芸術・文化に関心のある方、ぬりえ美術館でお仕事をしてみませんか?
ぬりえ美術館は、昭和20年代から30年代を中心に活躍した蔦谷喜一のぬりえを中心に、昭和のぬりえ、世界のぬりえなどを研究・展示している、ぬりえ専門の美術館です。
美術館に来館されたお客様の応対や展示物の整理、美術館の業務をサポートしてくださるアルバイトを募集しています。
お持ちの知識や経験を生かしてみたい方、一緒に活動してみませんか?
美術館にいるスタッフは30代~40代の社会人です。
■業務内容■
○来館者の応対:受付業務やグッズの販売
○展示物の整理:展示替えの準備や収蔵品の整理、資料作成など
○運営に関わる業務全般:発送品の準備、資料の印刷など
■謝礼■
当館規定による謝礼あり。
交通費の支給はありません。
■勤務日・時間■
月1回以上(応相談)
曜日:土・日
時間(11月~2月):11時~17時
時間(3月~10月):12時~18時
■資格■
○パソコン(ワード・エクセル・イラストレーター)の簡単な操作ができる方。
○中~長期間勤務可能な社会人の女性の方
■お問い合わせ・連絡先■
ぬりえ美術館(金子)まで、必ずメールにて、経歴を添えご連絡をお願いいたします。info@nurie.jp
いとしいペット編の中から私の好きな一枚をご紹介します。
昭和20~30年代、寒い冬の時期の暖房はこたつや火鉢でした。布団をかけたこたつの中に足をいれると、もうそこから出たくなくなるほど。そして猫でなくても、こたつで眠くなります。
こたつの暖かさがわかる一枚ですね。
寒い冬の日も子どもたちは元気に遊んでいます。暖かそうな赤い色のスカートが元気カラーでいいですね。髪も少し色が入って可愛さをプラスしています。だんだんに色数が増えていくといいですね。(館)
3月から開館時間が夏時間となり、12時~18時まで(最終入館は17時半)となります。お待ちがえのないようにご注意願います。尚夏時間は、3月~10月までです。
3月~5月まで、春の企画展「きいちの春夏秋冬」を開催予定です。春・夏・秋・冬の可愛い少女たちのぬりえを展示いたします。ご来館をお待ちしています。
昨年12月にきいちのぬりえ大判シリーズに「およめさん編」が発売されました。その中から私の好きな一枚をご紹介します。
まだまだ花嫁さんは着物姿が多かった時代に、きいちはウェディングドレスの花嫁さんも数多く描いています。「おともつきのはなよめさま」はベールを持つお供の少女をいれて三人の姿を描いています。一人の絵がほとんどのぬりえに三人というのは珍しいですし、塗り甲斐もあるというところです。(館)
「海外ぬりえ」研究室 No.64 今月は、南アフリカ編です。
今月は、南アフリカのぬりえ本をご紹介いたします。過去には2015年3月にご紹介をしています。
今回のぬりえ本は、サッカーのぬりえ本です。
このぬりえ本に登場するのは、人間ではなく、動物たちです。チータの子ども、縞馬、象、虎、チンパンジー、コヨーテ、カンガルー、オラウータンなどが、それぞれのポジションでサッカーをしています。
動物のサッカー選手のぬりえをしたり、迷路をたどりながら、誰がゴールに点を入れられるかなどを当てたり、それぞれの動物がどの大陸でプレイしているかと考えさせる等、学びも入っています。
この動物のサッカーのぬりえ本は、シリーズとなって何種類もでているようです。
もう1種類は、レストランで子どもたちに配られるぬりえ用紙です。
料理がでてくるまで、子どもたちが飽きないように配布されるものです。用紙には「料理を楽しんで、パズルをして、全部にぬりえをしましょう」と書かれています。
絵はやはりレストランやお料理に関する絵が多く描かれています。この一枚でお料理がでてくるまで充分に楽しめそうです。
どこの国でも、少しの間子どもたちに集中して、静かになってもらうには、ぬりえが一番のようですね。
今月は南アフリカのぬりえ本でした。来月もどうぞお楽しみに。
今月のエントランス
「ひのようじん まっち一ぽん かじのもと」
作者:きいち
年代:昭和20年代
子どもたちが火の用心の掛け声をかけています。手袋をして、スカーフを巻いて、温かくして大きな声をだせば、少しも寒くありません。今日も大きな声で火の用心をしましょう。
ぬりえ美術館展示情報
○第7回ぬりえコンテスト優秀作品展を開催しております。今年は応募作が多く、力作が沢山届きました。是非ご来館ください。
展示室のご案内
★第7回ぬりえコンテスト優秀作品展
★館内にはぬりえ体験コーナーがあり、自由にぬりえを塗って楽しんでいただけます。
一番寒い時期になりました。温かい柚子と蜂蜜の飲み物など飲んで、体を温かくして、風邪などひかないように気をつけて、この冬を乗り切りましょう。春はもうすぐです。
ぬりえのこころ -今月の一枚-
館内に入ってスグ目に留まるぬりえは、その時々の季節のものや テーマを設けて月毎に展示しています。このコーナーでは、月替わりのエントランスのぬりえから1枚を選んでご紹介します。
タイトル:きゃらめるたべない
作 者:きいち
年 代:昭和30年代
2月のエントランスは、「仲良しと一緒なら温かい」をテーマにしたぬりえを展示しています。
二人揃って電車にのっているのは、兄弟でしょうか、お友達同士でしょうか。
美味しいキャラメルを一緒に食べましょうと分けてあげています。昭和20~30年代頃でしたら、キャラメルは子どものお菓子の筆頭に上げられるものではなかったでしょうか。
昭和31年(1959年)で、森永のミルクキャラメルが20円と「キャラメルの値段」(河出書房新社)に紹介されています。子どものお小遣いとしてはちょっと高いものですから、大事に兄弟姉妹、お友達と分け合って食べたりしたのでしょう。仲良しになるいいキッカケにもなるお菓子であったと思います。
昭和20~30年代頃は、子どもの数も多かったですから、お友達、それも大勢で仲良く遊んだりしたものです。かくれんぼ、石蹴り、ゴム跳び、おままごと、電車ごっこ、おしくらまんじゅう、馬とび、まりつき等など。どれも一人でするより、仲間たちとするほうがずっと楽しい遊びばかりでした。
あの頃遊んだ友達は、今はどうしているでしょうか。久しぶりにちょっと声でも聞いてみましょうか?(館)