少女の洋服を花柄にアレンジされて、とても可愛らしいです。
ピクニックにはよい季節なので、サンドイッチを持ってどこかへお出かけしたいですね!(小)
さわやかな色合いで塗られた少女のワンピース。
そしてタイトにつけられたのおリボンまで丁寧に塗られていますね。
夏が待ち遠しくなりました。(小)
お着物や羽子板、少女の頬や口元まで丁寧に塗られています。
「わたしのはごいたきれいでしょ」って気持ちが伝わってくるようです。(小)
今月は、6月のジューンブライドをイメージして、「きらきらのうすいふく」をデコぬりえ®いたしました。どんな花嫁さんができたでしょうか。
ユン先生の作品
背景に緑の草花を配置して、まるで軽井沢での結婚式のようですね。レースのリボンをベールのように使っています。ドレス部分のレース使いもさすがに豪華で綺麗です。
monezumiさんの作品
式場の庭園の芝生の上を歩く花嫁さんのようです。フリル使いがドレスの中心部分と裾だけになっているところがマリーアントワネット時代のドレスのようで大変素敵です。
二瓶さんの作品
ピンクと赤の可愛い花嫁さんが感性です。ベールに使ったレースの扱いが素敵で、胸元のビーズもキラキラしてお洒落です。
高橋さんの作品
大変手の込んだ凝ったデコぬりえ®でゴウジャスな花嫁さんになりました。ビーズの扱いが大変丁寧です。夜空に映える花嫁さんになりました。
カヨさんの作品
ドレスに二種類のレースを使ってフワフワの豪華なウェディングドレスになっています。背景の柄ととてもマッチしています。
キヨさんの作品
初めての参加ですが、地色の白を生かしながら上手にデコをされています。ベールにつけたビーズ飾りや胸元の花飾りなど、可愛らしい花嫁さんになっています。
館長の作品
黒のドレスの花嫁さんです。80年代にパリの結婚式で花嫁さんが有名なデザイナーのアズディン・アライアの黒のドレスを着ていたことを思い出して黒のドレスにしました。ベールやドレスの上に跳んでいる蝶々もアクセントです。
デコぬりえ®にすると使用するデコ素材がそれぞれですので、本当にバリエーションが広くなってまったく別の作品になります。今月も7人の作品はどれも個性的な作品が出来上がったと思います。
来月は七夕さまのデコぬりえ®をいたします。お楽しみに!
ストライプのトップス、ダイヤ柄のスカート、音符柄のタイツ。「ハーモニカをふきましょう」のタイトルにあわせて、街の中を音楽が流れています。
Posted: Nurie : 15年05月17日 | ぬりえサロンギャラリー
「名古屋から来ました。久しぶりのぬり絵楽しかったです。元気な赤ちゃんが授かりますように」とコメントされています。
五月晴れの中を乳母車を押すお姉ちゃんと赤ちゃんがとても可愛いです。元気が赤ちゃんが生まれることをお祈りしています。(館)
「わたしのおうちにもかわいいおにんぎょうあります」とコメントされていました。リボンさんはお人形がすきなんですね。丁寧に塗られています。(館)
「なつかしく、楽しんでしまいました。感謝です」きいちの名前がついた短冊にも”ありがとう”と書かれていました。ぬいぐるみがフワフワしています。タイツの柄も網目風でお洒落です。(館)
ぬりえ美術館の並びにあります大門小学校の5年1組の生徒さんが荒川区に関係することを調べて壁新聞を作成する機会があり、2班の春木さん、伊藤さん、杉山さん、飯泉さん、大貫さんの5人がぬりえ美術館を調査に来てくれました。
その後、出来上がった壁新聞を担任の近藤先生と一緒に、貼ってくださいと持ってきてくれました。
2班の皆様、ぬりえ美術館を調べてくれて、ありがとうございました。
尚、壁新聞は5月末までご紹介しています。
オレンジのマフラーとセーター、緑のスカート、そしてピンクの靴下。
こんなにカラフルな服装だったら、元気いっぱい。寒さなんてへっちゃらですね!(小)
日傘のひまわり、鞠の柄まで、細かい柄まで色を工夫して塗っていますね。
また、少女の赤い口紅が全体を引き締めているようです(小)
『海外ぬりえ』 研究室 No.43 今月は、ベトナムです。
今月はベトナムのぬりえをご紹介いたします。前回は2013年11月にご紹介しています。
ベトナムぬりえ本の1冊目は、子どもの遊びをとりあげた本です。
