東京都荒川区町屋 土日曜のみ開館
開館時間:(3月~10月)12:00~18:00 (11月~2月)11:00~17:00

ぬりえ美術館

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2018年7月24日の記事

8月休館のご案内

7月は休館をしておりまして、大変ご迷惑をお掛けして申し訳ございません。引き続き8月も止むを得ない事情によりまして、休館をさせていただきます。

今年は大変な暑さが日本を覆っています。皆様もお体には充分に気をつけてお過ごしください。ホームページの記事などは、逐次更新してゆくつもりです。また、お問合せなどはメールにて承っております。
どうぞ宜しくお願いいたします。

Posted: Nurie : 18年07月24日 | トピックス

2018年7月 5日の記事

都合により7月は休館させて頂きます。

誠に申し分けありませんが、都合により美術館は7月中休館とさせて頂きます。
きいちのぬりえの実物に出会うのを楽しみに、来館を予定されていた方々には、誠に申し訳けありませんが、止むを得ない事情により7月は休館させて頂きます。
ホームページの記事などは、逐次更新してゆくつもりです。また、お問合せなどはメールにて承っております。
どうぞ宜しくお願いいたします。

Posted: Nurie : 18年07月05日 | トピックス

2018年7月 1日の記事

無記名さんの「てぶくろはめて」

赤いコートに紫色のバッグ、襟、袖口、タイツ部分に毛皮のように模様が入っていて、とってもお洒落。ファッションが好きなんですね。(館)

Posted: Nurie : 18年07月01日 | ぬりえギャラリー

すももちゃんの「まっかなすいか」

まっかなスイカだからタイトルも赤いんですね。美味しそうです。(館)

Posted: Nurie : 18年07月01日 | ぬりえギャラリー

さとるさんの「あめあめふれふれ」

「雨の日も楽しく過ごしたいですね」とコメントを残されたように、明るい色でまとめています。少し惜しいのは、レインコートのオレンジと肌色が似通ってしまいました。(館)

Posted: Nurie : 18年07月01日 | ぬりえギャラリー

7月の美術館ニュース(2)

海外ぬりえ研究室 No.77 今月はスコットランド編です。

今月はスコットランドを描いたぬりえ本を紹介いたします。

このぬりえ本は15X10センチ程の小さいぬりえ本です。乗り物に乗るときにでも使い易いように小さいサイズのものなのかもしれません。
中は、スコットランドを表す鳥、花、木、動物などが描かれています。

Kestrel:チョウゲンボウ(チョウゲンボウ(長元坊、学名:Falco tinnunculus)は、鳥網ハヤブサ目ハヤブサ科に分類される鳥の一種。
スコットランドではよく見かける鳥のようです。


Scots Pine:ヨーロッパアカマツ
ヨーロッパアカマツ(学名:Pinus sylvestris)は、ヨーロッパからアジアの、イギリス、スペインから東はシベリア、南はコーカサス山脈、北はラップランドにかけて分布するマツの1種である。北方では標高0mから1000m程度に、南方では1200mから2600m程度の高地に分布する。


Thistle:アザミ
イングランドのバラ、ウェールズのスイセン、アイルランドのクローバー、そしてスコットランドの国花がアザミだそうです。


Red Deer:アカシカ
スコットランドで最も大きな動物がアカシカです。


これらのほかに、蛙、毒へび、フクロウ、樫の木、きつねなどが描かれています。

子どもたちのためには、簡単かつ安価で子どもたちに理解してもらうために、ぬりえ本が使われていると思います。


以前国立科学博物館で恐竜展が開催されたとき、恐竜のぬりえをしようというイベントがあり、お父さん、お母さんたちは子どもたちに、「ぬりえだから、簡単だからやってみたら。」と子どもたちの背中を押していました。ぬりえというものはハードルが高いものではない
という認識が親にも子どもにもあるからの会話だと思います。


