
なるような色彩が素敵でした。タイトルの部分には暈しも入り、細部まで丁寧に描かれています。


東京都
熊谷 眞由美様 50代
《作者からのコメント》
・人にもよるのかもしれませんが、ぬりえは気持ちが落ち着いている時に、心静かに感性の流れで塗っていくような気がしますので、初心に帰る気持ちで誰でも気軽に簡単に楽しめるといいなというか、それが望ましいと思うので、時々?定期的にこのような機会があるといいと思います。

《館長からのコメント》
・熊谷さんのぬりえも背景に心惹かれました。モダンな感じがします。縁取りの紫も効いています。お手紙にも色々な絵が切り張りしてあって、お洒落でした。ますます感性を研ぎ澄ましていってください。


千葉県
宮田 江美様 50代
《作者からのコメント》
・スグ目に入りました! なぜ13点?かは不明ですが、何か、あるのかな・・・?
「ぬりえ美術館」は前から存じ上げていました。まだ行った事はありませんが、この楽しい企画にぜひ、行きたいと思いました。

《館長からのコメント》
・13点は、美術館の壁面に展示できる額の数からきています。ご了承願います。
ホンワカ~とした暖かい作品ですね。しかし締めるところはきちんと締めて丁寧に描いています。花の塗り方もこのような塗り方は他にありませんでしたし、千歳飴の袋もきちんと描かれています。


埼玉県
丸谷 悦子様 60代
《作者からのコメント》
・楽しくぬりえができました。

《館長からのコメント》
・着物の色使いが大変個性的で、かつ全体の色彩が大変纏まっています。


岐阜県
寺倉 智子様 60代
《作者からのコメント》
・神社の鳥居の前で、ポーズをとっているかわいい女の子をイメージしました。今回は、帯、筥迫(はこせこ)、頭のリボン、千歳飴をデコぬりえにしてみました。とても楽しい時間をすごすことができました。

《館長からのコメント》
・着物、背景、紅葉に花と、完璧ですね。着物の柄を全くオリジナルにして素晴らしいテクニックで柄を表現されています。千歳飴の袋もどのように作られたのか、素敵です。

Posted: Nurie : 19年01月13日 | 美術館だより

さとるさんの「げんきなこどもはさむくない」

今年最初のさとるさんのぬりえ。寒い冬を元気に過ごしたいとこのぬりえを塗ってくださいました。赤いセーター、リボン、靴。暖かそうですね。(館)

Posted: Nurie : 19年01月13日 | ぬりえギャラリー

さとるさんの「プレゼント」

クリスマスの楽しみはプレゼント。赤と緑のクリスマスの包装紙にピンクのリボンが会話らしいです。(館)

Posted: Nurie : 19年01月13日 | ぬりえギャラリー

2019年1月12日の記事

2018年第9回 ぬりえコンテスト入選作品発表

第9回ぬりえコンテスト入選作品
皆様にたくさん応募いただいた「2018年 第9回 ぬりえコンテスト」の入選発表です。
たくさんご応募頂いた作品の中から、ぬりえ美術館館長の厳正な選考で、選ばせて頂きました。

2018年「第9回 ぬりえコンテスト」 (別窓でページは開きます)入選発表はこちらからです。

Posted: Nurie : 19年01月12日 | お知らせ トピックス

2019年1月11日の記事

2018年第9回ぬりえコンテストの入選作品の発表は明日です。

多くの方にご応募頂いた「2018年第9回ぬりえコンテスト」の入選発表は、明日の朝からです。
今回はとても素晴らしい作品が多く、また多数のご応募を頂いたので選ぶのが大変でした。
ですから、入選作品は、とても素晴らしい作品ばかりです。ご期待ください。

Posted: Nurie : 19年01月11日 | トピックス

1月の美術館ニュース(2)

きいち千夜一夜 No.1

今年はきいちの生誕105年に当たります。これにちなみまして、「きいち千夜一夜」と題しまして、きいちについてご紹介していきたいと思います。

大正三年(1914)二月十八日、東京の下町、京橋区新佃に「蔦谷音次郎商店」の五男坊、七番目の子供として生を受ける。
幼少時代は家にじっとしているのが好きな子供だった。近所の男の子たちがベーゴマやメンコ遊びに夢中になっているときも、喜一は決して仲間に入ろうとはしない。母の着物の端切れや、時には半襟まで持ち出して切り刻んで人形をつくったり、妹たちが人形遊びやままごと遊びに熱中する姿を眺めて過ごすほうが性にあっていた。