左ページには、その遊びの解説と思われる文章があり、右ページにちょっと素朴なイラストのぬりえが
描かれています。本の中には、これらの遊びと同じ絵のシールがあり、このシールを色見本としてぬりえをしていくようです。手と手を引っ張りあったり、綱引きをしたり、子どもの遊びはどこでも似たような遊びがあるようですね。
それらの鳥や昆虫が、人間のように何かをしている様子を描いているのが面白いですね。
ぬりえのページには、点線で四角が書かれていますので、この本にも1冊目と同様についているシールをここに貼って、シールの色を色見本として色を塗っていくものと思われます。
この本はシリーズ化されて、動物、魚、昆虫、車など12種類ものぬりえが販売されています。ぬりえとすぐに分かるように、それぞれのテーマの動物や魚などが、絵筆を握ったり、色鉛筆などの画材を持っている様子が表紙になっています。
ベトナムでは、1960年代から70年代半ばにかけてベトナム戦争がありましたので、親の世代では、ぬりえをしたことがないという人たちもいます。社会情勢が厳しい国では、ぬりえをすることができないこともあるのです。
なんでもない子どもの遊びのぬりえですが、ぬりえは平和であるからできる、平和の象徴かもしれませんね。
来月もまた海外のぬりえをご紹介していきます。
人気のきいちのぬりえ本 ベスト3
きいちの大判ぬりえは、14種類発売されていますが、ぬりえ美術館で人気の大判ぬりえは、
1.秋冬編、2.仲良し編、3.お食事編 です。
是非、手にとってご覧くださいませ。
『しんぶん』
年代:昭和30年代
作者:きいち
大きな新聞を広げて、読む少女。小学生でも新聞を読んで、クラスの中で
発表をしたりしたものです。
小さいころから新聞に慣れていくのは大切なことですね。
展示室のご案内
●きいち没後10年「ありがとう忘れない」 第1弾を開催しています。(5月まで)
●館内にはぬりえ体験コーナーがあり、自由にぬりえを塗って楽しんでいただけます。
今年のゴールデンウィークは、連続5日間。もし4月29日の昭和の日から5月10日までお休みがとれた場合、12日間の長~い休暇となります。5月のお休みにあれもしたい、これもしたいと楽しみが一杯ですね。
ぬりえのこころ -今月の一枚-
館内に入ってスグ目に留まるぬりえは、その時々の季節のものやテーマを設けて月毎に展示しています。このコーナーでは、月替わりのエントランスのぬりえから1枚を選んでご紹介します。
タイトル:ひだのこまかいスカート
作 者:きいち
年 代:昭和30年代
5月のエントランスは、みんなリボンをつけていたをテーマにぬりえを展示しています。
きいちのぬいえの少女は、皆頭に大きなリボンをつけています。二つ付けている少女も描かれています。
リボンでさえ、昭和20~30年代にはちょっと高価なものだったのです。その憧れをぬりえの中で少女の心を満たしてくれる様に、大きなリボンを必ず描いてくれていました。
当時町には小間物屋さんと呼ばれる店があり、化粧品や袋物、アクセサリーなどと一緒にリボンの飾り棚があり、リボンが売られていました。細い幅から広い幅のもの等いろいろありましたが、幅の広いリボンは高級品です。ベルベットのような生地や絹のツルツル輝くような様々な素材のリボンがありました。髪につけなくても、美しいのでリボンを見ているのは、とても楽しいものでした。
1960年代、中学生になると三つ編みした髪に細いリボンを付けていました。三つ編み少女はだれもがリボンを付けていた時代でした。
その後小間物屋さんが無くなっていき、近所の店でリボンを見ることも無くなりました。
洋裁をなさる人向けに、日暮里の繊維街のような所にリボンの専門店があるのかもしれません。
今ぬりえ美術館の「大人のぬりえサロン」では、デコぬりえ®というものを作っています。そのデコの材料のために、頻繁にリボンを探しに行きます。スパンコールの入ったものや金糸、銀糸の入ったもの、様々なリボンをデコぬりえ®のために用意します。
子どもの頃に買えなかった思いを、今大人買いをして晴らしているのかもしれませんが、いつになっても美しいものを見ているのは楽しいものです。
皆さまも子どもの頃はリボンをつけていましたか。(館)