来月もスコットランドのぬりえを紹介いたします。


今月のエントランス

「だっこちゃんも一しょにおやすみ」
作者:きいち
年代:昭和30年代

昭和35年に発売された「だっこちゃん」は一大ブームとなり、購入するためにデパートに行列を作る映像がテレビに流されていたことを思い出します。たまたま早めに購入した私は友人にあげるために、再度デパートで並ばずにだっこちゃんを買いました。腕に付ける事ができることと眼がウィンクする点が面白かったのだと思います。


ぬりえ美術館情報
○6月より開館日が変わりました。土曜日、日曜日のみ開館いたします。祝日はお休みになりますおで、どうぞ宜しくお願いいたします。


展示室のご案内

6月~7月は常設展示となります。お花・蝶々・晴れ着などをテーマにしたぬりえを展示しています。

Posted: Nurie : 18年07月01日 | 美術館ニュース

7月の美術館ニュー(1)

暑い夏がやってきます。熱中症に冷房など最近の日本の夏は大変な暑さになるので、いろいろ体のために対策が必要です。涼しい図書館に行って本を読むのも良い夏の過ごし方でしょう。

 
ぬりえのこころ -今月の一枚-
館内に入ってスグ目に留まるぬりえは、その時々の季節のものや  テーマを設けて月毎に展示しています。このコーナーでは、月替わりのエントランスのぬりえから1枚を選んでご紹介します。
 

タイトル:あさのベッドで
作  者:きいち
年  代:昭和30年代
    

7月のエントランスは、「さあお休みしょましょう」をテーマにしたぬりえを展示しています。
このぬりえは朝ベッドで起きて、ジュースかミルクを飲んでいる少女を描いていますが、今月展示しているぬりえの中にはベッドを使っている少女の絵が3枚描かれています。昭和20~30年代ではベッドを使用している生活は多くは無いと思いますが、ぬりえの世界では夢や憧れが多く描かれていますので、ベッドやネグリジェのファッションもその一つとして残っているのでしょう。

可愛いネグリジェは今回展示作品の中に6点も描かれています。パジャマは1点か2点で少ないです。
行儀を良くしていないとネグリジェの裾が上に上がってきてしまうので、子どもの実用には余り向きませんが、それはぬりえ。想像の世界ですから、お洒落で、可愛らしいネグリジェ姿を幾つもきいちは描いてお洒落な世界観を子どもたちに見せてあげていたのでしょう。


学校生活を描いたぬりえは余り売れなかった、評判が良くなかったということですので、ネルの着物姿は自分の現実の生活に近いので、夢のあるさくらんぼや花模様が入った少女らしい柄を提供して喜ばれたのではないでしょうか。


お休みに際しては少女なら自分の大好きなお人形を抱いて寝ていたことでしょう。3点展示しています。


自分の子どもの頃を思い出して、懐かしいと思うのは私だけでしょうか。(館)

Posted: Nurie : 18年07月01日 | 美術館ニュース

7月の美術館ニュース

7月になりました。6月より開館日が変更になり、土曜日・日曜日のみの開館となりました。祝祭日は休館となりますので、宜しくお願いいたします。


今月は、きいちのぬりえの発祥について、出版元のお話を「メリーちゃん花子さん きいちのぬりえ」草思社(1978年)からご紹介したいと思います。


「ぬりえ屋家業の話」 石川 花子 (石川松声堂未亡人)
~ぬりえは喜一さんがいちばん~
あの先生の絵は女の子の髪が縮れているでしょう。これで売り出したんですよ。クルクルとした頭で、足が太くて、鼻はあるかないかで、首が短くて、あちら風でね。戦争前には、そんな縮れた髪、なかったでしょう。戦争前の、ほかのぬり絵屋さんのをみると、お姉さんならお姉さんらしく、首が長くてね、すーっとした絵でしょう。こちらは独特の絵ですからね。 
イヤリングなんかはね、時代がだんだんそうなっているから、つけれくれ、つけれくれって私が言ったんです。小さいお子さんというのはイヤリングとか指輪とか、大変お好きなんです。だからなるたけ指輪は描いてくれってね。
 喜一さんの絵、お子さんが大変好いてくだすってね。駄菓子屋さんでお買いになって、たいがい五円ですねえ、買ってらしたんですよ。十円のはそれより大判でね。大判もあったんですよ。