そんな喜一が得意なことといえば、それは絵を描くことだった。疎開先の小学校で彼と地元の子供とを結びつけたのも、彼が起用に描きこなしたチャップリンの絵だ。
「風景はからっきしだめだったんですけど、人物をテーマにしたものは、みんなが褒めてくれました。」


ことあるごとい一家は洋装店や呉服屋で服や着物を新調した。こうした出費に父親は実に寛大だったのだ。
三歳ころから母親に連れられて呉服屋へ行くうちに、喜一にはそれが楽しみなセレモニーとなっていった。紬や錦紗を見るだけでなく、手がその感触を確かめながら着物の美しさを優雅さを心ゆくまで堪能するのだ。

兄弟の婚約が決まったりすると、随分派手なお祝いをしました。今、手元には妹の婚約の時の写真が残っていますが、みんなで正装して写真館で記念写真を撮りました。一族郎党がずらっと並んで写真に収まる。父はこういう派手なことの好きな人でした。でもだからってお正月に家族で和やかにお膳を囲んだり、みんなで旅行を楽しんだり、そういうことはありませんでした。私としては、きれいな衣装を着るより、みんなで楽しく食事をしたり、父親に抱かれて甘えたりしたかったんですけれどね」


きいちの絵好き、綺麗な物好きは、幼少の頃から始まっていたのですね。
*参考図書 「わたしのきいち」小学館


今月のエントランス 

「まいおうぎ」
きいち
昭和20年代


踊りに欠かせない舞扇。今回展示のぬりえの中にも舞扇が何枚か描かれています。
扇を使いこなせるようになるにはお稽古を沢山しなければなりません。ぬりえの少女は皆上手に出来るようですね。


ぬりえ美術館展示情報

○第9回ぬりえコンテストの優秀作品を展示しています。
今回は最終217通の応募の中から選考いたしました。優秀作品ならびに次点作品、特別賞作品はぬりえ美術館のホームページにも掲載しています。
作品の展示は1月12日~2月24日まで。


展示室のご案内
★1月~2月はぬりえコンテストの優秀作品を展示しています。

★館内にはぬりえ体験コーナーがあり、自由にぬりえを塗って楽しんでいただけます。

Posted: Nurie : 19年01月11日 |

1月の美術館ニュース(1)

新しい年が始まりました。今年は新天皇陛下の即位という大きな慶事がまっています。
新しい年が明るく穏やかな年でありますよう願っています。
 

ぬりえのこころ -今月の一枚-
館内に入ってスグ目に留まるぬりえは、その時々の季節のものや  テーマを設けて月毎に展示しています。このコーナーでは、月替わりのエントランスのぬりえから1枚を選んでご紹介します。
 

タイトル:ふじむすめ
作  者:きいち
年  代:昭和30年代
     

1月のエントランスは、「踊りのお稽古」をテーマにしたぬりえを展示しています。
きいちは一人娘の踊りお稽古の送り迎えをするうちに、ミイラ取りがミイラになり自分も踊りの名取になってしまったという踊り好きです。晩年に会った際にも、もう一度舞台で踊りたい、と語っていたほどです。


きいちのぬりえの中には、有名な踊りのタイトルを付けたぬりえや踊りの練習風景、お稽古の行き帰りの様子等など、踊り関係のぬりえが沢山描かれています。
今回の「ふじむすめ」は有名な踊りの一つです。
歌舞伎座でも玉三郎をはじめ女形の役者さんが華麗に踊る演目です。衣装にも藤の花が描かれていて美しいですし、藤の花の枝の小道具が踊りに連れて軽やかに揺れて華やかです。踊りを習った人なら一度は踊ってみたい演目ではないでしょうか。


小学校の4年生から藤間流の踊りを習っていましたので、中学生になったときに三越劇場でこの藤娘を踊ったことがあります。その思い出は少し色あせた写真に残っています。


日本舞踊を習ったことから、踊りは長唄に乗って踊りをしますので、長唄も好きです。美術館を始める前に二年間ほど習ったことがあります。美術館の仕事が忙しくなり足が遠ざかりましたが、唄を聴くと、いいものだなあとうっとりします。やはり、日本人の血でしょうか。
歌舞伎座にも久しぶりに行ってみることいたしましょうか。(館)

Posted: Nurie : 19年01月11日 | 美術館ニュース

2019年1月 5日の記事

2019年今年も宜しくお願いいたします。

2019年は1月12日の土曜日から開館いたします。第9回ぬりえコンテストの優秀作品の展示を1月12日~2月24日まで開催いたします。ご来館をお待ちしています。

Posted: Nurie : 19年01月05日 | トピックス

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