東京都荒川区町屋 土日曜のみ開館
開館時間:(3月~10月)12:00~18:00 (11月~2月)11:00~17:00

ぬりえ美術館

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2017年3月20日の記事

さとるさんの「おままごとやめてかえりましょう」

3月。「外に出るのに良い季節になりましたね」のコメントがありましたが、春のさくら草がさいているような絵ですね。お人形の青と赤が目をひきます。(館)

Posted: Nurie : 17年03月20日 | ぬりえギャラリー

2017年3月19日の記事

かずよさんの「あたしのうえたあさがお」

福島からきてくださったかずよさん。パーッと明るい色使いが夏らしさを感じます。朝顔の描き方がいいですね。(館)

Posted: Nurie : 17年03月19日 | ぬりえギャラリー

真子さんの「ながうたのおけいこ」

”ひさしぶりにぬりえをしました。とても楽しかったです”とコメントしてくださった真子さん。縞模様の多い絵でしたが、配色がはっきりとしていてすっきりとした印象になっています。(館)

Posted: Nurie : 17年03月19日 | ぬりえギャラリー

Yumikoさんの「きれいなかみかざり」

淡い色使いですが、とても雰囲気があります。赤いアイラインはなんとも色っぽいです。(館)

Posted: Nurie : 17年03月19日 | ぬりえギャラリー

Naokoさんの「あたたかいえりまき」

”子どもの頃、同じキツネの襟巻を持っていました”とコメントを書いてくださったNaokoさん。気持ちまで明るく、暖かくしてくれる色彩ですね。きっとこの絵を見て襟巻きを思い出して、塗ってくださったのでしょう。(館)

Posted: Nurie : 17年03月19日 | ぬりえギャラリー

ひろよさんの「うばぐるま」

同じくぬりえコンテストの優秀作品に選ばれ、コンテスト作品展を見に来てくださって際に塗られた作品です。この絵も明るい色彩に、背景に描かた花模様が、とてもウキウキする気持ちにさせてくれます。(館)

Posted: Nurie : 17年03月19日 | ぬりえギャラリー

悦世さんの「てんしのたねまき」

ぬりえコンテストの優秀作品に選ばれ、コンテスト作品展を見に来てくださって際に塗られた作品です。さすがです。太陽を描いた人は始めてです。想像力の広がりが絵を面白くまた楽しいものにするのですね。(館)

Posted: Nurie : 17年03月19日 | ぬりえギャラリー

Taeさんの「テレビをもってピクニック」

ベストの柄を淡くいれたところが素敵です。バックも市松模様になっていて細かい部分にも気持ちが入っていますね。(館)

Posted: Nurie : 17年03月19日 | ぬりえギャラリー

2017年3月18日の記事

おしゃれ編より1枚


おしゃれ編から私の好きな1枚をご紹介します。
時々きいちのぬりえに女の子というよりもっと大人っぽい女性の絵があることがあります。
「はなかざり」もその一つ。どれ位の女性を想像してきいちは描いていたのでしょう。女の子が憧れる女性をイメージして描いたのでしょうか。
流れるようカールした髪、お花の髪飾り、潤んでいるような目、そして胸元にくまれた手の表情、女の子たちはうっとりとして眺めたことでしょう。

Posted: Nurie : 17年03月18日 | 私の好きなきいち

★★5月の美術館ニュース


若葉が目に染みる季節になりました。季節感がなくなっている今日この頃ですが、それでも青葉が初夏を知らせてくれ、四季のある日本に生まれたことに感謝したくなります。初夏の日差し、香りを多いに楽しみましょう。
 


ぬりえのこころ -今月の一枚-

館内に入ってスグ目に留まるぬりえは、その時々の季節のものや  テーマを設けて月毎に展示しています。このコーナーでは、月替わりのエントランスのぬりえから1枚を選んでご紹介します。

    

5月のエントランスは、「風薫る」をテーマにしたぬりえを展示しています。


jp00942x-640.jpg今月のテーマそのもののぬりえをきいちが描いていました。初夏の爽やかな風に吹かれて、颯爽と佇む少女。
毎月、毎月新作を発売していたきいちですから、季節感には特に敏感であったと思います。


ぬりえで遊ぶ少女たちも、ぬりえで遊びながらぬりえを通じて「風薫る」等の季節ごとの日本語や季節感、その次期に相応しいファッションのようなものまでも覚えていったことでしょう。

“風薫る”をネットで検索してみますと、「森から吹く風には若葉の香りが含まれて、緑の香りを運ぶと見立てたのが風薫るです。昔から四月の風は光り、五月の風は薫るともいいます。同じ言葉に薫風(くんぷう)、風の香(かぜのか)があります。」と書かれています。

風薫るの他にも美しい言葉がこの季節にはあります。“青嵐(あおあらし)”「初夏の青葉を揺らしながら吹き渡る強い南風のことをいいます。同じ言葉に風青し(かぜあおし)や青嵐(せいらん)などがあります。」

