東京都荒川区町屋 土日曜のみ開館
開館時間:(3月~10月)12:00~18:00 (11月~2月)11:00~17:00

ぬりえ美術館

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2016年2月28日の記事

伊藤さんの作品

ぬりえの中で、夜の世界を描くことは少ないのですが、初めてデコぬりえ®に挑戦された方が夜のお花畑を描かれました。とても素敵な世界になっています。

Posted: Nurie : 16年02月28日 | ぬりえサロンギャラリー

ひさよさんの作品

こちらの作品も、花畑の奥行きを良くみてください。ずっとお花が続いているように感じられます。

Posted: Nurie : 16年02月28日 | ぬりえサロンギャラリー

ユン先生の作品

チューリップの花畑が新テクニックで奥行き深く表現されています。どんな風に作られているのか、分かりますか?

Posted: Nurie : 16年02月28日 | ぬりえサロンギャラリー

2月の大人のぬりえサロン

今月は、春をイメージした「チューリッピ」をデコぬりえ®いたしました。今回は新しいテクニックが加わり、デコぬりえ®もさらに進化しております。ご注目ください。

今月のユン先生の作品

チューリップのお花畑の中に立つ少女。どのようにチューリップを表現するかという点で、新テクニックです。今回は台紙が3枚になりました。少女のみ。チューリップが手前の花と背景になる花と2枚で合計3枚です。
参加者の花の付け方に注目してください。各々の見せ方が違っていますよ。先生の花の並べ方も色別に一列になるように彩色されています。空には可愛い蝶々が飛んでいます。ドレスはアルプスの少女風です。ベストや袖口のチックが可愛いです。


monezumiさんの作品

チューリップの金ラメが特徴的です。そしてドレスについた花模様や空に飛んでいるお花モチーフも春のイメージを演出しているようです。


ひさよさんの作品

赤と白が混じったチューリップがどこまでも続いている背景の奥行きを感じます。赤の中に黄色の服と青いネッカチーフが映えています。

仁瓶さんの作品

赤と黄色のチューリップの真ん中に少女がたっているように見えます。空にもお花やハートが飛んで気持ちが弾んでいる感じが伝わってきます。


伊藤さんの作品

初めての方ですが、夜のチューリップ畑を描いてくださいました。夜のイメージを考え付いただけでも、素晴らしいアイデアだと思いました。服も黒地に水玉で大変個性的な作品になっています。


館長の作品

今回はラメを生かした作品づくりをしました。ラメの花、空を飛ぶラメの風船など、現実にラメのお花はありませんが、ぬりえの世界ならラメもありですね。


ユン先生のお蔭で、デコぬりえ®がいつも進化していて、楽しいです。
来月もお楽しみに。是非皆様も一度挑戦してみてください。

Posted: Nurie : 16年02月28日 | 大人のぬりえサロン

2016年2月13日の記事

無記名さんの「おふりそでではねつき」

白地の使い方が上手ですね。白があるだけで、紫の着物が生きています。(館)

Posted: Nurie : 16年02月13日 | ぬりえギャラリー

「ぽ」さんの「おてだま」

寒色から暖色のグラデーションでまとめられた爽やかな作品。細かいチェック柄にぬっているのも爽やかさにつながっていますね。(館)

Posted: Nurie : 16年02月13日 | ぬりえギャラリー

じゅんこさんの「おそうおじ」

赤~ピンク~オレンジ、ブルーの色で統一されています。温かさが伝わってきます。(館)

Posted: Nurie : 16年02月13日 | ぬりえギャラリー

「はなかご」

サインが読めなくて、ごめんなさい。
ブルー系のドレスに緑やカーキなど少しくすんだ色が使われてシックな感じに仕上がっています。(館)

Posted: Nurie : 16年02月13日 | ぬりえギャラリー

さとるさんの「おにんぎょさんとおふろに」

寒い冬の日、お風呂で温まるイメージで塗ってくださいました。お人形の肌色を違えているところがいいですね。髪を纏めている布が紫色でちょっと大人っぽいです。(館

Posted: Nurie : 16年02月13日 | ぬりえギャラリー

高謝暁楠さんの「なかよしね」

ゆっくり時間をかけて丁寧に塗ってくださいました。日本に滞在して4年の中国の女性の方です。陰影をつけたり、星、猫、月などを描いたり、ぬりえが好きという気持ちが伝わってきます。(館)