その時分は、他のぬりえもよく売れたんですよ。でも、ぬりえだけは喜一さんがうまいですよ。年中それを研究して、ぬり絵一本で生活していたんだから。ああいう商売していると、絵描きさんがよく来るんですよ。「こういう絵ですが、描かせてくれませんか」って。ぬりえをこしらえるには元手がかかりますから、めったやたらに描かせやしませんが、たまにはね。でも、一年とつづきませんね。ずーっと続いたのは喜一さんより他、ないですね。
 

喜一さんの絵はていねいですよね。他の絵描きさんは、絵の具をかきあわせて、ちょっと塗って、「ここがピンク」とか指定してくるだけなの。喜一さんは全部を塗って、仕上げてくれるのよ。細かい所までね。

~追っかけられるほど売れて~
十年くらい(三十五、六年まで)は、ずいぶん売れたんですよ。
「きいち」は、新しいものを月に四版だしますから、それでまた、売れるんですよね。他のところは、袋から中味から変えないんですよ。いちど版をこしらえるでしょ。そうすると、それを何年でもやっているんです。ウチは一週ずつ、新しいの、新しいのとこしらえてね。表紙から中味から全部新しいんです。だから新版が出たというと、「ワア―ツ新版が出た!」ってね。


~袋入りぬりえを発明~

私どもがぬり絵を始めましたのは、終戦後のことなんですよ。
私の妹の嫁ぎ先がぬりえ専門にやっていたウチでね、終戦は20年頃ですか、その前からずーっとぬりえをつくっていたんです。昭和の初めからやっていたんですかね。「フジヲのぬりえ」と言いましてね。屋号は勉強堂というんです。その時分は黄金バットとか、そういう漫画式のが、だいぶ出たらしいですよ。紙芝居見せて飴のかわりにぬりえをくれたり、縁日でね、一枚ずつ、今言うと(お金の価値が違っていて)おかしいけど、一銭くらいで売ったんじゃないですか。戦争前はバラで売ったんですよ。ぬりえを袋に入れて売るのを考えたのは、私どもですからね。


戦争中、妹たちは長野の方に版を持って疎開しましてね。終戦になってウチに版を持ってきて、「じゃ、これで一緒にやりましょう」ってことになったんです。(昭和21年)
その時分は、紙買うったって、容易じゃなかったんですよ。私どもは戦争前、絵葉書屋をやっていた関係で取引きがありましたからね、ザラ紙みたいな紙を製紙会社から直通でまわしてもらってね。それを印刷屋に頼んで、やるようになったんです。
 

ウチのダンナ(花子さんの夫。故徳三郎さん。三十四年、六十四歳で死去)は絵葉書屋出身でしょ。それで、そのほうがまとめて売れるだろうと、ぬりえも袋に入れて売り始めだんですよね。そのうち、よそでも真似し始めたというと変ですけれど、袋にいれたっていうそもそもは、私どもが早いんです。


「メリーちゃん花子さん きいちのぬりえ」は、草思社から1978年に出版されたものです。同じ年に資生堂のギャラリーで、きいちのぬりえの展覧会が開催され、そこで集まったぬりえを使ってこの本が生まれたようです。
きいちのぬりえに関する本では、最初の本であるため、掲載されているぬりえはとても素敵な可愛いぬりえが数多く載っています。ぬりえが入っていた袋はカラー印刷されていましたが、その袋の絵は、私も持っていない絵を沢山見る事ができます。
1978年頃には石川松声堂の未亡人もまだ生きていられたので、このような貴重なお話も聞けた訳ですね。きいちのぬりえ誕生のお話やぬりえが袋入りになった背景など興味深いお話です。(館)

Posted: Nurie : 18年07月01日 | 美術館だより

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