又ほかに“青葉雨(あおばあめ)”木々の青葉や若葉がひときわ美しい季節に葉をぬらして降る雨。雨の後にはぬれた木々の葉は爽やかさが薫ります。」


日本人の感性の鋭さに驚かされるとともに、そういうものをいつまでも感じ取れる人でありたいと思います。五月生まれの私には嬉しい「かぜかおる」のぬりえでした。(館)

Posted: Nurie : 17年03月18日 | 美術館ニュース

2017年3月12日の記事

春夏編より一枚


春夏編より私の好きなきいちのぬりえを一枚ご紹介します。
「つくしつみ」です。この女の子のポーズの優雅なこと!! 子どもならドスンと座って、つくしを摘むところですが、やはりきいち。このように女の子を座らせておしゃれにつくしつみです。きっとこれを見て塗った少女たちは、このポーズも真似たことでしょう。

Posted: Nurie : 17年03月12日 |

2017年3月 5日の記事

3月の美術館ニュース(2)

海外ぬりえ研究室No.65 今月はチリ編です。
今月はチリのぬりえ本をご紹介いたします。

最初の本は、アライグマが表紙のぬりえ本です。「隣の侵略者」というタイトルが付いています。たぶんこれはテレビでやっているアニメのぬりえ本と思われます。
中に描かれているのは動物ばかりで、アライグマのほかに亀、豚のような鼻をした毛がフサフサして尻尾でぶら下がることもできる動物などが描かれています。
この本は、本当に塗ることだけに特化したぬりえ本になっています。紙質もいいので、チリでは高級なぬりえ本に当たると思います。
      


2冊目は、「色のために」と副題がついています。
この本はぬりえですが、色えんぴつを使ってどのように絵を描いていくかを勉強するための本のようです。
本のタイトルにあるRapeluchoがこの主人公の名前なのでしょう。男の子が想像する様々な光景を絵にして、そこに色を塗っていきます。カラフルな色使いですが、陰影があって優しい感じのする絵になっています。

このRapeluchoは、シリーズになって12冊もの本が発売されていますので、人気の本なのでしょう。
こちらも紙質がいいので、高級ぬりえ本になると思います。
      


今月は大変珍しいチリのぬりえ本でした。
来月もどうぞお楽しみに。


今月のエントランス

「バレーのレッスン」
年代:昭和30年代
作者:きいち

最近の日本のバレーの世界は世界的なコンクールで何人もの若いバレーダンサーの方々が優勝するほどレベルが高くなっています。
昭和20~30年代にはバレーへの関心も高くなって、少女雑誌にバレー物語の小説や漫画が掲載され、又バレリーナの方々の写真も取り上げられていました。そのような社会の影響を受けて、ぬりえの世界でもバレーが沢山描かれていました。
バレリーナの姿はとても素敵で、憧れのヒロインでした。


ぬりえ美術館メディア情報
○東京都交通局発行フリーマガジン「とでんで」3月号、”都電沿線散歩MAP”に掲載されます。
○光文社発行Mart別冊「スプラウト」、『寄り道しながら訪ねてみたい。「小さな美術館」に出かけてみませんか?』に掲載されます。


展示室のご案内
★3月~5月まで春の企画展
「きいちの春夏秋冬」~春夏秋冬のきいちの少女の世界展~を開催しています。

★館内にはぬりえ体験コーナーがあり、自由にぬりえを塗って楽しんでいただけます。

Posted: Nurie : 17年03月05日 | 美術館ニュース

3月の美術館ニュース(1)

3月になり、各地から春の便りが届いています。皆様のお家の付近でも春を見つけることができることでしょう。皆様は春をどんな時、どんな所で感じますか? 私は木々の芽吹きから感じています。暖かい、明るい春になるといいですね。
 

ぬりえのこころ -今月の一枚-
館内に入ってスグ目に留まるぬりえは、その時々の季節のものや  テーマを設けて月毎に展示しています。このコーナーでは、月替わりのエントランスのぬりえから1枚を選んでご紹介します。

   
タイトル:かわいいおひめさま しんでれら
作  者:きいち
年  代:昭和30年代

3月のエントランスは、「女の子の夢はバレリーナやお姫さま」をテーマにしたぬりえを展示しています。
お姫さまの代表は、シンデレラ、白雪姫、オーロラ姫。 日本のお話では、かぐや姫、乙姫さま、織姫さま。最近であれば、アナ雪のお姫さまたちでしょうか。
女の子、いえ女性にとってはいくつになってもお姫さまやバレリーナは憧れの的ではないでしょうか。そのためにいつの時でも、どんな時代でもお姫さまの物語りが作られ、語り継がれていくのではないでしょう。

昨年の春の企画展「童話・絵本のきいち」の際にきいちが描いた童話や絵本の主人公を展示いたしましたように、きいちも沢山のお姫様を描いていたのです。今月のシンデレラの絵もその中の一つです。
ちょっと日本的なふっくらしたシンデレラ姫ですが、何故か親しみがわくお姫様ではないでしょうか。日本人好みに描かれているといいますか、きいちのぬりえらしいお姫様になっていると思います。