Posted: Nurie : 16年02月13日 | ぬりえギャラリー

2016年2月11日の記事

2月の美術館便り

今月は1月につづき、今起こっている新しいぬりえのことについて、ご紹介していきたいと思います。

先日東京駅近くの丸善書店に行ってみました。行って、ビックリ。その種類の多さに驚かされました。数えてみたところ細密画のぬりえ本だけで、70種類ほどのぬりえがありました。ぬりえに描かれているのは、植物(花、葉、)が最も多くて、その他に海、動物(園)、猫、ふくろう、名画(ゴッホ、ミッシャ、ウィリアム・モリス)、お姫さま、妖精、おとぎ話、不思議の国のアリス、ディズニー、魔法の街、都市、お店、パリの街角、星や花のマンダラ、インド文様のペイズリー、イスラム文様とモザイク等々、様々なテーマの細密画のぬりえ本がありました。
 このだけのテーマがあれば、誰にでもご自分の好きなテーマのぬりえ本を見つけることができるのではないかと思います。ぬりえといいますと女性が好きなものですから、女性好みのテーマの絵が多いわけですが、ぬりえの中で植物に触れているだけでも気持ちが落ち着いていくような思いになります。
 

従来のぬりえ、例えばきいちのぬりえと違う点は、細密画ですから一つのモチーフが大変小さい、細かいことです。きいちのぬりえは少女が中心で、その少女の服をどんな風に塗っていくかということになりますが、細密画の場合は、花、葉、茎など、一つのパーツが細かくてそれがつながって構成されているという点が大きな違いだと思います。

この小さい部分に集中して塗っていくことによって、精神の集中が図られ、頭の中で何も考えないことにより、頭がすっきりしてくるのではないかと思います。忙しい社会生活の中で、集中するということはなかなか難しいことで、人はいろいろなことを考えすぎてしまうことがありますが、細密画のぬりえは集中することを容易にさせてくれるのではないでしょうか。
このぬりえを綺麗に仕上げるためには、色の統一感をどのように持っていったらいいのだろうかと最初は私も考えていましたが、それよりも集中するということがこのぬりえ本によって得られる最大の効果ではないかと考えるようになりました。上手に塗るのはその後でいいのではないかと。
ですから、「まずは塗ってみる」ことをお勧めいたします。
 

2月の2日~9日まで日本橋三越のステーショナリー売り場で、きいちのぬりえ本が展示されていましたので、三越にも行ってみました。こちらでは、従来型のぬりえですから、可愛い少女が並んでいました。ここで発見したのは、新しい文具類で、新しいタイプの画材が発売されていました。子どもの頃には、クレヨンやクレパスで塗りましたが、最近は色えんぴつで塗っています。子どもさんはクーピーなどの芯の太い画材が中心ですが、大人の方はほとんど色鉛筆だと思います。
ぬりえサロンでも使っていますが、背景を塗るさいには色えんぴつですと、細い芯なので時間と手間がかかり、その上鉛筆の線の跡が残りやすいのです。ところがクレヨンの芯のように太いのですが、昔のクレヨンより発色がよく、色が伸びて塗り易い“ゲルマーカー”を使うようになりました。そのゲルマーカーの新商品を見つけました。クレオロールというゲルタイプのクレヨンで、はっきりとした色味のグループのブリリアント、パステル、ラメ入り、メタリックと多彩です。滑らかで力をいれなくても、ス~と伸びてくれます。大きな紙面を塗る場合にとてもいいと思いますし、お手紙を書く際にもラメやメタリックで文字を入れて目立たせたりと様々な使い方が出来そうです。
子どものころ、24色のクレヨンか色えんぴつに金、銀を見て、すごく喜んだことを思い出しますが、ラメ入りやメタリックなど色が豊富になり、いろいろ使ってみたくなります。


その他にも、パイロットがぬりえの募集をされていますが、フリクションカラーズというカラーペンでは、色をぬっても消すことができるタイプのカラーペンですが、このフリクションカラーズを使って、HPにあるぬりえを塗って投稿しようというぬりえのキャンペーンをされています。色が消えてしまうなんて、夢のような話ですね。
ぬりえが流行してくれば、当然画材の広がりがこれからも期待されます。1月号にも書きましたが、ぬりえを塗るのに、色えんぴつばかりではありません。マーカーや蛍光ペン、ボールペン、筆ペンなど、様々な画材で挑戦してみるのも、面白いと思います。色えんぴつとは違う絵の仕上がりが期待できます。


子どもばかりでなく、これからは大人の人もぬりえにチャレンジして、自分の時間を豊かにして楽しんでいただきたいと願っています。


きいちのぬりえは3月に大判ぬりえの新商品、「ペット編」が発売予定です。犬、猫、インコなど可愛いペットの絵が掲載されています。どうぞきいちのぬりえもお楽しみに。(館)

Posted: Nurie : 16年02月11日 | 美術館だより

2016年2月 6日の記事

2月の美術館ニュース(2)

「海外ぬりえ」研究室 No.52 今月はカナダ編です。

今月は、カナダのぬりえ本を紹介いたします。2013年6月に一度ご紹介していますので、今回で2回目になります。


1冊目は、「ハリーポッター」です。
   
   


『ハリー・ポッターシリーズ』は、イギリスの作家J・K・ローリングによる小説で、1990年代のイギリスを舞台に、魔法使いの少年ハリー・ポッターの学校生活や、ハリーの両親を殺害した張本人でもある強大な闇の魔法使いヴォルデモートとの、因縁と戦いを描いた物語です。


第1巻『ハリー・ポッターと賢者の石』が1997年にロンドンで出版され、全く無名の新人による初めての作品であるにもかかわらず、瞬く間に世界的ベストセラーになり、世界的な社会現象となりましたので、皆様のご記憶にもあることと思います。
映画は、2001年から8本のシリーズで公開され、映画も大ヒットを記録しました。


その映画を基にしたぬりえが今回のぬり本えになります。ハリーポッター役のダニエル・ラドクリフや、ハーマイオニー役のエマ・ワトソンらが描かれていますが、そっくりです。

カナダで見つけた本ですが、欧米の本屋さんではディズニーのプリンセス同様によく見かける本です。

もう1冊は、「面白さ一杯のActibity Book」です。
      


ぬりえだけでなく、番号順に色を塗っていくと絵になったり、迷路、間違い探しなどができるものを「Actibity Book」といいます。
6ページの非常に簡単な作りになっていますので、何か乗り物に乗るときに使うような、駅や空港で売っているActibity Bookと思われます。本と一緒にクレヨンが付いているのは、クレヨンを持っていなくても、これさえ購入すればすぐにぬりえができるように工夫されたものです。


欧米では、ぬりえは”乗り物に乗るときの必需品”なのです。日本ではその風習がありませんので、どうしてと思われるかもしれませんが、フランスでのぬりえの誕生を調べていたときに、馬車から汽車に変わったとき、汽車に乗るのを子どもたちが怖がったために、怖がらせないようにするために、ぬりえ本が誕生したことが分かりました。そこからフランスだけでなく、欧米では、ぬりえは”乗り物に乗るときの必需品”になって今に続いています。


また来月をどうぞお楽しみに

今月のエントランス
「かわいいこいぬ」

年代:昭和30年代
作者:きいち

少女が抱いているのは、柴犬でしょうか。
昭和30年代には、犬、猫の種類も数多くありませんでした。
最近ヨーロッパでは、日本犬が「賢い!」と人気だそうです。


ぬりえ美術館グッズ情報

袋入りぬりえは、昭和20~30年代に販売されていたきいちのぬりえの復刻版です。8枚入り324円で、テーマ別に7種類のぬりえがあります。
人気は洗濯機が描かれた「お手伝い編」と花嫁さんが描かれた「花嫁編」です。
中のぬりえを塗った後は、袋を額に入れて飾ることもできます。お土産にも最適です。


展示室のご案内
★昨年11月に開催しました、ぬりえコンテストの優秀作品を館内に展示しています。(今月末まで)

★館内にはぬりえ体験コーナーがあり、自由にぬりえを塗って楽しんでいただけます。

Posted: Nurie : 16年02月06日 | 美術館ニュース

2月の美術館ニュース(1)

今年は暖冬ということです。2月は梅ばかりでなくほかの花の便りもいつもより早いかもしれません。身もこころも楽になり、お出掛けしたくなりますね。

 
ぬりえのこころ -今月の一枚- 

館内に入ってスグ目に留まるぬりえは、その時々の季節のものや  テーマを設けて月毎に展示しています。このコーナーでは、月替わりのエントランスのぬりえから1枚を選んでご紹介します。
 

タイトル:ぽちとみけ
作  者:きいち
年  代:昭和20年代
  

2月のエントランスは、「春を待つこころ」をテーマにしたぬりえの展示しています。
タイトルは、「ぽちとみけ」という動物を描いたぬりえです。昭和20年代は、犬や猫の名前といえば、“ぽち”や“みけ”というのが一般的だったのではないでしょうか。
「花咲じいさん」の歌にも、「裏の畑でぽちがなく・・・♪♪」と犬の名前はぽちになっています。
どちらが先かわかりませんが、犬をぽちと命名することが多かったように思います。

みけは、三毛猫から来ていると思います。最近三毛猫が少なくなっていると聞いたことがありますが、犬、猫にも流行があるようです。


犬派、猫派と好みはありますが、昔は両方飼う家も多かったと思います。猫はねずみをとってくれますし、犬は番犬として活躍してくれますから。
私はどちらかと言うと犬の方が好きですが、祖母が猫好きであったのでどちらも飼っていました。


子どもは猫かわいがりしますので、猫をぎゅっと抱いてしまって、猫が嫌がっていたのを思い出します。そういえば猫を抱いて撮った写真があります。地面がぬかるんでいましたので、霜柱が暖かい日差しの下で溶けてぬかるんできていた春の初めの頃のことでしょう。
これから温かくなってくると犬の散歩も楽になっていいですね。犬も喜んでいると思います。


春というと皆様は何を思い浮かべますか。(館)

Posted: Nurie : 16年02月06日 | 美術館ニュース

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