お姫様というとどうしてもディズニー映画、アニメの絵のほうが今では一般的、ポピュラーになっていますので、その絵を思い浮かべてしまいがちですが、それぞれの作家が描いた個性あふれるシンデレラ姫がいたことを覚えていてくださると嬉しいです。(館)

Posted: Nurie : 17年03月05日 | 美術館ニュース

美術館便り (3月~5月合併号)

平成29年春の企画展は、「きいちの春夏秋冬」~春夏秋冬のきいちの少女の世界展~と題しまして、春・夏・秋・冬の可愛い少女たちのぬりえを展示いたします。
最近の日本の気候は温暖化のせいでしょうか、四季がなくなっていませんか。しかし昭和20~30年代は、はっきりとした四季がありそれぞれの季節を楽しめました。その四季にあわせてぬりえの世界で、きいちは毎月新作を描いて販売していました。今回の企画展ではそれぞれの季節の可愛い少女たちをご紹介していきます。



Spring has come! 
春のイメージといえば、まず花。チューリップ、櫻、菜の花、桃等など。
種から植えて、花の咲くのを待ちます。春の小川にはさらさらと川が流れ、岸には青草や花がさいて、魚はスイスイ泳いでいます。魚釣りをしたり、少し暖かくなれば小川に入ってみたくもなります。花が咲く花壇や野原には蝶々が飛んでいます。蝶々を捕まえたり、クローバの花を編んでみたり、縄跳にして飛んだりできます。学校の遠足も花を楽しみに出掛けるでしょう。桜の時期には、人々がお弁当をもって桜の下でお花見。春の楽しみは何と多いことでしょう。
      


夏の楽しみはまず七夕さま。笹に五色の短冊を飾り、願い事を書きます。賑やかな飾りで街も華やかになります。そして子どもたちにとって嬉しいのは夏休みが始まることですね。宿題のことは忘れて様々な遊びにチャレンジです。山に行ったり、海にいったり、田舎のおじいちゃん、お婆ちゃんお家にいったり。夏休みが終わると少し大きく成長したような感じがしたものです。
夏の美味しい食べ物も忘れられませんね。最近はかき氷ブームですが、クーラーのない時代、かき氷はスーっと汗をひかせてくれる冷菓でした。
      



秋はお月見。澄んだ青空が高くなり、紅葉などが美しくなります。良い季節になりますので、結婚シーズンでもあります。最近はジューンブライドと言って6月の結婚も多くなりましたが、昭和の時代は秋が一番いいシーズンでした。花嫁さんは着物の時代でしたが、きいちは洋装の花嫁さんも沢山描いています。少女の憧れをいち早く受け取って描いていたのでしょう。
      



冬は子どもにとって寒いですけれど、楽しみが一杯な季節でした。クリスマスやお正月の大きなイベントがありますから、毎日がワクワクです。お正月に備えて、もちつきの杵の音が近所から聞こえてきます。雪がふれば、雪だるまをつくり、雪合戦をしたりスキーをします。お正月が終わると、節分の豆まき。冬の暖房はコタツに火鉢。暖かいコタツに入って、お汁粉やお団子を食べたり、みかんを食べて、寒い季節も子どもたちにとって退屈をするひまがありませんでした。
      

 
季節感がだんだん失われている現代ですが、昭和の春夏秋冬を眺めてみると何故か心が落ち着くような気がしませんか。毎日の生活を子どもたちはとても生き生きと楽しんでいるように見えます。季節感溢れた昭和の生活を、一枚一枚きいちは描き子どもたちにプレゼントしていたのではないでしょうか。

 
毎月100万袋のぬりえが売られていた時代、ピーク時には180万とも220万袋とも言われています。毎月100万人もの少女たちが自分のお小遣いを握り締めて、駄菓子屋さんや文房具屋さんに行き、今日はどのぬりえの袋を買おうかと悩んで選び、毎月、毎月一年中きいちのぬりえを楽しんでいたことでしょう。


今回は春夏秋冬を一同に展示してみましたが、これらの作品の中に、皆様の思い出にある季節やぬりえがあると嬉しく思います。(館)

Posted: Nurie : 17年03月05日 | 美術館だより

2017年3月 4日の記事

第38回荒川区産業展に出展いたします。

第38回荒川区産業展
荒川区産業展では、区内の優れた製品や技術を紹介します。一般向け生活用製品も数多く出展されるほか、モノづくり教室やダンボール迷路などさまざまな楽しいイベントを行います。
ぬりえ美術館も出展し、ぬりえ本の販売をします。会場ではぬりえ体験もできます。
詳細は、荒川区ホームページをご覧ください。
【日時】3月11日(土)・12日(日) 午前10時~午後5時
※12日は、午後4時まで
【会場】荒川総合スポーツセンター
【入場料】無料

Posted: Nurie : 17年03月04日 | お知らせ

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